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zoom RSS ☆「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」メモ

<<   作成日時 : 2008/07/01 12:45   >>

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THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN
製作年度/ 2008年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 150分
監督/ アンドリュー・アダムソン
製作総指揮/ ペリー・ムーア
原作/ C・S・ルイス
脚本/ アンドリュー・アダムソン,クリストファー・マルクス,スティーヴン・マクフィーリー
音楽/ ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演/ ベン・バーンズ,ジョージー・ヘンリー,スキャンダー・ケインズ,ウィリアム・モーズリー,アナ・ポップルウェル,セルジオ・カステリット,リーアム・ニーソン
【映画館】
++++++++++
“ナルニア国物語”シリーズの“第2章 カスピアン王子の角笛”は,結局,前作を途中まで観て,劇場鑑賞した作品です.続きものの映画ですから,もちろん,前作を見てから鑑賞したほうが良かったでしょうね.しかし,ストーリー的にはシンプルなので,本作から見てもそれなりに楽しめる作品でした.

ペベンシー4兄妹がナルニアの創造主アスランらとともに戦い,白い魔女に勝利してからおよそ1年が経過.彼らは,ナルニア国での波乱に満ちた日々を胸に秘め,ロンドンで普通の学生としての生活を送っていた.
ある日,彼ら4人が,地下鉄のホームで電車を待っていると,遥かかなたナルニア国から魔法の角笛の音が届く.激しい衝撃とともに目の前を地下鉄が通り過ぎたかと思うと,次の瞬間,そこには青い空と海が一面に広がっていた.
魔法の角笛により導かれたナルニア国は,彼らが4人の王と王女として治めた黄金時代から1300年の月日が流れていた.かつてナルニア国の創造主アスランに祝福され,王位継承の式典が行われた城は廃墟と化していた.平和で美しかった魔法の国は人間であるテルマール人の支配下にあった.
テルマールを統治するのは,テルマール王の一人息子カスピアン王子の叔父にあたるラミース.彼は成長した王子が邪魔になり,彼の暗殺を企てる.しかし,カスピアン王子の家庭教師的存在のコウネリウス博士はラミースの企みを察知する.彼は王子に城から脱出するように指示.別れ際に,王子に危機が訪れたときに使うようにと魔法の角笛を授けた.
ナルニアの森に逃げ込んだカスピアン王子にラミースの追っ手が迫る.ペベンジー兄妹らに届いた角笛の音は,そんなテルマールのカスピアン王子が助けを求めるものだったのですが・・・

前作は王道を行くファンタジーだったが,第二章はかつての歴史物スペクタクル映画を髣髴させるバトルシーン満載のファンタジー映画.
本作の公開は前作からすでに3年が経過して,ペベンジー4兄妹もだいぶ成長していた.彼らの成長した分だけ,映画の雰囲気も子供向きのファンタジーから成長している.
本作の目玉は新たなキャラクターとして登場したカスピアン王子.原作では13歳ぐらいの設定になっているようだが,映画のカスピアンは成人した若者として描かれていた.王子を演じたベン・バーンズは「スター・ダスト」で主人公の父親の青年時代を演じた英国の若手俳優.本作の宣伝のために来日してかなり話題になりましたよね.

脚本が実に良く練られていて,2時間半と長尺ながらも,ほとんど中だるみのない作品に仕上がっていた.アスランが姿を見せなくなってから数世紀が経過.しかしペベンジー兄妹の次女ルーシーが見る夢の中には現れる.そんなアスランがいつ姿を見せるかという期待感.あるいは,勇猛果敢で,プライドの高いねずみのピーチリーブのコミカルな活躍ぶり.ペベンシーの長男ピーターのカスピアン王子への対抗心など,いろんな要素がバランス良く詰まっていた.

相変わらず,動物や半獣の造形は素晴らしい.前作ではフォーンのタムナスさん以外は,空想世界の生き物たちはさらっと描かれていた.本作では,半身半馬のセントールのリーダー,グレンストームやミノタウロスのアステリウスなど,しっかりとしたキャラクターとして登場している.
また構図のとり方も前作以上に冴えを見せる.ペベンシー兄弟が森に野宿する些細なシーンですら決まっていた.数では極めて劣勢のナルニア軍が,強大な軍事力を誇るテルマール軍と一戦を交える際の,ナルニア軍の姿には痺れた.

VFXシーンもさらにレベルアップ.アスランの掛け声一つで,ナルニアの森の木々が動き出し,テルマール軍を攻撃するシーンの迫力とスピード感溢れる映像には圧倒された.地下鉄のホームからナルニア国に移動するシーンも鮮やかだった.さらに,夜の戦闘シーンの出来栄も見事.敵味方が入り乱れて繰り広げられるバトルに見づらさは感じられない.相当,構図や色彩に気が配られているのでしょう.

ナルニア国の救世主の証である角笛を持っているだけでカスピアン王子に忠誠を誓うナルニアの民.王子の身勝手な行動のために多くのナルニアの民が無駄に命を落としていく.なぜそんなに忠誠を尽くすのかと考えてしまう.しかし,ヨーロッパの中世や日本の戦国時代には,おそらくこの映画のように,無能な王や君主に仕えたが故に多くの命が無駄に消えていったのでしょう.もっとも,現代においても,意外に似たような状況が存在するのでしょうね.

ファンタジー感は多少薄れたものの,スケール感や迫力,面白さなどにおいて,“第二章 カスピアンの角笛”は,“第一章 ライオンと魔女”以上の作品でした.子供から大人まで,多くの人が楽しめる娯楽大作と言って良いでしょう.このシリーズは三作目も製作されることが決まっているようです.第三章はアドベンチャーもののようですから,もっと面白くなるかもしれませんねっ・・・

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クマの巣
2008/07/02 10:48

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
1作目よりは面白そうですね。
やっぱり劇場で見ておくのが良さそうなので、いつも行くシネコンのプログラムを確認したら、何と昼間は吹替版ではないですか (+_+)
字幕版は夜の9時からって…。
やっぱり、DVDまで待つことにします (T_T)

ところで、前作のストーリーを思い出そうとしたら…。
話すライオンが出てきたことぐらいしか思い出せませんでした (^^;;
タラララ
2008/07/03 16:07
タラララさん
そうですね.
この映画は,大画面で見ると迫力アップ間違いなしの作品だと思います!!

>話すライオンが出てきたことぐらいしか思い出せませんでした (^^;;
ライオンの印象が強いのですね.
自分は,“タンスを開けるとそこは雪国だった”シーンが一番印象に残りそうです♪
しゅー
2008/07/03 18:15
一作目は子供向けの感じがしましたが、これは面白そうですね。 映像もより美しいとのことなので楽しみです。
みのり
2008/07/04 00:20
みのりさん
>一作目は子供向けの感じがしましたが・・・
この作品も,大人向きの作品とは違いますが,対象年齢が高くなるとともに,ファミリー映画としての幅も広がったのではないかと思います.
映像のクオリティーは確実に高くなっています!!
しゅー
2008/07/04 13:04
ご無沙汰しております。
まだ観てないのですが、ぜひとも観たいと思ってます。
インディージョーンズにもってかれてしまった感がありますが、
これはこれで楽しめそうですね。

最近自分ところ更新してないのですが、
インディージョーンズ観て来たんですよ。
そのうち更新します。
気まぐれですけど・・・
タ〜コ
2008/07/05 15:06
タ〜コさん,ご無沙汰です!
確か,「ナルニア物語/第一章 ライオンと魔女」はご覧になってましたよね.
“第二章 カスピアンの角笛”は,多少,ファンタジー感は薄まっているのですが,作品としては第二章の方が面白いと思いました・・・

>インディージョーンズ観て来たんですよ。
観たいとは思っているのですが,今のところ,未見です(^^);

>そのうち更新します。気まぐれですけど・・・
更新されたら遊びに行きますねっ!!
しゅー
2008/07/06 09:09

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