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zoom RSS ※“スター・ウォーズ”シリーズについての雑感

<<   作成日時 : 2005/07/22 05:37   >>

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10日以上に亘って“スターウォーズ”シリーズで楽しむことができました.
もっとも,“エピソードW”(新たな希望)が劇場公開されたときから考えれば,27年間に亘ってジョージ・ルーカス監督に楽しませてもらったことになります.

このシリーズがここまで愛され続けた大きな理由のひとつは,冒頭に宇宙空間を文章が流れ,その後,帝国軍の巨大な宇宙巡航艦の全容が徐々に映し出される映像とジョン・ウィリアムズの壮大感溢れるテーマ曲の組合わせがみんなの心を掴んだためと思います.
このシーンに限らず,ジョン・ウィリアムズはこのシリーズを音楽によって非常に魅力的なものにしたのではないでしょうか?

このシリーズでジョージ・ルーカスは一貫して映像と音にこだわり続けました.
彼の映画史上における功績として,特撮技術,音響効果が良く取り挙げられます.
“エピソードV”(シスの復讐)では完全デジタル化を成し遂げたことも,今後,彼の功績として語り継がれていくのでしょう.
そのほかにも,映画の興行権やキャラクターの商品化権に関して,映画製作会社が巨大メジャー資本に対して有利になるような仕組みを作ったことも彼の功績です.
それによって,このシリーズが前3部作(エピソードW〜Y)で終了することなく,新3部作(エピソードT〜V)まで続けられたのだと思います.

さて,映画の内容についてですが・・・
エピソードT〜Yまでの記事でも触れましたが,20年以上の年月の間に,ジョージ・ルーカスの訴えたいものの方向性が変化したという印象を持ちました.
前3部作では,観客が心から楽しめる,愉快で,陽気な気分になれる娯楽映画を目指していたと思います.
そして,映像にスリルとスピード感を与えることに情熱を燃やしていたではないでしょうか.
前3部作のそれぞれの印象は,“エピソードW”はわくわくする映画,“エピソードX”(帝国の逆襲)はコミカルで陽気な映画,“エピソードY”(ジェダイの帰還)はスピード感のあるスリリングな映画です.

それが,新3部作になると,映画のストーリーそのものに変化が生じます.
前3部作でルークと対決したアナキンことダースベーダーに新3部作では意味を持たせようとします.
なぜ,アナキンはダースベーダーになったのか?
それはアナキンの内面に渦巻いた苦悩の末によるものとし,アナキンの苦悩を映像化することに固執したストーリーとなりました.
また,陽気さ,コミカルさより,気品,風格を漂わせようと努めたような印象を与えます.
それが“エピソードU”(クローンの攻撃)では見事に失敗したと感じました.
私は,はじめ“エピソードU”をレンタルして暇つぶしに見たとき,ほとんど何も印象に残りませんでした.
新3部作のそれぞれの印象は,“エピソードT”(ファントム・メナス)はアナキン少年も戦争シーンもかわいい映画,“エピソードU”は稚拙なラブストーリーで気恥ずかしくなる映画,“エピソードV”は全てを出し尽くした迫力満点の映画,という感じでしょうか.

このシリーズで印象に残るシーンは何だったかを整理してみると,
“エピソードT”ではアナキン少年が母親と別れるシーン,ダース・モールとクワイ=ガンの決闘シーンでしょうか.この2人の対決でのダース・モールの姿は迫力があるばかりでなく,非常に美しく感じました.
“エピソードU”では,共和国の首都コルサントの夜を背景にしたカーチェイスが印象に残りました.パドメを襲った刺客をオビ=ワンとアナキンで追いかけるのですが,そのスピード感,映像の斬新さが印象的でした.
“エピソードV”では,冒頭の大気圏上空で繰り広げられた分離主義者たちと共和国軍の壮絶な戦闘シーン,惑星ムスタファーでのアナキンとオビ=ワンとの死闘が印象に残ります.
どちらもこれ以上迫力あるシーンは撮影できない,と感じられるものでした.
“エピソードW”では,冒頭シーンとデス・スターを戦闘機で攻撃するシーンが印象的です.
デス・スターへの攻撃シーンは,戦闘機の中の人間の表情が戦闘シーンの臨場感を上手く盛り上げていました.
“エピソードX”では特に迫力のある戦闘シーンはありませんでしたが,ルークとヨーダの出会いのシーンは非常にコミカルで楽しめました.
“エピソードY”では,美しい森の中を駆け巡るエアー・スクーター?のスピード感が抜群でした.
また,ファルコン号が,爆発していくデス・スターから間一髪で脱出するシーンはまさに手に汗を握るシーンでした.

このシリーズでは多くのキャラクターが活躍しました.
何と言ってもにR2-D2とC-3POの凸凹ドロイドコンビでしょう.彼らは全編にわたって活躍します.
ただし,エピソードVではひょうきんなR2-D2が強く頼りによるドロイドとして活躍するのに対して,C-3POの出番はほとんどなく2人のコミカルなシーンが観られなかったことが残念です.
次に活躍するのはマスター・ヨーダでしょう.ヨーダは前3部作とエピソードTでは人形でしたが,エピソードU,VではCGになりました.
“エピソードY”ではヨーダの表情をアップにしたシーンがかなり続くのですが,やはり人形だな,と強く感じました.
また,“エピソードU”のときはCG技術とはこんなものか,人形にあったぬくもりすらなく,決闘シーンは幼稚で迫力が感じられませんでした.
ところが,“エピソードV”では人の表情にひけを取らないくらいヨーダの表情が豊かになり,決闘シーンも迫力のあるものになりました.
これがCG技術の進歩なのでしょうね.
その他には,チューバッカがなかなか良いキャラクターでした.“エピソードX”では愛嬌のあるところを見せてくれました.
“エピソードV”では,チューバッカがいっぱい出てきます.
ウーキー族がたくさん出てきたのですが,私にはチューバッカがたくさん出てきたように感じられうれしくなりました.
“エピソードV”での巨大トカゲのような生物バラクティルも愛嬌があって好きです.

最後にシリーズに出演した俳優についての感想です.
前3部作での主人公ルーク役をマーク・ハミル,レイア姫をキャリー・フィッシャーが演じました.
しかし,前3部作ではハン・ソロ役を演じたハリソン・フォードが最も魅力的でした.
あと,オビ=ワン役を演じたアレック・ギネスが良い味を出していました.
新3部作では,アナキンの少年時代をジェイク・ロイドが,青年に成長してからはヘイデン・クリステンセンが演じました.
ジェイク・ロイドは口を噛みしめたときの表情がかわいらしい子役でした.
ヘイデン・クリステンセンは“エピソードU”に比べて“エピソードV”では演技が実に上手くなったと感じました.
また,アナキンの妻パドメ=アミダラ役はナタリー・ポートマンが演じました.
彼女は“エピソードT”のときは可愛らしい感じでしたが,“エピソードV”ではきれいな女優になりました.
演技も“エピソードT”から回を重ねる毎に良くなったと思います
“エピソードV”において目についたのは,何と言ってもオピ=ワン役を演じたユアン・マクレガーです.
彼の演技は実に素晴らしいものでした(エピソードT,Uでの印象は弱い).
彼の演じるオビ=ワンがスクリーンに登場するだけでシーンが生き生きしたものになります.
彼の演技は,格好良さや躍動感があるばかりでなく,豊かな表情とユーモラス感が漂う,実に厚みのあるものでした.
今後の活躍が非常に楽しみです.

今年は,洋画も邦画も大作が目白押しの感があります.
洋画では,「宇宙戦争」,「スター・ウォーズ」,「アイランド」など・・・,邦画では春先の「ローレライ」に始まり「戦国自衛隊1549」,「亡国のイージス」」等々です.
でも,ハリウッドの映画業界はかげりが見え始めているそうです.
今年ヒットした作品は「スター・ウォーズ」だけで,他の大作はぼろぼろらしいのです.
現在の映画での資金回収は,劇場公開で15%,DVDなどで85%と言われています.
このままだと大作が製作されるのも,ここ数年かもしれませんね.
今後CG技術とデジタル技術がますます活用されることになるのでしょう.
将来のことは判りませんが,“スターウォーズ”シリーズの最終作品は絶妙な時期に作られたのかもしれませんね.

“スター・ウォーズ”シリーズの鑑賞は取りあえず終わりです.
これからは,今までどおりにマイペースで映画を見て,時間の許す範囲で記事を書いていこうと思います.
【dshu echo】

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「※“スター・ウォーズ”シリーズについての雑感」について 特にまとまったことは書きません。ホントに思いつくまま雑感です。 ...続きを見る
忘月忘日
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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは

私も監督はラブストーリーは得意じゃないな、って思いました。(^^*)
でも、
エピソード4〜6では圧倒的に男性ファンが多かったのに、
1〜3でずいぶん女性ファンが増えたそうですね。
ヘイデン・クリステンセンやユアン・マクレガーの
おかげでしょうか。
私的には、マークハミルとハリソンフォードの方が
良かったですけど・・。(・-・*)
先日見た3では、最後なのでパンフレット買いました。
(久しぶりに)

スターウォーズ、本当に良かったです。

ことの
2005/07/23 00:02
ことのさん
コメントありがとうございます.
昔,ジョージ・ルーカス監督の「アメリカン・グラフィティ」を観ました.
恋愛を描いた青春映画で,結構,楽しい雰囲気の映画だったと記憶しています.
それに比べて,新3部作の恋愛シーンは,型に押し込んだような感じでなんとなく息が詰まるような気がしました.

ハリソン・フォードはめっきり老けた感じはしますが,結構,活躍してますね.
マーク・ハミルは現在どうしているのでしょうね.
「アメリカン・グラフィティ」にもハリソン・フォードが出ていたらしいです.あまり格好良くない役で・・・

また,遊びに来てくださいね.
dshu echo
2005/07/23 12:09
こんばんわ〜
映画 あまり観る人でないので(´・ω・`;A汗汗
2人の高度な会話についていかなかったりも・・・
しています 
今日は 私の自己満足なブログに来てくれてありがとうございます
 もし よければ。。。リンクしてもいいですか?
野沢菜っ葉
2005/07/23 23:41
野沢菜っ葉さん
こんばんは
つたない文章ですが,それでよろしければ,
是非,リンクしてください.

また,遊びにきてくださいね.
私も遊びに行きます.
dshu echo
2005/07/24 01:09
遊びに来てくれてありがとう^^
調度休んでいたので すみません
ちょっぴり元気になったので 
覗きにきますね 
野沢菜っ葉
2005/07/26 19:16
野沢菜っ葉ちゃん
元気になってなりよりです.
人生なるようになれ! の精神で行きましょう.
私なんて悩んでいたら,おそらく,もうこの世にいないかもしれませんよ.
悩みがあるときには,とにかく寝ることにしています.
dshu echo
2005/07/28 18:04

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