気ままに映画メモ

アクセスカウンタ

zoom RSS ☆「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」メモ

<<   作成日時 : 2008/06/22 01:16   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 10

画像
THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE
製作年度/ 2005年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 140分
監督/ アンドリュー・アダムソン
製作総指揮/ アンドリュー・アダムソン,ペリー・ムーア,フィリップ・ステュアー
原作/ C・S・ルイス
脚本/ アンドリュー・アダムソン,クリストファー・マルクス,スティーヴン・マクフィーリー,アン・ピーコック
音楽/ ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演/ リーアム・ニーソン,ウィリアム・モーズリー,アナ・ポップルウェル,スキャンダー・ケインズ,ジョージー・ヘンリー,ティルダ・スウィントン,ジェームズ・マカヴォイ
【DVD】
++++++++++
「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」はあまり良い評判を聞かなかったこともあり,劇場鑑賞どころか,DVDが出てからも,ずっと,観ようとは思わなかった作品です.しかし,第二弾“第2章カスピアン王子の角笛”を観ることにしたため,映画館へ行く前夜,DVD鑑賞しました.

第二次世界大戦中のロンドン.ペベンシー家の4人兄妹,長男ピーター,長女スーザン,次男エドマンド,そして次女のルーシーは,田舎の古い屋敷に疎開する.その屋敷の執事から家の中では静かにするように言われたものの,まだ勝手のわからぬ広い屋敷で彼らはかくれんぼをはじめた.一番下のルーシーが隠れたのは,空き部屋に置かれていた大きな衣装ダンスの中.暗いタンスの中を後退りして,彼女がふと後ろを振り向くと,あたり一面に雪が降り積もる森が広がっていた.
衣装ダンスは,言葉をしゃべる動物たちやおとぎ話に出てくるフォーン,ケンタウルスやユニコーンなどが住むナルニア国への入り口だった.ナルニア国は創造主アスランにより創られた世界だったが,100年ほど前より冷酷な白い魔女が支配していた.ナルニア国には,二人のアダムの息子と二人のイブの娘がこの国を救う,という言い伝えがあった.魔女は,ナルニア国の住人に,もし人間を見つけたら自分のところに連れてくるように命じていた.
そんなナルニア国に足を踏み入れたルーシー.そこで彼女はフォーンのタムナスさんと出会う.彼は,はじめ,ルーシーを魔女に引き渡すつもりでいた.しかし,自分を友達と信じて疑わないルーシーを次第に愛おしくなり,ルーシーをもとの世界に帰すのですが・・・

「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」とともに壮大なスケールのファンタジーとして有名な同名小説「ナルニア国物語」を映画化したもの.原作は英国作家,C.S.ルイスによって1950年代に書かれた.全7章からなり,“ライオンと魔女”はその第1章にあたる.

DVDを見始めたのが遅かったこともあり,最後まで観るどころか,ペベンシー4兄妹が揃ってナルニア国に訪れ,そこでアライグマ夫婦と出会うところで意識が途絶えた.結局,最後まで本作を観ることなく“第二章カスピアンの角笛”を劇場鑑賞した.本作の残りは第二章を観た翌日に持ち越した.“第二章カスピアンの角笛”については,後日のメモに譲ることにしますね.

さて,本作は,ナルニア国でのペベンジー4兄妹とライオンの姿をしたアスランの活躍を描いた子供向けファンタジー.物語は宗教的な側面もうかがえる.
「ロード・オブ・ザ・リング」がハイ・ティーン向けのファンタジーなら,こちらはローティーン向け,あるいはそれより低年齢層向けのファンタジー.
ストーリー的にはよく纏まっているものの,次男エドマンドの存在以外はあまり面白いところもなく,大人が鑑賞するにはかなり物足りなさを覚えた.とはいえ,非常に贅沢なファミリー映画に仕上がっている.流石ディズニー映画と感じさせるものだった.
ビーバー夫婦に代表される動物たちは,適度なリアルさとこの作品の雰囲気に相応しい可愛らしさを兼ね備えていた.「ロード・オブ・ザ・リング」ではVFXが活躍するシーンと美しい実風景が上手く馴染んでいなかったが,この作品ではVFXシーンの映像も実風景同様,とても綺麗だった.

この作品のクライマックスは,ニュージーランドの実風景を背景に繰り広げられるライオンことアスランが率いる集団と白い魔女が指揮する軍団との戦闘シーン.
しかし,ペベンジー4兄弟の末っ子,ルーシーが始めてナルニア国に足を踏み入れる導入シーン,それに続くルーシーとタムナスの出会い,あるいはエドマンドを除く3兄弟がアスランを求めて湖を渡るシーンの方が,この作品を魅力的なものにしていた.

監督は,長編アニメ“シュレック”シリーズで一躍有名になったアンドリュー・アダムソン.この作品が,彼の実写版の初監督作品だと思われる.演出はさほど上手いと思わなかったが,構図のとり方は非常に上手く個々のシーンの構図は見事に決まっていた.

ライオンの姿をしたナルニアの創造者,アスランの声はリーアム・ニーソンによって吹き込まれた.なかなか落ち着いた風格のある口調は創造者の声に相応しい.一方,白い魔女を演じたのはティルダ・スウィントン.「コンスタンティン」では天使役で不思議な雰囲気を醸し出していた女優.「フィクサー」でアカデミー助演女優賞を獲得したが,この作品の彼女はそこそこの出来だった.フォーンのタスナムさん役のジェームズ・マカヴォイの存在がこの作品のやさしい雰囲気を作り出していた.線の細い俳優だと思っていたら,最近の話題作でもかなり活躍している俳優だったのですね.

子供向けファンタジーを得意とするディズニーらしい正統派ファンタジー.タンスの向こうに別の世界があるという発想は,ほのぼのとしていて良いですね.
WETAのクリエーターたちの技術は,“ロード・オブ・ザ・リング“に比べて,かなり磨きがかかっていました.21世紀のファンタジー映画の技術的な進歩は本当に目覚しいですねっ・・・

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
【ファミリー映画】についての検索結果をリンク集にして…
ファミリー映画 に関する検索結果をマッシュアップして1ページにまとめておきます… ...続きを見る
あらかじめサーチ!
2008/06/25 09:24
<ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女> 
2005年 アメリカ 141分 原題 The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and the Wardrobe 監督 アンドリュー・アダムソン 脚本 アン・ピーコック  アンドリュー・アダムソン    クリストファー・マーカス  スティーヴン・マクフィーリー 撮影 ドナルド・マカルパイン 音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 出演 ピーター・ペベンシー:ウィリアム・モーズリー    スーザン・ペベンシー:アナ・ポップル... ...続きを見る
楽蜻庵別館
2008/07/04 00:24

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
そうそう、ディズニーらしく、子供連れの家族で楽しむには申し分ない映画ですね。
逆に自分のような捻くれ者には少々物足りません (^^;;

自分は劇場で予告編だけは何度か見ているのですが、その時はかなりCGが“浮いている”印象でした。
でも、DVDで見る限りでは、さほど違和感はないんですよね。
「第2章」を劇場でご覧になられたとのこと。
そのあたりはどうだったんでしょうか (・_・?)
タラララ
2008/06/23 14:34
タラララさん
>自分のような捻くれ者には少々物足りません (^^;;
いやいや,捻くれとは関係なく,大人が楽しめるストーリーではないですから,物足りなくても当然ですね・・・

>かなりCGが“浮いている”印象でした。
自分が行く劇場ではもっともスクリーンが大きい映画館で見たのですが,
とくに浮いた感じは受けませんでした!!
第2章は第1章より,さらにCGに磨きがかかっていました.
内容的には昔の歴史物スペクタクルあるいはアクション映画でした.
しゅー
2008/06/24 13:01
こちらでは御無沙汰です。
映画と原作は似て非なるものでした。どちらも、それなりの強みと弱みがあったように思います。
nanika
2008/06/26 01:51
わっ,ご無沙汰しています・・・ここではっ♪
>映画と原作は似て非なるものでした.
そうですか.結構,小説に忠実に作られた作品と聞いていましたが・・・
もし第1章がそうだとすると,第2章はもっと小説とは異なっているのだろうと思われます!!
第2章は,確かにファンタジーなのですが,それよりも昔の歴史ものスペクタクル映画のようでした.
CGは相変わらずすごいです(^o^)
しゅー
2008/06/26 13:00
しゅーさん おはようさんです お久しぶりです〜
この映画・・しゅーさん同じくDVDで見ましたが
全くしゅーさんの言われる通りで タンスの向こう側がナルニア国!
ファンタジーがあって良いと思いますね

第2章は映画館で見ましたよ
この映画の女優さん「アナ・ポップルウェル」がダメと言う友人がいてるんですが
私は好きですね〜 こういうタイプ!(笑)
テス(nosaman)
2008/06/29 11:50
テスさん,お久しぶりです♪
ファンタジー映画の技術の進歩は本当の目覚しいですね〜!!
個人的には,「スター・ダスト」のような大人向きのファンタジーがもっと製作されれば良いな〜と思っています.

>アナ・ポップルウェル・・・
顔がぽっちゃりしていて,童顔の女優さん.それでもって,ちょっと唇がアンジー&ヨハンソン系(^o^)
目に聡明さが感じられる女優さんですねっ!!
そんな,ことさらダメというような女優さんだとは思わないのですが・・・(・・?)
しゅー
2008/06/30 17:47
第一章を見て、とてもナルニア国の景色など素晴らしいと思ったのですが、第二章はもっと素晴らしいというのは気になります。
アスランの声の吹き替えのリーアム・ニーソン、本当に創造者という雰囲気があってステキでした。 
 
みのり
2008/07/01 01:32
みのりさん
第一章でも,ルーシーがはじめてナルニア国に足を踏み入れる導入シーン,それに続くルーシーとタムナスの出会いなどの魅力的なシーンもありますが,内容的にも映像的にも第二章カスピアンの角笛の方が良く出来ていると思いました.
第一章が気に入られたなら,第二章も是非ご覧になってください!!
しゅー
2008/07/01 07:49
私の記事も読んでもらおうと思ってTBしたのですが、スパムに入っていないか調べていただけますか? とりあえずもう一度TBしてみます。
みのり
2008/07/04 00:23
みのりさん
スパム制限で保留になっていました.
今,保留の解除をしました.
何かと一部重なったのだと思いますが,詳細は不明です.

しゅー
2008/07/04 12:59

コメントする help

ニックネーム
本 文
☆「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」メモ 気ままに映画メモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる