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zoom RSS ☆「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」メモ

<<   作成日時 : 2006/09/07 02:36   >>

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Walk the Line
製作年度/ 2005年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 136分
監督/ ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮/ ジョン・カーター・キャッシュ ,アラン・C・ブロンクィスト
原作/ ジョニー・キャッシュ
脚本/ ギル・デニス ,ジェームズ・マンゴールド
音楽/ T=ボーン・バーネット
出演/ ホアキン・フェニックス ,リース・ウィザースプーン ,ジニファー・グッドウィン ,ロバート・パトリック ,ダラス・ロバーツ
【DVD】
++++++++++
2003年に亡くなったアメリカを代表する歌手ジョニー・キャッシュの生涯を,自伝をもとに映画化した作品.
監督は「ニューヨークの恋人」のジェームズ・マンゴールド.
主演のリース・ウィザースプーンがアカデミー主演女優賞に輝き,ゴールデン・グローブ賞では男優,女優そして作品賞まで受賞した作品です.

冒頭,リズミカルで力強い音楽とともに背景に刑務所の様子が映し出されます.そこは,大勢の囚人達のいるフォルサム刑務所.
1968年,主人公のジョニー・キャッシュがライブ演奏したところです.

演奏の開始を待つ間,ジョニーは工作室にあった電動鋸の刃を見つめながら,これまでの自分の半生を回想します.
彼はアーカンソー州の貧しい農家に生まれました.
ラジオから流れてくるカントリー音楽と頭の良い兄ジャックのことが大好きな少年でした.
その大好きだった兄を事故で失うと,当時,人気のあったカントリー・グループ,カーター・ファミリーの音楽に耳を傾けることが多くなったようです.とくに,彼のお気に入りはカーター・ファミリーの次女ジェーンの歌声.
そんな彼も成長し,軍隊に入隊することになりました.両親に別れを告げると,青空の下に広がる広大な農地に真っ直ぐ続く一本道を歩き出します.その後,冒頭のライブコンサートまでの彼の人生はどうだったのでしょうか・・・

私にとってジョニー・キャッシュはあまり馴染みのない存在でした.
1950年代にはエルヴィス・プレスリーらと共にロカビリーの黄金時代を築き上げ,晩年はカントリー界の重鎮としてウィリー・ネルソン,クリス・クリストファーソンらと並び称される人物だったようです.
キャッシュは映画でも使われている「フォルサム・プリズン・ブルース」,「アイ・ウォーク・ザ・ライン」や「リング・オブ・ファイア」などの他に100曲以上にも及ぶヒット曲を世に送り出し,グラミー賞も11回受賞していました.
「ロックンロールの反逆性と,カントリーの哀愁,フォークの語り口」といわれる独特の世界と響く低音の歌声が魅力の歌手だったようです.

この作品は1/3はステージの演奏シーンに時間が割かれていました.ですからドラマの部分は80分程度.しかし,良く練られた作品全体の構成とエピソードは,その短い時間でジョニー・キャッシュの35年間を上手く描いています.どのエピソードも丁寧に描かれており,好感の持てる作品.
しかし,ステージの演奏シーンには強く惹かれるものが感じられず,“音楽映画”としては今ひとつでした.

ジョニー・キャッシュを演じたのはホアキン・フェニックス.
吹き替えなしで挑んだ歌の方は努力賞どまりですが,演技の方はなかなかなもの.特に,歌手として成功したにも関わらず,ドラッグ漬けになり壊れていく様を訴えかける”目“の演技はかなりの迫力がありました.

リーズ・ウィザースプーンはキャッシュの憧れたジューン・カーターに扮していました.
“キューティ・ブロンド”シリーズなどでキュートなコメディエンヌぶりを発揮していた彼女ですが,今回はシリアスな演技と,ステージでの歌を披露するシーンが要求される役どころ.
ステージ上での華やいだ表情や歌声,それ以外のシーンでのしっかりした演技は,ハリウッドの第一線で活躍する女優の底力を見た思いです.アカデミー賞受賞も納得.

「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」は,ジョニー・キャッシュと,彼にとって運命の女性であるジューン・カーターとの10数年におよぶ愛の軌跡を描いたもの.ですが,彼の再起がジューン・カーター以上にフォルサムの人々のおかげであることが印象的に描かれた作品でした・・・


ウォーク・ザ・ライン/君につづく道@映画生活

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コメント(25件)

内 容 ニックネーム/日時
ジョニー・キャッシュは日本ではあまり知らない方が多いようですね。
自分もそれほど熱烈なファンではありませんが、映画にも出てきた「アット・フォルサム・プリズン」のアルバムは良く聞いていました。
このアルバムのせいか、個人的にジョニー・キャッシュには“カントリー界の反逆児”というイメージがあります。
映画にもそういうのを期待していたのですが、ラブストーリーになりすぎていたのでガッカリしました (^^;;
最初から、恋愛映画として見ると楽しめたのかも知れませんね。
ホアキン・フェニックスはお見事でした (^^)
タラララ
2006/09/07 21:49
タラララさん,こんにちは.
どうして知らなかったのか不思議です.
グラミーを11回も受賞していれば,頭の片隅には残りそうな気もするのですが・・・(^^);

もっとも,クリス・クリストファーソンでさえ,歌手というより映画俳優という印象が強い私ですから,結構,メジャーな歌手でも知らない場合があってもおかしくないかもっ!
そういえば,クリス・クリストファーソンは,バーブラ・ストライサンドと共演した「スター誕生」ではロック・ミュージシャンでしたねっ♪

>ホアキン・フェニックスはお見事でした (^^)
はい.彼の目が良かったです(^o^)
しゅー
2006/09/08 08:11
しゅーさん こんにちは〜
この映画は映画館での上映期間が短くて、見ようと思ってたらもう終わってました(笑)
タラララさんが言うように「ジョニーキャッシュ」を知らない人が多いのが原因でしょうね
出演者もメジャーとは言えないホアキン・フェニックスですもんね
演技は良かったですよね
音楽映画としては期待してはダメでしたね〜
ドラマとしては、アカデミー賞で喜んだリーズ・ウィザースプーンも良かったですね
ミュージュシャンの生活はやはり私らと全く違う生き方なんですので
とやかく言えませんが 実生活のジョニーキャッシュなどはもっとひどいことをしてたんじゃないか?と思ってしまいますよね(笑)

私の中のベストの音楽映画は「ブルース・ブラザーズ」「RAY」
「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ! 」(ちょと身びいきです)
ですね〜
テス(nosaman)
2006/09/08 13:49
テスさん,どうもです♪
>「ジョニーキャッシュ」を知らない人が多い・・・
はい.私もそのひとりです(^^);

>実生活のジョニーキャッシュなどはもっとひどいことをしてたんじゃないか?
なるほど,そうかもしれませんね〜(・・?)
映画の中の彼でさえ,強引なタイプだと感じました♪

>ベストの音楽映画・・・
これはかなり難しい・・・
ミュージシャンの自伝的な映画だと・・・「グレン・ミラー物語」「ビリー・ホリデー物語」etc
ミュージカルだと「雨に唄えば」「オズの魔法使い」・・・そういえば「プロデューサーズ」もそうだった♪
変わったところでは,「ロッキー・ホラー・ショー」とか,「ジーザス・クライスト・スーパースター」なんてのもありましたねっ!
「サウンド・オブ・ミュージック」や「ウェストサイド・ストーリー」は確実に私の音楽映画のベスト10に入るかな〜(^^)v
しゅー
2006/09/09 10:27
おお、音楽映画の話題ですね。
参加させて下さいな (^^;;
ミュージカルを除くと上がっているところ以外では、ウォルター・ヒルの「クロスロード」、イーストウッドの「バード」、トム・ハンクスの「すべてをあなたに」、アラン・パーカーの「フェーム」「ザ・コミットメンツ」がすぐに思い出します。
そうそう、ウォルター・ヒルの「ストリート・オブ・ファイヤー」も一種の音楽映画ですよね。
公開時にシネラマで見て大興奮した映画です (^^)
タラララ
2006/09/09 12:50
こばわー。仕事は一段落、ですか?

この映画は飛行機で見たので音楽部分は環境としては「劣悪」でしたが、この手の評伝ものは、主人公はたいがい既に亡くなっているので映画の最後にたいがい出てくる「このあと○○は・・・」というテロップでかなり誤魔化され(?)ますね。
HOSHIO
2006/09/10 02:56
しゅーさん こんにちは〜
ちょっと姿をお見かけしませんが・・お元気ですか?
音楽映画の限定は難しいですね
あくまでも自伝的映画、本人が出てる映画のベストなんです
「ラスト・ワルツ」 ザ・バンドの解散コンサートを写しただけの映画なんですが 監督がマーティン・スコセッシ これも良かったですね
ミュージカル映画・・好きなのがいっぱいあります
「雨に唄えば」「サウンド・オブ・ミュージック」など
「ウェスト・サイドストリー」・・これはシネラマで見ました 再封切りですが 良かったですね〜

タラララさんのウォルター・ヒルの「クロスロード」探して見ますね!
全く知りませんでした チャーリー・パーカーの自伝映画ですよね?
「ストリート・オブ・ファイヤー」ってシネラマでしたか?
私は「パピヨン」が最後に見たシネラマでしたね(笑) 
テス(nosaman)
2006/09/13 13:57
テスさん、こんばんは。
チャーリー・パーカーの自伝映画は「クロスロード」ではなく、イーストウッドの「バード」ですよ〜
ちなみにチャーリー・パーカーの愛称が“バード”ですね (^^)
「クロスロード」は「ベスト・キッド」で主役を演じていたラルフ・マッチオ主演のロード・ムービー風青春音楽映画(何のこっちゃ?)です。
こちらはブルースの映画なので、ロバート・ジョンソンをご存じならぜひどうぞ。

自分が最後に見たシネラマが「ストリート・オブ・ファイヤー」でした。
「パピヨン」は自分もシネラマで見ましたよ (^_^)v
タラララ
2006/09/14 23:33
タラララさん こんばんは〜 また間違えました・・(笑)
ロバート・ジョンソンは知ってますけど・・スウィート・ホーム・シカゴくらいしか知りません ブルースミュージシャンに影響を与えたそうですが
あのテンポはちょっと暗いですね〜(笑)
でも「クロス・ロード」は見てみたいです

マディ・ウォーターズも聞きますがそんなに好きじゃないです(笑)

ところで、しゅーさんは元気なんですかね?
テス(noosaman)
2006/09/15 21:25
タラララさん,HOSHIOさん,テスさんの久しぶりです!
コメントが遅れて申し訳ありません(^^);
しゅー
2006/09/16 11:53
HOSHIOさん!
>こばわー。仕事は一段落、ですか?
まだまだです(^^);
とは言いつつも,今,実施している仕事は22日までに仕上げなければならないもの・・・
はたして,無事,終了できるかな〜(・・?)
それらが無事終了しても,待ってもらっている仕事もありまして・・・
25日以降は,その仕事に取り掛かる予定です.

>この映画は飛行機で見たので・・・
もしかして,ペルーの仕事の帰りにご覧になったのですか.
状況的に,この映画を観る雰囲気ではなかったのではっ(・・?)
あの当時は,さぞかし大変だったのでは・・・
しゅー
2006/09/16 12:55
テスさん&タラララさん!
>音楽映画の限定は難しいですね・・・
音楽がテーマになっていなくても,たいていの映画は映像と音楽で出来ていますからね〜
なので,音楽だけが記憶に残る作品もありますよねっ♪

考えてみると私は,ミュージカルを除くとあまり音楽映画は見ていないかもっ!
最近のものだと,「Ray/レイ」も見ていません.
音楽映画でくくると,「天国の本屋〜恋火」,「スウィングガールズ」以来かな〜(・・?)
果たして,これらも映画音楽なのかどうか・・・前者は恋愛映画であり,後者は青春映画の要素の方が強いですね.
そういえば「海の上のピアニスト」は音楽映画(・・?)これもまだ未見です.

チャーリー・パーカーは知っていますが,ロバート・ジョンソンは知りません.
チャーリー・パーカーといえば・・・
「ディジー・ガレスピー ナイト・イン・ハバナ」という映画もあるようですねっ(^o^)
しゅー
2006/09/16 14:31
>もしかして,ペルーの仕事の帰りにご覧になったのですか.

これはペルーの放送終了後に行ったハワイからの帰りの飛行機で見ました。レビューも書いてますが、わりと好意的に書いたような記憶が。でも、飛行機だと吹き替えで見ちゃうんですよね。音楽モノには向かない鑑賞法です。
HOSHIO
2006/09/16 21:48
こんばんは!
>わりと好意的に書いたような記憶が。
早速,読ませていただきました♪
HOSHIOさんにしては,かなり褒めているのではないでしょうか・・・
ところで・・・
飛行機の中で,涙がこぼれてきたときはどうしますか(・・?)
最近,歳とったせいか,私もたまに電車の中で,小説や漫画を読んでいても涙することがあります.
はじめは恥ずかしかったのですが,最近はそれも慣れてきました(^o^)

漫画だと,矢島正雄原作のものに非常に弱いです(^^);
しゅー
2006/09/17 23:28
こんにちは。

最近、「ニューヨークの幻」を見たのですけど
映画の中の二人の踊るシーンが
さっそくこちらとダブっています。単純でしょ(笑)

この映画は観ていませんので
お話がずれてごめんなさいです^^A

最近、手に取る小説は涙を誘う感動ものが多く、
コレってやっぱり秋だからかな?(笑)
アリス
2006/09/18 11:09
アリスさん,こんばんは!
残念ながら,この映画ではダンスをする場面はありませんでした.
ですが,デュエットをする場面はいっぱいありましたよっ♪

>コレってやっぱり秋だからかな?(笑)
ついこの間まで,暑い暑い夏だったのに,あっという間に秋ですね〜しみじみ.
今日,公園の銀杏を見ていたら,もう黄色くなっている葉っぱがあるのに気づき,驚きました!
しゅー
2006/09/19 02:09
>飛行機の中で,涙がこぼれてきたときはどうしますか(・・?)

飛行機で映画見てるときは暗いですからね。そのまま放置です。
As tears go by.

電車で泣いたのは「蒼穹の昴」(浅田次郎)ですかね。
これは途中でやめて、家まで我慢しました。
それと「終戦のローレライ」(福井晴敏)は
ハワイのビーチで。これは放置。(^o^)

あとは「龍−RON−」の武専時代の話もツボです。
映画だと「サイモン・バーチ」のラスト。

まあ、中年親父が泣いてるのを見た人も

「今日ヘンなオヤジが・・・」

なんて、家で明るい話題になってると思えば、たまには見せてやってもいいのではないでしょうか。(^_^;)
困るのは嫁も含め「知ってるヤツに見られる」ことです。
HOSHIO
2006/09/20 10:05
こんばんは!
>困るのは嫁も含め「知ってるヤツに見られる」ことです。
家では,うちの彼女にも,息子にも見られています.
外以上に,涙腺が弱くなります(^^);
おオ〜,また,うるうるしている・・・てな具合です♪
もっとも,うちの彼女も結構,うるうるするたちなのでお構いなしです(^o^)
しゅー
2006/09/20 22:03
こんばんは。

身体、大丈夫ですか〜。
頑張ってる人は素敵です。
身体壊さないようにお祈りしておきますね。



ことの
2006/09/28 19:46
ことのさん,こんばんはっ!
>頑張ってる人は素敵です。
まあ,あまり能力のない私としては,自分なりに日々を過ごすのが精一杯・・・
そんなやさしい言葉をかけてくれるのは,ことのさんだけ・・・へへっ♪
ふだん,言われたことのない言葉を前にして舞い上がっています(^o^)
しゅー
2006/09/30 21:26
ps.
でもね,私は基本的にはなまけもの・・・
ことのさんが私の実態を見たら,”もっと,しっかりしなさい”とお仕置きされるかもねっ♪
しゅー
2006/09/30 21:31
明日は映画の日〜〜〜
「トランスアメリカ」って題名の映画を
観にいってきますが・・・・

X−メンの予定が変更になって少し
不満な私です (ノ≧ロ)ノ
野沢菜っ葉。
2006/09/30 22:34
菜っ葉ちゃん,こんばんは&お久しぶり〜♪
お元気のようですねっ!
北海道はいかがでしたか(・・?)

>トランスアメリカ・・・
なかなか評判の良い映画のようですよっ!
もちろんX-MENにも惹かれますよね〜
X-MENは前2作を見ていれば楽しい映画だと思います(^o^)
しゅー
2006/09/30 23:26
前作2つ・・・
観ていたので 3が来るって事で
私はかなり前から〜〜〜
キリンのように首を長くしてこの日を
待っていましたのに・・・ 。:゚(。ノω\。)゚・。

北海道は相変わらず忙しい日々でしたよ。

野沢菜っ葉。
2006/10/01 00:30
菜っ葉ちゃん!
>北海道は相変わらず忙しい日々でしたよ。
忙しくても,美味しいものはたくさん食べたのだろうな〜(・・?)

>前作2つ・・・
>観ていたので 3が来るって事で・・・
では,次回の記事のアップは「X-MEN:ファイナル ディシジョン」にしますねっ♪

でも,「トランスアメリカ」も,きっと,おそらく,たぶん,楽しいかと・・・
しゅー
2006/10/01 00:43

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