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zoom RSS ☆「キル・ビルVol.2」メモ

<<   作成日時 : 2006/08/26 01:50   >>

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Kill Bill: Vol.2
製作年度/ 2004年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 136分
監督/ クエンティン・タランティーノ
製作総指揮/ −
原作/ −
脚本/ クエンティン・タランティーノ
音楽/ RZA 、ロバート・ロドリゲス
出演/ ユマ・サーマン 、デヴィッド・キャラダイン 、ダリル・ハンナ 、マイケル・マドセン 、ゴードン・リュウ
【DVD】
++++++++++
「キル・ビル」に引き続きクエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビルVol.2」を観ました.別々に公開されたようですが,“Vol.2”まで観て,やっと1本の作品を見終えた気分です.

5人の仲間に復讐する女殺し屋ブライドの物語(の後編).
彼女のリストからは,すでにヴァニータ・グリーンとオーレン・イシイの名前は消されています.残るは,ビルの実弟でもあるバド(暗号名:サイドワインダー),片目にアイ・パッチをした女殺し屋エル・ドライバー(暗号名:カルフォルニア・マウンテン・スネーク),そしてボスであり恋人でもあったビルの3人・・・

ターゲットの三人目はビルの実弟バド.
かつての彼は日本刀使いの殺し屋でしたが,今は寂れたテキサスにあるクラブの用心棒で生計を立てていました.
ブライドはそんなバドを葬るべく彼の住まいであるトレーラーハウスに乗り込みます.ところが格闘することもなく待ち構えてたバドに捕らえられ,棺おけに入れられ生き埋めにされる.
棺おけの中でもがく彼女の脳裏では,まだ恋人だった頃のビルの想い出と中国拳法の達人パイ・メイの下で修行した記憶が甦る・・・

前作の日本を舞台とした劇画タッチの世界から,Vol.2ではテキサスの荒野やメキシコを舞台としたマカロニ・ウェスタン風の現実世界が展開します.
落ち着いたムード重視の演出と映像は,まったく別の映画を見ているようです.
良く練られたいくつかのエピソードは,前作では伏せられていた謎や登場人物たちの関係が明らかになるばかりでなく,彼らの人間像が丁寧に描かれていました.
とはいえ,登場人物はかなりデフォルメの利いた個性派揃いであり,リアルなアクション・シーンにも漫画チックな部分が見え隠れしています.

ブライド役のユマ・サーマンのうれしそうな笑顔とエル・ドライバー役のダリル・ハンナの憎々しげな表情が実に対照的.
Vol.2では随所にユマ・サーマンの笑顔が登場します.一方のダリル・ハンナの出番は多くはないものの,女殺し屋というだけでなく,非道で性格の悪い悪女を強烈にアピールして画面から姿を消す.
そんな二人が繰り広げるアクション・シーンは見応え十分.さらに,決着後のエルの無残な姿は非常に痛々しいものがありました.
この作品の演出には派手さありませんが,ブライドとエルとの戦いばかりでなく,他のシーンでも恐怖,苦痛が伝わってきます.

最後のブライドのターゲットはビル.
ビルの住む家を探し当てたブライドは,決着をつけるべくビルの家を訪れる.
それまでのエピソードをとおしてある程度二人の関係はわかっています.
ビルという男は,表面上は静かな佇まいを見せているが,その内面はかなり残忍な人物.
そして,気高さと同時に卑屈さも併せ持つ男.
そんなビルがサンドイッチを作りながらブライドに静かに話しかける.シーンの背後にBGMは流れません.静けさの中にも緊張感が漂います.いつ火ぶたが落とされるか判らない状態で会話が続けられます・・・
このシチュエーションがVol.2の最大の見所だったのではないでしょうか.

ビル役を演じたのはデビッド・キャラダイン.彼の出演する作品は,これまでにも何作か観ていますが,やはりTVドラマ「燃えろカンフー」の印象が強いですね.このTV番組を観たブルース・リーが,本当のカンフー映画を撮ろうと決意したことは有名です.それを意識したキャスティングなのでしょうが,彼はその大役に渋い味のある演技で応えていました.

パロディーともコメディーともシリアスともつかない作品ですが,十分に練られた脚本&演出で,出演する役者の表情,仕草そして会話をじっくり見せる作品に仕上がっています.
インパクトのある前作とじっくり見せるvol.2.やはり,この両作を上手く1本の作品に仕上げて欲しかったですね・・・


キル・ビル Vol.2@映画生活

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コメント(27件)

内 容 ニックネーム/日時
msn1917
2006/08/26 02:07
早くも観ましたかー!!
やっぱ2の方がいい感じでしたよね??

女同士の戦いの激しさや、
根底にある愛、
これこそが本来のタランティーノの映画だと思うんです〜♪♪
ほんと、1本の映画だったらよかったですよね(^^)
やんやん
2006/08/26 02:21
これも「1」とは違いますが、タラさんらしい映画ですね。
個人的には、前編と後編でこうも違う雰囲気にしてしまうのが、タラさんらしいかと (^^;;
普通だったら、「1」が好評なら「2」も同じ雰囲気にしてしまいますもんね。
「1」と「2」の雰囲気が違うから、お互いの良い面が引き立っているように思います。
えっ、悪い面も目立つって?
それは言わないように (^^;;
この人の感性には付いていけないところもありますが、やっぱり憎めない監督だと思います (^^)
タラララ
2006/08/26 23:49
やんやんさん,こんにちは!
>根底にある愛、
>これこそが本来のタランティーノの映画・・・
VOL.2の方は会話と心理描写が楽しい映画でしたね.
私には,本来の“タラさん”がわからないので,「パルプ・フィクション」を機会を見つけて観たいと思っています♪

>ほんと、1本の映画だったらよかったですよね(^^)
この2つの作品が1本だったら,大絶賛の映画だったかもっ(^o^)
しゅー
2006/08/27 07:12
タラララさん,こんにちは!
>個人的には、前編と後編でこうも違う雰囲気にしてしまうのが、タラさんらしいかと (^^;;
どのシーンもカットできなくて,本来1本の作品を全編と後編に分けて公開したのも,タラさんらしいかもしれませんね〜♪

タラララさんとタラさん・・・
名前は似ていても,感性は違うのですね・・・(^o^)
しゅー
2006/08/27 07:21
VOL.1と2に分けたのは違う雰囲気を作りたかったからなのだと思っていました。 いろいろやってみたいと欲張ってしまって、一緒にすると統一感がなくなるから…、などと思うのは凡人の考えかな?
みのり
2006/08/27 14:55
みのりさん,こんばんは!
>いろいろやってみたいと欲張ってしまって・・・
いろいろやったら,全部気に入ってカットできなかった・・・というのが実情ではないでしょうか(・・?)

>統一感がなくなるから・・・
アジアは,VOL.1&2ともに漫画チックでした!
まあ,アジアはタラさんの中ではファンタジーの世界なのでしょうね〜♪
しゅー
2006/08/28 01:27
「パルプ・フィクション」、是非是非!
「レザボアドッグス」、「ジャッキーブラウン」と、音楽もいいです!
脚本だけだったら「トゥルーロマンス」・・
音楽も渋くて、カッコよくて、ラブバイオレンス的なとこが好きです(^^)
機会があったら見てみてくださいね(^^)
やんやん
2006/08/28 23:58
やんやんさん,こんにちは!
やんやんさんのお薦めのタラさんの映画って,たくさんあるんですね〜♪
ラブバイオレンス・・・
なんだか,格好良い響きですねっ(^o^)

音楽のセンスの良さは,キルビルでも抜群でした(^^)v
しゅー
2006/08/29 12:43
こんにちは
タランティーノのはちゃめちゃっぷりと、
超いかした悪人等、すごく好きです。
このbQがあるからbPがまた良いんですよ。きっと。

タランティーノの好きなものばっかり入れた作品ていうのも良くわかるけど、
わかってしまう所がまた彼らしいというか。

やんやんさんと同意見で、↑映画全部お勧めです。
ちなみに、私がタランティーノのファンになったのは
「トゥルーロマンス」がきっかけです。
タ〜コ
2006/08/29 12:51
「トゥルー・ロマンス」は自分もイチオシです (^^)
兄のリドリーが好きで、弟のスコットは苦手な自分ですが、これは良かったです。
主演のクリスチャン・スレイターとパトリシア・アークエットも良いですが、贅沢な脇役陣がたまりません。
デニス・ホッパーとゲイリー・オールドマンの対決シーンは感涙ものですよ (^_^)v
タラララ
2006/08/30 00:37
タ〜コさん,こんばんは!
>私がタランティーノのファンになったのは「トゥルーロマンス」がきっかけです。
この作品は,監督はトニー・スコットで,タラちゃん(^o^)は脚本担当だったのですねっ!

タラちゃんは,私が映画を観なくなってから出現した監督・・・
ティム・バートンのように,結講,嵌るかもっ♪
しゅー
2006/08/30 01:15
タラララさん,こんばんは!
>兄のリドリーが好きで、弟のスコットは苦手・・・
どちらの作品も最近は見ていませんが,リドリーだと「エイリアン」と「グラディエーター」
トニーだと「トップ・ガン」と「ビハリーヒルズ・コップ2」かなっ♪

>デニス・ホッパー&ゲイリー・オールドマン・・・
なかなか興味深いですね〜(^o^)
二人の絡みだけでも見る価値がありそうですねっ!
しゅー
2006/08/30 01:26
タ〜コさん、タラララさんと、
しゅーさんのお友達にはタランティーノ好きな人が多いんですね〜!!
私もトゥルーロマンス大好きだから嬉しい!
旦那も一番好きな映画なんです(^^)
これまで友達に勧めてあんまりいい反応もらったことなかったので、
ここでやっと報われました〜♪♪
豪華な出演陣・・ヴァルキルマーもですね★
しゅーさんもはまっちゃって下さい!
やんやん
2006/08/30 01:41
やんやんさん,こんにちは.
「トゥルーロマンス」にはヴァル・キルマーも出演している・・・
確かに皆さん主役を張れる俳優ですね〜
ヴァル・キルマーを最初に知ったのは,↑のコメントにも書いたトニー・スコット監督の「トップ・ガン」でした.
もちろん,トム・クルーズ主役の映画でしたが,彼も目立ってましたね〜♪
しゅー
2006/08/30 12:48
アイスマンですね!!
あれはかなり有名ですよね〜
名前言うより「アイスマン役の人」の方が通じるんじゃないかってくらいですね(^^)
そのヴァル・キルマーが、ちょっと変わった出演してますので、お楽しみに〜♪
やんやん
2006/08/30 19:29
やんやんさん,こんばんは!
>名前言うより「アイスマン役の人」・・・
そのとおり.彼の名はアイスマン.
頭の良い,冷たい奴・・・♪

>ちょっと変わった出演・・・
どんな風に変わっているかは,観てのお楽しみですねっ!
問題は,いつ観れるようになるかなのです・・・ハイ(^^);
しゅー
2006/08/31 00:49
燃えろカンフーって、無口だけどどても強い男の人が旅をしている・・・
というドラマでしたっけ?ところどころにお師匠様の教えのシーンが
出てきたりするドラマでした?
炒りたまご
2006/08/31 16:02
炒りたまごさん,こんばんはっ!
↑そうそう,まったく持って,その通り♪
カンフーのシーンはスローモーションのシーンになるんですよね〜
でも,面白かった!
でもって,なぜか,デビッド・キャラダインが鉄道建設の労働をしているシーンが今でも焼き付いています・・・(・・?)

デビット・キャラダインは,あれから歳を重ね,当時とはだいぶ違うイメージになっていますよ♪
しゅー
2006/09/01 00:21
しゅーさん こんにちは〜
やはり・・キルビル2の方が良いですよね〜
最近、ここの皆さんのように記憶力が良くなくて
見たかどうか?忘れてしまってます・・

「トゥルーロマンス」も見たかどうかさえ忘れてたので
昨日借りて見ました・・ブラッド・ピットが出てるのを見て
あっ!見た!と思いましたけど・・全く覚えてません(笑)

>「トゥルーロマンス」にはヴァル・キルマーも出演している・
しゅーさん 凄い記憶力ですね〜

タラララさんのデニスホッパーとクリストファー・ウォーケンの間違いですよね 
ゲイリー・オールドマンはクリスチャン・スレーターに殺されます
ちょっとホットしてます・・・皆さん記憶力が良いから(笑)
テス(noosaman)
2006/09/02 15:13
テスさん、こんばんは〜。
ご指摘、ありがとうございました。
パパ・ホッパーと対決するのは、オールドマンじゃなくてクリストファー・ウォーケンでしたか (^^;;
どうも年齢を取ると記憶違いが多くなってしまいますのう (^^ゞポリポリ。
と言うことで(?)、しゅーさんもご覧になって下さいな〜。
タラララ
2006/09/02 23:00
テスさん,こんばんは!
>やはり・・キルビル2の方が良いですよね〜
はい.今の自分にはVol.2の方が安心して観られますね〜♪
でも,ちょっとだけ思ったのです・・・
10代の頃,「燃えよ!ドラゴン」に大感激しました.
その感動は今も変わりません(見直すのがコワイ)
もしかしたら,若い人にとってVol.1はそれと同じような感動をもたらしているかもっ!
どうなんでしょうね〜(・・?)

>しゅーさん 凄い記憶力ですね〜
あの〜,「トゥルーロマンス」はまだ観ていないのですが・・・
それから,確かにタラララさんの記憶力はいつも驚かされています(^o^)
わたしは,テスさんと同じ・・・あるいはテスさん以下の記憶力ですよっ♪
しゅー
2006/09/03 20:03
タラララさん,こんばんは!
>どうも年齢を取ると記憶違いが多くなってしまいます・・・
何をおっしゃいますか,タラララさん.
私はタラララさんの記憶の良さにいつも驚いていますよ〜♪
私の記憶力なんて,前日の食事を忘れてしまうほど退化しています(^^);

「トゥルーロマンス」・・・
はい,観たいのは山々なのですが,とても9月中は無理のようです.
10月は少し余裕ができることを願っている今日この頃です(^^);
しゅー
2006/09/03 20:11
しゅーさん、自分も昨日の夕飯のおかずが思い出せませんぞ〜。
そのかわりに子供の頃の出来事なんかは覚えてたりしますが、これって老化現象の始まりなんだそうですよ (T_T)
“初老”というのは40歳を指す言葉ですが、自分なんか初老を越えて、そろそろ中初老(?)です (^^;;
タラララ
2006/09/03 22:36
しゅーさん たぶんそうだと思いますね
燃えよドラゴンは封切りの深夜興行(言い方が古いですね)で見ましたよ
24くらいに見たと思ってたけど・・・検索したら正解でした(笑)

学生時代に見た「欲望」(監督 ミケランジェロ・アントニオーニ )
は心の残る映画でしたけど・・今見るとどうでしょうかね?
しゅうーさんの言うように見直すのが恐いです

タラララさん しゅうさんの言うようにあなたの記憶力と映画に関する洞察力はいつも畏敬の念を感じてますので
「トゥルーロマンス」を見直したんですよ・・初めてみたようですが(笑)
記憶違いがあったのでなんだかホットしてますよ
あまりに完璧じゃ面白くないですよね

私は今月57歳ですので・・もう記憶力に対して全く自信がないです
もう初老ですよ(笑)
テス(noosaman)
2006/09/03 23:52
タラララさん!
>“初老”というのは40歳を指す言葉ですが・・・
言葉の定義も時代ともに変わります.
昔,人生50年と言われていた時代は,確かに40歳は初老でした.
ところが,現在の平均年齢は80歳・・・
40歳は人生の折り返しの地点になってしまいました.

なもので,自分が入社したときは,今の自分の年齢の人はお茶をすすりながら新聞を読んでさえいれば良かったのですが,今ではそうはいきません(^^);
20代の社員と同じように仕事をしなければならないのですから,むずかしい時代になったものです(><)

そのせいか,私の煩悩はとどまることを知らず,いつも惑いっぱなしです♪
(40にして惑わず・・・とは大嘘だと思っています)
しゅー
2006/09/04 20:32
テスさん!
“欲望”というキーワードでネット検索したら,なんと50以上もの作品がヒットしました♪
日本人は,もしかしたら“欲望”というタイトルに弱いのかもっ!

テスさんのいう「欲望」という映画はおそらく観てないと思います.
ヨーロッパの映画は,10代の後半から20代のはじめにかけて観たのですが,観た期間が短いせいか,有名な映画でもかなり見逃しています.それから,ハリウッド映画に比べて観るのにエネルギーも必要なもので・・・

この映画に出演している女優さんたち・・・
ヴァネッサ・レッドグレーヴの出演した作品では「ジュリア」が印象的です♪
サラ・マイルズの出演した作品では「午後の曳航」を観ています.でも,かなり興味本位が先行していました・・・ポリポリ.
それから,ジェーン・バーキンですが,すごい女性ですよね〜歳をとっても魅力的♪
何作品か観てますが,やはり「ジュ・テーム…」が強烈!
この間,ラジオを聞いていたら,彼女の新作のCDの紹介がされていました.
相変わらず,魅力的な歌声でした(^o^)
しゅー
2006/09/04 22:15

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