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zoom RSS ★「エラゴン 遺志を継ぐ者」メモ

<<   作成日時 : 2007/01/23 23:46   >>

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eragon
製作年度/ 2006年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 104分
監督/ シュテフェン・ファンマイアー
製作総指揮/ −
原作/ クリストファー・パオリーニ
脚本/ ローレンス・M・コナー 、マーク・ローゼンタール 、ジェシー・ウィグトウ
音楽/ パトリック・ドイル
出演/ エド・スペリーアス 、ジェレミー・アイアンズ 、シエンナ・ギロリー 、ロバート・カーライル 、ジャイモン・フンスー 、ジョン・マルコヴィッチ
【映画館】
++++++++++
今年,映画館で最初に観たのは,クリストファー・パオリーニ原作の冒険ファンタジー「エラゴン」
原作者のクリストファー・パオリーニは,まだ弱冠23歳の青年.彼はこの小説を15歳で書き始め,17歳で自費出版.それがたまたま小説家カール・ハイアセンの目にとまり,ハイアセンの紹介でニューヨークの出版社より発売され,大ベストセラーになったようです.
まさに原作者自らがファンタジーのような人生を歩んでいるのではないでしょうか.

邪悪な王,ガルバトリックスが君臨するいにしえの帝国アラゲイシア.
そこは,人間ばかりでなく「ロード・オブ・ザ・リング」に登場したドアーフやエルフ,それに魔物やドラゴンも住む夢の世界.
ある夜,馬を必死に走らせていた一人の女性が,森の中で王の手下である妖術師らに捕まります.彼女は,つかまる間際に所持していた青い大きな石をワープさせました.
その森では,偶然,エラゴンという17歳の青年が鹿狩りをしていました.彼は,突如,目の前に出現したその不思議な石を家に持ち帰ります.
ある日,納屋に隠してあったその石からドラゴンの赤ちゃんが生まれました.それは,ドラゴン“サフィラ”が,エラゴンを自分の主人“ドラゴン・ライダー”として相応しい人物であるとの判断によるもの.
しかし,すぐに王や妖術師の知るところとなり,エラゴンが“ドラゴン・ライダー”として未熟なうちに抹殺しようと追っ手を差し向けます.
エラゴンは,ドラゴン・ライダーの語り部ブロムの助けを借りつつ,“サフィラ”とともに追っ手から逃れ,反対勢力ヴァーデン軍が結集する本拠地へ向けて旅立つのですが・・・

伝説の救世主ドラゴン・ライダーに選ばれたエラゴンとドラゴン“サフィラ”の活躍を描いた子供向け冒険ファンタジー.お金をふんだんに掛けており,スケールの大きな贅沢な作品.
しかし,ストーリーやエピソードには面白みがなく,役者の演技にも観るべきものがありませんでした.ロバート・カーライル,ジェレミー・アイアンズ,ジョン・マルコヴィッチといった曲者が出演しているのに,彼らの大真面目な演技は窮屈な感じがして,彼らの良さが伝わってきません.観る人によっては,それが滑稽で楽しめるのかもしれませんが・・・

これまで観てきた記憶に残るファンタジーには,それぞれ独特の雰囲気があり,それはユーモアだったりダークなイメージだったりします.しかし,この作品にはそういうものがありません.かなりの大作ですから,ある程度,大人の鑑賞も意識しているとは思うのですが,内容的には大人の鑑賞には堪えられない代物.
同じ子供向けファンタジーでも,“ハリー・ポッター”がいかにエピソードに工夫を凝らし,大人もそれなりに楽しめる作品に仕上げていたかを再認識しました.

「エラゴン」を監督したのは,VFX工房ILM出身のシュテフェン・ファンマイアー.
監督としては,この作品が初仕事のようですが,ビジュアル・スーパーバイザーとしては「パーフェクト・ストーム」や「マスター・アンド・コマンダー」などの大作を手がけており,実績は相当なもの.この作品でも,視覚的には随所にそのキャリアの片鱗を窺わせています.
特に,エラゴンがドラゴン“ソフィア”の背中に乗り,空を自由自在に飛び回るシーンは気分爽快.「スター・ウォーズW」のラスト・シーンや「エクソシストU」で観たイナゴの目線で空中を飛行するシーンにも匹敵するものでした.
また,クライマックスの戦闘シーンもかなり迫力がありました.ドラゴン“ソフィア”が力尽き,地面に胴体着陸するシーンの臨場感は見事.
また,この手の映画ではお約束になりつつある雄大な景色も楽しめます.本作では,ハンガリーとスロバキアの美しい自然が採用されているようです.

「エラゴン」は,いくらVFXが素晴らしくても,脚本,演出および演技の出来が悪ければ魅力的な作品にならないという典型的な作品ではないでしょうか.
本作は三部作の第一作なので,序章だから魅力を出し惜しみした結果だと解釈しましょう.きっと,次回作では,本作では出番のほとんどなかった邪悪な王を演じるジョン・マルコヴィッチが,エラゴンの敵役として期待に応えてくれることでしょう・・・


エラゴン 遺志を継ぐ者@映画生活

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ばわーっ!意外と元気そうですね。
僕の場合は年に一回、多くても二回なので、お祭り気分も盛り上がるのですが、そう頻繁だと耐えられなくなると思われます。今月は既に半分以上休んでます!(^-^)v

そうそう、「共通一次」なんてものはもうありませんぞ!
HOSHIO
2007/01/24 01:29
エラゴン私も観ました。
やっぱり!私も次回作に期待します。
観て満足しなかったので、その日のうちにNANA2も観ました。
その日は疲れました。
芙実のパパ
2007/01/24 02:12
あはは,元気ですよ〜♪
たとえレベルが低くても,責任追及されない程度のものが出来ていればOK!
仕事がひと段落ついた瞬間,俄然,元気がでてくるタイプです(^o^)
(後で責められる状態の仕上がりだと,さすがに凹ますが・・・)

>共通一次・・・
確かに死語ですね.
でも,センター試験って,やっていることは同じじゃないですか.
朝,急いでいたので,頭でわかっていても,手が勝手にそのように書いていました・・・へへっ(^o^)
しゅー
2007/01/24 12:24
芙実のパパさん,こんにちは.
>その日は疲れました。
我々は,映画館経営者の術中に嵌っているのでしょうね〜
昔は,映画は二本立てが当たり前でした.
なのに,全国一斉公開とかいって,1本立てになり・・・
また,上映が終わる毎に入れ替え制になっていきました(^^);
でも,それがいつの間にか,我々は体に馴染んでしまったのですよね.
う〜ん,不思議だな〜(・・?)
しゅー
2007/01/24 12:39
おっ、早くも劇場へ行かれたんですね。
自分はまだ今年は行っていませんから、「ディパーテッド」でも近いうちに…。

ファンタジー系は以前は実写自体が難しかったので、クリーチャーが出てくるだけで満足してました。
でも、これだけ増えてくると内容も伴わないとキツそうですね。
★マークなので、7泊8日レンタルOKまでスルーしましょうかね (^^;;
タラララ
2007/01/24 14:17
>ファンタジー系は以前は実写自体が難しかった・・・
だからこそ,演出に工夫が凝らされていて面白いのでは・・・(・・?)
それを,何でもできるから,エピソードをおざなりにしてしまったのでしょう(^^);
それとも,シュテフェン・ファンマイアーは映像作家としては実績があっても,映画監督の資質がないのか・・・(・・?)

>ディパーテッド
これは観ておいたほうが,アカデミー賞を楽しめるかもしれませんね♪
監督賞と作品賞で,またしても,スコセッシ vs イーストウッドの激突があるわけで・・・わぉ〜,わくわく(^^)v
しゅー
2007/01/24 17:56
こんばんわ。またまたお邪魔してしまいました!
>曲者が出演しているのに,彼らの大真面目な演技は窮屈な感じがして,彼らの良さが伝わってきません
・そうですね〜その辺は続編に対して大きく期待すべきところだな〜と私も思いました!
でもでも!あのジェレミー・アイアンズがこれで登場終了なんて、めっちゃ悲しいです(ToT)復活求む!!
マキサ
2007/01/25 19:38
マサキさん,こんばんは!
>でもでも!あのジェレミー・アイアンズがこれで登場終了なんて・・・
いや〜,あきらめてはいけません!
(原作はもちろん未読ですが)
あの,オビワン・ケノービーだって,死んでからもちゃんとスクリーンに登場したではないですかっ・・・へへっ(^^)v
しゅー
2007/01/26 01:19

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