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zoom RSS ☆「サマータイムマシン・ブルース」メモ

<<   作成日時 : 2006/05/21 12:34   >>

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製作年度/ 2005年
製作国/ 日本
上映時間/ 107分
監督/ 本広克行
製作/ 本広克行
原作/ 上田誠
脚本/ 上田誠
音楽/ HALFBY
出演/ 瑛太 、上野樹里 、与座嘉秋 、川岡大次郎 、ムロツヨシ 、佐々木蔵之助
【DVD】
++++++++++
”踊る大走査線”シリーズの本広克行監督が,京都の劇団「ヨーロッパ企画」の舞台劇「サマータイムマシン・ブルース2003」を映画化した作品.
内容は,タイトルのまんま,或る“サマータイム”に突如現れた“タイムマシン”を巡るお話.あとは,なぜかブルース?

物語は香川県のある大学のグラウンド.
炎天下の中,5人の学生たちがへたくそな野球をしています.
彼らは“SF研究会”のメンバー.といっても,することがないからSF研究会に在籍し,部室を溜まり場にしている様子.
その部屋の奥にあるのは女性部員2名だけのカメラ・クラブの暗室.彼らはそこの女性たちに頼まれて撮影の被写体になるべく野球をしていたのでした.
撮影終了後,研究会の部室に戻ると,彼らは洗面道具をもって町の銭湯へ直行.
そこでちょっとしたトラブルはあったものの汗を洗い流し,夜にはまだ時間があるので,当然のごとく自分たちの部室へ戻ります.
ただし,部員の一人,甲本は,みんなと別行動で用事を済ませてあとから部室へ到着.
戻ってみるとみんなの様子が変なので甲本が戸惑いを感じているとき,他の部員が手にしていたチューブ入りアイスが原因となり,大切なクーラーのリモコンが壊れてしまう.

翌日,猛暑に悩む研究会の面々は,部屋の隅にある奇妙な装置を発見.
“タイムマシンかもしれない”ということになり,はしゃぎながら試しに乗ってレバーをひいた瞬間,激しい光とともに装置が消える.
「ホンモノ!?」,「すげえ!」と盛り上がる部員たち.
「タイムスリップといえば原始時代だって!」,「ジュラ紀も捨てがたいぞ(^o^)」
「オレ,もう1回中3からやり直そうかな〜(^^)v」
「そんな機械じゃないから(^^);」,「中3に戻れるとかじゃないからね〜」
「・・・今,化石で見つかったりして,あはははっ」
(一同)「・・・・」
とりあえず,マシンで前日に戻り,壊れる前のリモコンを取ってくることになるのですが・・・

SF研修会の顧問ホセの“タイムマシンがあったとして過去を変えたら,全てが消える”との説明を契機に,ことの重大さに気づき,男女7名+1名が繰り広げるドタバタ青春SFコメディ.
過去を変えてはいけないというルールの中で,なんとか辻褄を合わせようと,悪戦苦闘する姿をコミカルに描いています.そして,最初に張られた伏線と論理的にストーリーが展開されているようで,どこかおかしいとろがこの映画の見どころ.

タイムマシンという凄いものを手にしながら,空間的にはSF研究会の部室とその近所しか移動せず,時間軸は最大で25年後と99年前,あとはほとんど昨日と今日を行ったり来たり.
ハリウッドのSF大作の向こうを張って,スケールの小ささで勝負するSF小作.

途中からの本広監督作品らしいスピーディーでテンポの良い流れ,近所,現在&過去をちょこちょこと駆け巡るシーンの生き生きとした描写はさすが.それに,オーバー気味な会話とテンポを崩す緩くてぬるいギャグが絶妙にバランスして,なかなかユニークな作品です.
この映画の脚本を担当したのは,ヨーロッパ企画の上田誠.彼の十分に良く練られた脚本は,この映画の複雑なプロットを非常に判りやすいものにしています.

”踊る大捜査線”シリーズでメジャーになってしまった本広監督.
それに対してヨーロッパ企画は2000年に同志社大学の学生達が立ち上げたまだ日の浅い劇団.主催者の上田ですらこの映画の脚本を担当したときは25歳の若さ.本広監督と組めることにうれしさを感じる反面,脚本作りには相当苦労したのではないでしょうか.
そして,本広監督は,彼らの若い力を借りながら,自主映画を製作する気分で楽しみながらこの映画を作ったに違いありません.
監督の出身地である香川県ののどかな風景は,映画全体にノスタルジー感を出しているだけでなく,監督自身のタイムスリップだったのでしょうね・・・


サマータイムマシン・ブルース@映画生活

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
時間テーマのSFも好きなので、これ観たいなと思ってました.おもしろそうですね.
時間SFで好きなのは筒井康隆の「笑うな」ですネ.2人の男がただ爆笑するだけの8ページのショートSFなんですが、ある意味究極の時間SFとも言えます.
さて、なぜブルースかというと、「SummertimeBlues」というロックの名曲をもじっているのかな、と思うのですが、どうかな? 有名な曲なのでいろんな人がカバーしてるけど、あたしゃザ・フーのしか聴いたことないです.
ちなみに渡辺美里の同名曲とは全然別です.
トースケ
2006/05/21 13:53
そうそう、このスケールの小ささがミソですよね、この映画 (^^)
個人的には脱力系のギャグがイマイチだったのですが、本題に入るまでのちょっとミステリアスな雰囲気とかも楽しめました。
ストーリーには大きな破綻がないのですが、「何か変だなぁ〜」と思ってしまいます。
その矛盾を目くじら立てて追求しようと思わせない、“ぬるさ”が映画の持ち味ですね (^^)

トースケさん、「サマータイム・ブルース」のオリジナルはエディ・コクランですね。
やっぱり、フーのカバーが一番有名なんでしょうかね。
映画はこの曲をもじっただけで無関係のようです。
でも、このタイトルだったから自分も見てみようと思ったわけですから、良いタイトルなんじゃないでしょうか (^^;;
タラララ
2006/05/21 18:25
トースケさん,こんばんは
筒井康隆・・・
かなり昔に読んだきりなもので・・・すぐ題名が浮かぶのは,「ホンキイ・トンク」「にぎやかな未来」「48億の妄想」「ウィークエンド・シャッフル」あたりかな〜♪
でもね,嵌っていた時期以降でも,単発で「メタモルフォセス群島」「俗物図鑑」「富豪刑事」を読みました!
「富豪刑事」は,深キョン主演でTVになってビックリ(^^);

“タイムスリップ”+“筒井康隆”+“映画”といえば,大林監督の尾道三部作のひとつ「時をかける少女」
原田知世がかわいかったな〜(^^)v

ところで知ってました(・・?)
その後,角川春樹監督で「時をかける少女」はリメイクされているのですよ.
観る気にならないな〜(^^);
しゅー
2006/05/21 22:13
タラララさん,こんばんは
メモを書いてアップした後,タラララさんのこの映画の記事を読んだのですよ〜
そしたら,ずいぶんと似ているという印象.こんなはずではなかったのに・・・(^^);

本広監督は好きな監督の一人です.
彼の人の動きの描写が好きでして,「踊る大走査線 THE MOVIE」はもちろんとして,「タイム・トラベラーズ」&あまり評判の良くない「サトラレ」も好きでした.
彼は,映像のテンポは良いのですが,意外と脱力系のギャグが好きなようですよ!
まだメジャーになる前の「友子の場合」のギャクも結講,脱力系でした♪
しゅー
2006/05/21 22:29
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
先日はご訪問いただき おおきにでした
おかげさまで 負傷中です (。-_-。 )ノハイ

・・・まだ おきとるやろ(・_・?)

いらん“〆(^∇゚*)カキコ♪でした〜
ほにゃ〜
ジジ黒一
2006/05/25 02:03
こんにちは!
>おかげさまで 負傷中です (。-_-。 )ノハイ
う〜ん,またですかいっ,旦那っ(^^);
注意一病,怪我一生・・・(・・?)
今年は黒一さんの厄年ですかいっ!
御曹司もいることですし,ご自愛してくださいねっ♪
しゅー
2006/05/25 12:48
注意一秒 毛がいっぱい・・・
もじゃ〜 もじゃ〜 (∴`┏ω┓´)/コラァー!!

( ̄~ ̄;) ウーン 天中殺 か 大喝采(・・∂) アレ?

今月は映画の作品を DVDで でも観たい・・・
お安いところで 何がええんかな〜
やっぱ 『ハウル』かなぁ ( ̄~ ̄;) ウーン
ジジ黒一
2006/05/25 21:54
こんばんは
>注意一秒 毛がいっぱい・・・もじゃ〜 もじゃ〜 
やられた!脱帽・・・座布団1000枚(くずれるって!)

>お安いところで 何がええんかな〜
>やっぱ 『ハウル』かなぁ ( ̄~ ̄;) ウーン
DVDは飼わないのでよく判らないけど,ハウルは高いのでは・・・(・・?)
アニメだと“クレヨンしんちゃん”はいかが〜
嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲・・・
最近,タラララさんも嵌っていましたよ〜♪
しゅー
2006/05/26 02:35
お呼びですか?
しっかりと「クレヨンしんちゃん」に嵌りましたぞ (^^)
一緒に「ミセス・ダウト」も借りてきましたが、こちらも面白かったですよ〜。
タラララ
2006/05/26 13:00
子供には 見せたくないアニメ ベスト1の
あの クレヨンしんちゃんですな・・・(・_・?)
結構 映画にもなってるようで 長編と言うべきか
1970年の万博のネタものが あったと思うけど
なんか 画面が懐かしいばっかりで もう 涙もの
っちゅう 記憶がありましたが

確かあの頃は 当家の御曹司も 小さかったので
ヽ(^〜^ )ノ ハテ? こんなの観て 面白いか(・_・?)
っとも 思いましたね〜

私は楽しめたけどね

(・_・D フムフム クレヨンしんちゃん っと
黒一
2006/05/26 23:29
タラララさん,お越しやす(^o^)
ランプから呼び出してしまったようですねっ・・・ゴシゴシ!
ミセス・ダクト・・・
当ブログを参考にしていただきありがとうございます(^^)v
しゅー
2006/05/27 00:36
黒一さん,ピンポーンです♪
“嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲”は,1970年の万博のネタものです!
こんにちは,こんにちは,西の国から〜
こんにちは,こんにちは,東の国から・・・

あと,一色まことの「花田少年史」がおすすめアニメなのですが・・・
こちらは,ビデオはあるものの,どうもDVDにはなってないようです(^^);
しゅー
2006/05/27 00:48
黒一さん,訂正です!
「花田少年史」のDVD,ありました.
でも高いです.6000円します・・・(^^);
しゅー
2006/05/27 01:01
花田少年史・・・

あの花田少年か(・_・?)
一色まこと かぁ〜(・_・D フムフム
黒一
2006/05/28 02:31
「花田少年」って、後に相撲取りになって、その後も何かとお騒がせな兄弟のことですよね。
え? 違うの?
タラララ
2006/05/28 12:53
黒一さん&タラララさん,こんばんは!
>あの花田少年か(・_・?)
>「花田少年」って、後に相撲取りになって、
もしかして,若花田&貴花田・・・・(^^);
え〜,この物語はフィクションです.そんな野暮な人物は登場しません.
もともとは,深夜に放送されたものをビデオ(DVD)化したものです.
わたしの場合は,何話かTVで観て,その後,レンタル屋さんで見つけて全て観て,さらに一部はもう一回観た,というかなり嵌ったアニメです.

一色まことは,わたしの好きな漫画家の一人・・・
現在連載中の「ピアノの森」はコミック本を全巻持っています(^^)v
しゅー
2006/05/28 20:00

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