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zoom RSS ☆「スパイダーマン2」メモ

<<   作成日時 : 2007/07/22 12:52   >>

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SPIDER-MAN 2
製作年度/ 2004年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 127分
監督/ サム・ライミ
製作総指揮/ ジョセフ・M・カラッシオロ 、スタン・リー
原作/ スタン・リー 、スティーヴ・ディッコ
脚本/ アルヴィン・サージェント
音楽/ ダニー・エルフマン
出演/ トビー・マグワイア 、キルステン・ダンスト 、アルフレッド・モリナ 、ジェームズ・フランコ 、ローズマリー・ハリス 、J・K・シモンズ 、ディラン・ベイカー 、ビル・ナン 、テッド・ライミ 、エリザベス・バンクス
【DVD】
++++++++++
サム・ライミの“スパイダーマン”シリーズの最後のメモ.
前作では“大いなる力”を身に付けたがために,メリー・ジェーン(MJ)に危害が及ぶことを恐れ,自ら身を引いたピーター.しかし,そんな格好良い行為は,凡人の彼にはかなり無理があったようです.

スパイダーマンことピーターは,大学に通う傍ら,アルバイトで生活費を稼いでいた.もちろん,日夜,ニューヨークの治安を守るためスパイダーマンとしての活動も精力的.
しかし,一つの身体で全てを上手くやっていくことには無理があり,ピザの宅配のアルバイトはクビになるし,大学の成績も下がる一方.
そのころ,MJは念願の初舞台が実現する.ピーターは友人として必ず舞台を見に行くと約束したものの,スパイダーマンとしての役目を優先してその約束を破ってしまう.その後のMJは彼を無視するようになる.その上,尊敬する父“グリーン・ゴブリン”の仇としてスパイダーマンを憎む親友ハリーとの関係もギクシャク.何をやっても上手くいかず,まさに八方ふさがりの状態.

もともとスパイダーマンの能力は,偶然に得た力.それなのに,自分の人生を犠牲にして,正義のための活動することに疑問を感じ始めるピーター.その気力の衰えは,スパイダーマンとしての能力も低下させた.そんなある日,ピーターはスパイダーマンを辞める決意をするのですが・・・

サム・ライミ監督による“スパイダーマン”シリーズ3部作の中で,最も楽しめた作品.
シリーズ中,最も遊び心に溢れ,ユーモア感が活きていた.スパイダーマンが能力を使えない状態を象徴するエレベータのシーン,コスチュームをコインランドリーで洗濯するシーンなど,エピソード的にはちょっと古臭くも,演出の上手さで見せるシーンが随所で見られた.

物語的には恋愛映画の色合いが強くなった.
“大いなる力”に対する責任を理性で受け止めようとするものの,感情的には押す潰されそうになっているピーター.彼の態度がまったく理解できないMJ.この二人の心のすれ違いがドラマとして面白い.ただし,3部作の真ん中に位置する作品ということもあり,物語として尻切れトンボの感は否めません.

「スパイダーマン3」の映像技術は確かに素晴らしかった.しかし,「スパイダーマン2」に見られるスパイダーマンの適度なキッチュさの方がより魅力的に感じられた.スパイダーマンは豪華な演出よりも,ちょっと安っぽさが漂う方がキャラクターが引き立つようである.さらに本作で登場する怪人“ドック・オク”のイケてなさには嵌ってしまった.

“ドック・オク”は,ピーターが尊敬するドクター・オクタヴィウスが実験に失敗して変身した怪人.実験用に製作した人工頭脳を持つ4本のロボット・アームとドクター・オクタヴィウスが合体して生まれたもの.ロボット・アーム自体は緻密でリアルに出来ているものの,その合体した姿は実にグロテスク.数々の悪役・敵役を見てきたけれど,ここまで不細工な敵役は見たことがない.精巧なロボットアームと十分に贅肉のついた肉体とは実にアンバランス.その上,上半身は白いランニングで,下は普通のパンツで出没する姿はちょっと気恥ずかしい.ロボット・アームの滑らかな動作はVFXの技術を結集した感があるにも関わらず,ドック・オクとしての動きはぎこちなくキッチュさが漂う.
スパイダーマンとドック・オクとのバトル・アクションは,「スパイダーマン3」のようなタイト・ショットを多用しておらず,また,「スパイダーマン」のようなローキー・シーンでもないため,シリーズ中で最もストレスなく見ることができた.ただし,手に汗握るというのではなく,どこかユーモラスと悲哀が合体したような印象が残る.

むしろ,電車のシーンに思わず力が入った.なぜかマスクを外して暴走する電車を止めるスパイダーマン.そのピーターの引き攣った顔は迫真の表情.ただし,エピソード的にはスパイダーマンというよりスーパーマンのエピソードに近い.アクション・シーンが終わった後の周囲の人とのやりとりはなかなか心憎い演出でした.
圧倒的に贅沢に仕上がっているにも関わらず,日本のヒーロー戦隊もののようなB級作品のテイストが強く感じられる不思議な作品だったかなっ・・・


スパイダーマン2@映画生活

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タイトル (本文) ブログ名/日時
<スパイダーマン2> 
2004年 アメリカ 128分 監督 サム・ライミ 脚本 アルヴィン・サージェント 撮影 ビル・ポープ 音楽 ダニー・エルフマン 出演 ピーター・パーカー(スパイダーマン):トビー・マグワイア    メリー・ジェーン・ワトソン:キルステン・ダンスト    オットー・オクタビウス(ドクター・オクトパス):アルフレッド・モリーナ    ハリー・オズボーン:ジェームズ・フランコ    メイ・パーカー:ローズマリー・ハリス    ホフマン:テッド・ライミ    アッシャー:ブ... ...続きを見る
楽蜻庵別館
2008/01/29 14:20

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
“ドック・オク”良かったですね。
アルフレッド・モリナは出演しているとなぜか気になるバイプレイヤーの1人です (^^)

>B級作品のテイストが強く感じられる不思議な作品
そう思って頂けるとサム・ライミも本望ではないでしょうか (^^;;
タラララ
2007/07/22 16:30
タラララさん,こんばんは!
アルフレッド・モリナ・・・なかなか味のある良い役者さんです♪
「ダヴィンチ・コード」の神父の役が記憶に新しいですねっ!

>サム・ライミも本望・・・
次回作は大作ではなく,彼ならではのB級作品を期待しましょう(^^)v
しゅー
2007/07/22 23:40
>それに対してドラマの場合は,通常,ほぼ決まった時間帯にCMが流れる.そのため,脚本はCMタイムを考慮しながら書かれるものと思われる.

それは全然違いま〜す。バラエティもドラマも、時間と回数が決まっているだけでタイミングは自由です。ただドラマは、たとえば中1分でCM、なんていう作りをしづらいだけで〜す。なんたって「お話」ですからねっ。このCMのタイミングに関しては、ドラマもいろんな工夫をしています。前回のあらすじを短くまとめたり、今日のハイライトを入れたり、オープニングタイトルからそのまま本編に入ったり。一方そんなこと全然気にしないドラマもありますしね。お暇でしたらいろんなドラマで実際に計ってみてくださ〜い。
HOSHIO
2007/07/24 03:52
HOSHIOさん,こんばんは!
なるほど、なるほど・・・
>ドラマもいろんな工夫をしています。
ドラマの中で上手くCMが挿入されるのは,は脚本ではなく,編集の腕の見せ所,って言うことですね!

>全然気にしないドラマもありますしね。
最近,嵌っている「パパとムスメの7日間」は,まさに,全然気にしないドラマのようです.

>お暇でしたらいろんなドラマで・・・
せっかくですが,お暇ではないので辞めておきますっ.
今年,上半期に仕上げなければならないイベントのラインナップも出揃いました.
目下,まな板にのった鯉(来い!)の気分.
8,9月は,おそらく,連日連夜,お祭り状態が続くものと思われます・・・とほほっ・・・学習効果は依然なし・・・えっへん!
あっ,そうか,10月になったら暇になるから,そのときまで,宿題として大切にとっておきますか・・・(^o^)
しゅー
2007/07/24 21:17
スパイダーマン
面白いけど・・・・
ヒロインの人がもう少し
綺麗か可愛かったらもっと
私は嵌って見るような気がします^^:
野沢菜っ葉。
2007/07/24 22:44
>今年,上半期に仕上げなければならないイベントのラインナップも出揃いました.

えーと、上半期はもう終わっているのでは?!
HOSHIO
2007/07/24 23:20
菜っ葉ちゃん,こんばんは&お久しぶり♪
>ヒロインの人がもう少し・・・
菜っ葉ちゃんも,ヒロインがっかり派でしたか!
キルステン・ダンスト・・・意外に,女性の方にも人気がないようですね〜
でも,「ウィンブルドン」の彼女はいい感じでした.
それに,うちの彼女は「マリー・アントワネット」を映画館で観て,映画は面白くなかったけど,主演の女性はかわいらしかったと言っていたのですが・・・
女性を描くのがこの映画の監督は下手である,ことも一因になっていると思います!
しゅー
2007/07/24 23:41
HOSHIOさん
>えーと、上半期はもう終わっているのでは?!
おっととととっ・・・えへへ・・・ポリポリ・・・(^^);
もちろん,上期です・・・♪
(記事と違って訂正できないな〜,このまま知らんけんシュタイン状態にしておこうっと・・・)
しゅー
2007/07/24 23:47
自分もキルステン・ダンストの良さが解らない1人です。
ボソッ (-。-)
タラララ
2007/07/25 13:03
>キルステン・ダンスト
この女優さんのファンではないので,特に擁護するつもりはないのですが・・・
確かに,いわゆる美人ではありませんが,豊かな表情と,ある種の小悪魔的な雰囲気を持つ女優だと思うのですが・・・ぼそぼそ(^^);
しゅー
2007/07/26 01:58

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