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zoom RSS ☆「タロットカード殺人事件」メモ

<<   作成日時 : 2007/11/04 22:19   >>

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SCOOP
製作年度/ 2006年
製作国/ イギリス,アメリカ
上映時間/ 95分
監督/ ウディ・アレン
製作総指揮/ スティーヴン・テネンバウム
原作/ −
脚本/ ウディ・アレン
音楽/ −
出演/ スカーレット・ヨハンソン,ヒュー・ジャックマン,ウディ・アレン,イアン・マクシェーン,チャールズ・ダンス,ロモーラ・ガライ,フェネラ・ウールガー
【映画館】
++++++++++
長い間,ウディ・アレンの作品から遠ざかっていました.
彼の作品を最後に観たのは「ラジオデイズ」(1987)なので,実に20年ぶりの再会です.
かつては,ニューヨークを舞台にした作品に拘っていたのに,この作品の舞台はロンドン.最近はヨーロッパを舞台にした作品も手がけるようになったのですね.

三途の川を航行する一艘の船.その船頭は死神.
船の乗客に,急死した腕利きの新聞記者ジョー・ストロンベルも混じっていた.同船した女性から,現在,ロンドン中を騒がせている連続殺人事件の犯人は貴族のピーター・ライモンであると打ち明けられる.彼女の言う連続殺人事件とは,商売女性を次々と殺し,犯行現場にタロットカードが置かれているというもの.ジョーはその特ダネを聞いたとたん,居ても立っても居られず,三途の川に飛び込んでしまう・・・

一方,下界に目を向けると,ロンドン市街の劇場ではアメリカ人の三流マジシャン,シド・ウォーターマン(シドニー)によるマジック・ショーの最中.
次のマジックは,箱の中に入った人間が消えてまた現れる“チャイニーズ・ボックス”.
観客の中から指名されたジャーナリスト希望の女子大生サンドラが舞台に上がり,箱の中に入る.真っ暗闇のはずの箱の中で彼女が目にしたのは,新聞記者ジョーの幽霊.ジョーは彼女にタロットカード殺人事件の犯人を耳打ちする.
ショーの終了後,サンドラがシドニーのところにやってきたため,シドニーも新聞記者ジョーを目撃することになる.半信半疑ながらもサンドラとシドニーの奇妙なコンビは事件の調査に乗り出すのですが・・・

サンドラとシドニーの凸凹コンビがハンサムな英国紳士ピーターを付け回すミステリー仕立てのドタバタ・コメディ.
アレンならではの皮肉とウィットが散りばめられている.また,70年〜80年代前半にヒットしたニール・サイモン脚本の作品群をイメージさせる洒落た作品に仕上がっていました.

サンドラを演じたのはスカーレット・ヨハンソン.
プロフィールによれば,彼女は「ホーム・アローン3」に出演しているので,スクリーンで彼女を見るのはこれが二回目.しかし,まだ無名の子役時代の作品なので,実質的にはこれがはじめて.ポスター等で見る限りではクール・ビューティーという印象を持っていたが,この映画での彼女は健康的で,快活なお転婆娘といった感じ.メガネをかけた彼女はなかなかチャーミング.
一方の三流マジシャン,シドニーは本作品の監督でもあるウディ・アレン.
だいぶ歳をとった感は否めないが,話術を駆使した彼独特の演技は健在.情けなさそうで人をイラつかせながらも,結構,ちゃっかりした側面も見せる彼の役柄も昔ながら.ただし,さすがに以前のように美しい女性にもてることはありません.
犯人のハンサムな若い英国貴族,ピーター・ライモンを演じたのはヒュー・ジャックマン.
こちらは,“X-MEN”シリーズのウルヴァリン役で何度もお目にかかっている俳優.
ただし,ほとんどノーメイクの彼を見るのはこれが始めて.ちょっと影は薄いものの,英国紳士の役柄が良く似合っていて,立ち振る舞いもなかなか決まっていました.

この作品の見所は,サンドラとシドニーとのテンポの良い台詞の応酬.シドニーことウディの台詞に対するヨハンソンの突っ込みが微笑ましい.二人の息は良く合っており,なかなか楽しい気分にさせられた.彼女は,これまでにウディと競演してきたダイアン・キートンのようなコメディアンヌとしての才能があるのかもしれませんね.

オープニングにプロローグ.それに,二人の凸凹コンビのエピソードは軽妙でどこかほのぼのとしていた.イアン・マクシェーンが演じる幽霊ジョーの存在も作品の程よいアクセントになっている.ただし,ミステリーとしては犯人としてのピーターの設定がちぐはぐだし,ちょっと爪が甘い.それでも,コメディとしてみる分にはご愛嬌といったところでしょうか.

この作品はミニ・シアター系の劇場で観ました.ウディ・アレンはさておき,ヒュー・ジャックマンとスカーレット・ヨハンソンという,現在,かなり人気の高い俳優が主演であっても,コメディ作品はやっとミニ・シアター系で上映される程度なのですね.もっと,コメディの良さが認められると良いのになぁ・・・

手品をするウディ・アレン

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おっ、ウディ・アレンの新作ですね。
「タロットカード殺人事件」とは、ミステリー好きの自分はそそられるタイトルですが、ミステリー度は「マンハッタン殺人ミステリー」みたいな感じなんでしょうね。
手品をするウディ・アレンの姿が良いですね。
これは山田奈緒子がお得意の「ゾンビボール」ですかね (^^;;
見たくなってきましたが、多分、大阪では単館上映でしょうから見に行けません。
DVDまで待ちます (T_T)
タラララ
2007/11/05 12:11
スカーレット・ヨハンソンって、「ホーム・アローン3」に出演しているのですか? 「ホーム・アローン3」観たことあるのですが、全然気付きませんでした。 この映画面白そうですね。
みのり
2007/11/07 00:36
タラララさん
ここのところ、かなりバタバタしていたため、コメント遅くなりました。
やっと、さきほど、段取りが一通り終わったところです(^o^)

>手品をするウディ・アレンの姿が良いですね。
はい、この写真は現在のウディ・アレンの雰囲気がそれなりに出ています♪

>大阪では単館上映でしょうから・・・
この映画の上映館はかなり少ないようです。
東京でも、2館ですね。
もうちょっと、オーソドックスなコメディに人気があっても良いと思うのですが・・・個人的には・・・(^^);
しゅー
2007/11/07 15:24
みのりさん
スカーレット・ヨハンソン・・・「ホーム・アローン3」・・・全然気付きませんでした。
自分もまったく覚えていません。おそらくアレックスのお姉さん役だったのではないでしょうか(・・?)
なにしろ↑の映画が上映されたのは、今から、およそ10年前。ヨハンソンは13歳。13歳の女の子が、今のヨハンソンになるとは、ほとんどの人が想像できないですよねっ!
しゅー
2007/11/07 15:31

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