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zoom RSS ☆「シャレード」メモ

<<   作成日時 : 2006/07/09 09:34   >>

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Charade
製作年度/ 1963年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 113分
監督/ スタンリー・ドーネン
製作総指揮/ −
原作/ ピーター・ストーン 、マルク・ベーム
脚本/ ピーター・ストーン
音楽/ ヘンリー・マンシーニ
出演/ オードリー・ヘプバーン 、ケイリー・グラント 、ウォルター・マッソー 、ジェームズ・コバーン 、ジョージ・ケネディ
【DVD】
++++++++++
「シャレード」はオードリー・ヘプバーンとケイリー・グラントが競演した有名な作品.
しかし,子供のころに観たせいか,曖昧な記憶しか残っていません.そして,意味も知らないのに洒落たタイトルの映画だと,ずっと思い続けてきた作品です.

高級リゾート地メジェーブのスキー場では,オードリー・ヘプバーン演じるレジーナ・ランバートが親友と深刻な話をしています.それは夫チャールズには秘密があり,不安で離婚しようと決意したという内容.そんな状態にも関わらず,目の前にケイリー・グラント扮するピーターと名乗る中年紳士が現れると,とたんに彼を気に入ってしまいます.
一方,パリ郊外では,何者かによって走る列車から男の死体が投げ落とされます.その死体こそレジーナの夫,チャールズでした.
パリに戻ってきたレジーナは,警察から事情聴取のために呼ばれます.そして,彼のかばんとその中の財布,切手の貼られた彼女宛の手紙等を遺品として渡されます.
途方に暮れている彼女のもとに,スキー場で出会ったピーターが,新聞で事件を知り心配になった,と訪ねてきます.誰も呼んでいない葬儀には怪しげな3人の男が参列.
そんな折,アメリカ大使館の財務官より,彼女の夫は大戦中,仲間と謀って25万ドルの軍資金を横領したことを知らされます.
怪しげな3人の男たちは彼女の夫の横領仲間.25万ドルを自分たちに渡すようレジーナを脅します.ピーターの行動も怪しげで,彼女にとって敵か見方か判りません.25万ドルはどこに消えたのか.そして彼女の夫は誰に殺されたのか.何も判らぬ状況の中,3人の男の一人が何ものかの手により殺されます・・・

“シャレード”とは,ジェスチャーから隠された言葉を当てる,言葉遊びのゲーム.映画の内容にぴったりのタイトルでした.
はじめは全てが謎でした.それらの謎が少しずつ解き明かされていきます.しかし,話の展開は二転三転し,最後まで観る人の興味を尽きさせない映画です.美しい未亡人の不安と恐怖を描いたサスペンスなのですが,雰囲気はラブ・コメディ.
フランスを代表するデザイナー,ジバンシーの手による最新のファッションとパリの雰囲気,知的で闊達な女優オードリー・ヘプバーン,そして,ヘンリー・マンシーニの素敵な音楽,当時の若い女性が気に入りそうなトレンディな映画だったのだろうと想像されます.
しかし,今となっては,オープニングのタイトル・バックもジバンシーのファッションも非常に古臭い感じだし,ストーリーの設定もかなり甘い印象を受けます.

それでも,いまだに,この映画が名作として私たちの印象に残るのは,ウィットに富む演出とヘンリー・マンシーニの怪しくも美しいテーマ曲“シャレード”の醸し出す雰囲気によるところが大きいように思われました.

オードリー・ヘプバーン.この映画の時,既に30歳代半ば.さすがに妖精と呼ばれた「ローマの休日」での清楚なイメージはありません.この映画での彼女は,ヨーロッパの香りとアメリカ的な部分が同居し,知的でキュートな大人の女性の魅力を感じさせる女優でした.そして現代的で明るく行動的な雰囲気が,男性ばかりでなく世界中の女性からも好感を持たれたのでしょうね.

一方のケイリー・グランドは,当時,もう60歳近くの年齢.いくらダンディな中年紳士といえ,30代中ごろの女性が積極的にアプローチするにはちょっと違和感を感じます.それでも,さすがに大スターであり,ロマンティックなムード,コミカルさ,怪しげな雰囲気,彼の演技は自由自在であり,映画の雰囲気も彼の演技のさじ加減で変わります.

脇役陣に目を向けると,なかなか興味深いメンバーで固めています.ウォルター・マッソー,ジェームズ・コバーンそしてジョージ・ケネディ.いずれも,後にアメリカを代表する俳優として活躍します.この映画の時はまだ若い彼らですが,それでも独特の個性を放っていました.

「シャレード」は,オードリー・ヘプバーン主演の作品中でも,特に「ローマの休日」とともに彼女の代表作と称される映画.マンシーニの音楽,二転三転するストーリーと洒落たムードが評価されているのでしょう.次に観るのは「ローマの休日」での清楚でキュートなオードリー・ヘプバーンかな・・・


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コメント(22件)

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ラブコメ・サスペンス(?)の傑作ですよね。
初めて見た時は二転三転するストーリーの面白さに目がいきますが、繰り返しの鑑賞に耐えられるということは他の部分もしっかり作られているからでしょうね。
自分も3回ぐらい見ています (^^)

ちなみにジョナサン・デミ監督のリメイクは、かな〜りイマイチでした。
本家とは無関係のファラ・フォーセット主演「シャレード'79」もイマイチでした。
オードリー主演作のリメイクは「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「シャレード」と全て轟沈しています (-_-)
タラララ
2006/07/09 14:12
タラララさん,お久しぶりです♪
さっそく,コメントありがとうございます(^^)v

>自分も3回ぐらい見ています (^^)
この映画は,タラララさんの大好きな「雨に唄えば」のスタンリー・ドーネン監督の作品ですからねっ(^o^)

オードリー主演作のリメイクでは,シドニー・ポラックの「サブリナ」を観ています.
確かに冴えない映画でした.特に,ハリソン・フォードにぜんぜん魅力を感じませんでした(^^);

ファラ・フォーセット(=メジャーズ)・・・
彼女は,「シャレード79」の頃はセクシーでしたね.
でも,オードリーとはだいぶタイプの違う女優さんでした.
彼女は,今はどうしてるのだろう(・・?)
しゅー
2006/07/09 16:10
ファラ・フォーセット、1947年生まれなので来年は還暦ですよ!
何か自分も物凄く年寄りになった気分です (+_+)
タラララ
2006/07/09 18:26
タラララさん,こんばんは!
リー・メジャースつながりで,リンゼイ・ワグナーはどうだろうと調べてしまいました!
彼女は1949年生まれ.当時,私たちが10代の頃に活躍した女優さんは,もう還暦なのですね・・・(^^);
まあ,考えてみれば,アメリカの女優さんは20代後半から30代中頃までが,もっとも魅力的な年代のようですから,当然といえば,当然なんですけどね・・・
しゅー
2006/07/09 19:40
こんばんは、しゅーさん。
おひさです。
「シャレード」はあまり記憶がないです。
ファラ・フォーセットの「シャレード79」は聞いたことありますが・・
リンゼイ・ワグナーといえば「バイオニック・ジェミー」ですね。
TVで昔見てましたねぇ〜
おもしろかったです。
ドラッカー
2006/07/09 21:01
母がオードリー・ヘプバーンの写真集を持っていた事があって、
シャレードのタイトルは知っていましたが、
私は「ローマの休日」のヘプバーンしか知らなかったので
その役柄が意外でした。ジェームズコバーンが出演しているの
ですか〜。この俳優さんは大脱走と荒野の七人を見て
良いなあ〜って思っていました(*^_^*)
確か「天使にラブソング2」に出ていて、
随分年をとられたなあ・・てビックリでした。
炒りたまご
2006/07/10 14:59
この映画の題名は知っていますが
観た事はありません。
オードリーの映画は「ローマの休日」しか
観ていません^^:
野沢菜っ葉。
2006/07/10 17:19
ヘプバーンの映画に釣られて、訪問しました。
永遠の妖精、オードリー・ヘプバーンの作品は全て観ました。
ビデオもほとんど持ってます。
「シャレード」は、ラブ・サスペンス・コメディ?って感じですね。
音楽がいいです、あとは、ヘプバーンのファッションね。
ヘプバーンの作品では「ローマの休日」「麗しのサプリナ」ヘプバーンのファッション・・・特に、サブリナパンツが似合ってましたね。
「お洒落泥棒」サングラスがかっこいい!
「マイ・フェア・レディ」「ティファニーで朝食を」・・・好きな作品です。
「緑の館」は駄作でしたが。
「尼僧物語」「戦争と平和」「暗くなるまで待って」って・・・きりがないぞ。
mick
2006/07/10 17:41
ドラッカーさん,こんばんは!
「600万ドルの男」&「バイオニック・ジェミー」がお気に入りでした♪
今見たら、多分、しょぼいかもしれませんが・・・(^o^)

さて、「600万ドルの男」の主演がリー・メジャーズ.
「バイオニック・ジェミー」がリンゼイ・ワグナー.
リー・メジャーズはファラ・フォーセット=メジャーズの元旦那.
なので,ファラ・フォーセットからリンゼイ・ワグナーを連想してしまいました!

自分は,リンゼイ・ワグナーの下敷きを持っていました♪
ドラッカーさん,羨ましいでしょう(^^)v
しゅー
2006/07/10 20:53
炒りたまごさん,こんばんは!
ジェームズ・コバーン
2002年になくなられました・・・
「大脱走」と「荒野の七人」での彼は、足が長くて格好よかったですよね〜♪
「天使にラブソング2」は未見なのでわかりませんが、出演していたのですか(カメオかな)?
自分は、「戦争のはらわた」での彼が最も強く印象に残っています.

アメリカでは,「ローマの休日」よりも「シャレード」の方が,認知度が高いようです!
しゅー
2006/07/10 21:06
菜っ葉ちゃん,こんばんは!
菜っ葉ちゃんも「ローマの休日」は観ているのですね♪
でも,彼女の作品でもっともヒットしたのは,「ローマの休日」でも,「ティファニーで朝食を」でも,「マイ・フェア・レディ」でもなく,この「シャレード」のようです.
「シャレード」は,古臭い感じはするものの,かなり楽しめると思いますよっ!
しゅー
2006/07/10 21:21
ミックさん,こんばんは!
わぁ〜,脱帽です(^^);
あと主だったところでは「昼下りの情事」,「パリの恋人」&「パリで一緒に」あたりでしょうか(・・?)

「ローマの休日」・・・
高校時代,映画館でリバイバルを観ました.
この映画は,7回ぐらい上映されているそうです.
私の高校時代というと,この映画が製作されてから約25年経過していますから,何回目のリバイバルなのだろう(・・?)

ラブ・サスペンス・コメディ?・・・
どうでも良いことなのですが,当時,”ロマンチック・コメディ・スリラー”という呼び方があったようですよっ♪
しゅー
2006/07/10 21:37
いや〜ん、オードリーの主要作品なら「いつも2人で」を忘れないで〜。
「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」と、この「いつも2人で」が個人的なオードリーのベスト3です (^_^)v
脇役でジャクリーン・ビセットが出ていて、この映画を見たトリュフォー監督が「アメリカの夜」に起用したのは有名なエピソードです。
確かに少しトウの立ったオードリーよりも、若いジャッキーの方が魅力的なんですけど (^^;;
タラララ
2006/07/10 22:27
こんにちは。
オードリーさんの作品は「ローマの休日」と
あと「暗くなるまで待って」しか知らないんですよ。
でも、とても大好きな女優さんです。
こちらの作品にジェームズ・コバーンさんが出てるんですね・・
一時期 彼のファンだったんですよん(ウフフ)

しゅーさん、いつもコメントありがとうございましゅ(*~_~*)
アリス
2006/07/11 12:26
タラララさん,忘れるもなにも・・・たぶん,未見です(^^);
なんと,監督がスタンリー・ドーネン,主演はオードリーとアルバート・フィニー.
そして助演がジャックリーン・ビゼットなのですねっ!
ジャックリーン・ビゼットはさぞかし綺麗だったでしょうね〜♪
しゅー
2006/07/12 19:55
アリスさん,こんばんは&こちらこそ♪
アリスさんも”コバーン”ファンだったのですか(・・?)
意外に女性のファンの方もいらっしゃるのですねっ!
男性ファンが中心の俳優さんかと思っていました(^o^)
しゅー
2006/07/12 19:58
「いつも2人で」は、ほとんどオードリーとアルバート・フィニー(名優!)の二人芝居なんです。
ジャッキーは1〜2分しか出演していないと思います (^^;;
でも、この時期のオードリーが20歳ぐらいの役を演じるのは、かなりトウが立っているので、余計にジャッキーの美しさが目立っています (^^)

倦怠期を迎えた中年夫婦の物語で、回想シーンが4〜5重構造になっています。
と書くと難しそうですが、ファッションや髪型、乗っている車などで区別出来るので、見ていて混乱することはないと思いますよ。
有名ではありませんが、マンシーニの音楽も素晴らしいです。
ぜひ、ご覧になって下さい。
タラララ
2006/07/13 12:18
タラララさん、こんばんは!
>回想シーンが4〜5重構造・・・
それは凄いですね♪
夢の階層構造と同じですか(・・?)
[{(悪夢を見た自分がいた)という悪夢を見た自分がいた}という悪夢を見た自分がいた]・・・
[彼女は{彼女は(彼女は過去を振り返った)過去を振り返った}過去を振り返った]・・・
しゅー
2006/07/13 21:03
あ〜、すいません。
「4〜5重構造」と書くと、そういう「メタ構造」みたいな意味になっちゃいますね (^^;;
そんな大袈裟なものではなく、回想シーンとして登場する時間が、10年前、8年前、5年前、3年前、1年前…というように、4〜5箇所あるのです。
回想シーンなんですが、それぞれの時間が同時に進行している…みたいな感じです。
最近の映画なら「バタフライ・エフェクト」に近いと言えば解りやすいでしょうか。
でも、タイム・スリップはしません (^_^)v
文章にすると小難しい映画のように思えますが、素敵なラブ・ストーリーですよ〜。
タラララ
2006/07/13 23:48
タラララさん,こんにちは!
バタフライ・エフェクト・・・
これもまだ観ていない映画です.
公開当時,観たい映画の候補のひとつだったのですが,結局,そのときは他の映画を観ました.
タラララさんの記事も読ませていただきました♪
しゅー
2006/07/15 08:14
コンチワm(__)m
オードリーの作品だったんですね。
オイラ未だ見てないや。ヘンリー・マンシーニの曲は、聞いたことがあったのですが………。
早速借りて、見てみよーっト( ^)o(^ )
オイシイ情報どうもダス_(._.)_
マーボウ
2007/01/11 13:41
マーボウさん,こんにちは&ようこそ♪
シャレード・・・
ダイハツの車ではなく,オードリー&グラント主演の映画です!
オードリーの訃報のとき,アメリカのマスコミは「ローマの休日」等ではなく,このシャレードを代表作として彼女の紹介をしたようですよっ(^o^)

マーボウさん,こちらでもよろしくねっ(^^)v
しゅー
2007/01/12 12:53

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