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zoom RSS ★「ヘルボーイ」メモ

<<   作成日時 : 2009/02/15 08:52   >>

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HELLBOY
製作年度/ 2004年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 132分
監督/ ギルレモ・デル・トロ
製作総指揮/ パトリック・J・パーマー
原作/ マイク・ミニョーラ
脚本/ ギルレモ・デル・トロ
音楽/マルコ・ベルトラミ
出演/ ロン・パールマン,ジョン・ハート,セルマ・ブレア,ルパート・エヴァンス,カレル・ローデン,ジェフリー・タンバー,ダグ・ジョーンズ
【DVD】
++++++++++
ギレルモ・デル・トロ監督の作品「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」が面白かったので,早速,マイク・ミニョーラ原作のアメコミ“ヘルボーイ”シリーズの1作目「ヘルボーイ」を鑑賞しました.
1作目が面白かったので2作目,3作目を見るというのが普通だと思うのですが,自分の場合は,2作目あるいは3作目が面白かったので,その前の作品を見るというケースが意外に多いんですよね.

第二次大戦末期,敗戦濃厚なナチスはロシアの怪僧ラスプーチンと手を組み,魔界への扉を開き邪神を召喚しようとしていた.連合軍はその儀式の現場に乗り込み,邪神が出てくる前に扉を閉めることに成功.ただし,扉が閉まる際に,ラスプーチンは魔界へと飲み込まれ,彼が召喚してしまった魔界の赤子がこちらの世界に取り残される.兵士たちはその魔界の赤子を“ヘルボーイ”と呼んだ.ヘルボーイは,連合軍に同行していた超常現象学者ブルーム教授により保護され,わが子のように大切に育てられる.

月日が流れて現在.成長したヘルボーイは,ブルーム教授がトップを務める超常現象捜査防衛局“BPRD”のメンバーとして魔物退治の日々を送っていた.“BPRD”はFBI傘下の機関で,ヘルボーイの将来を憂うブルーム教授の尽力により設立された秘密機関らしい.
ある日,博物館に展示されていた死を司る天使“サマエル”が何者かに封印を解かれ復活する.
ヘルボーイは“BPRD”のメンバーやFBIの新任捜査官マイヤースとともに,復活したサマエルのいる博物館へ駆けつける.彼の活躍で復活したサマエルは退治されたかに見えたが,それは序章にすぎなかった.サマエルの復活は,ナチスの残党が蘇えらせたラスプーチンの妖力によるもの.一匹のサマエルの死は二匹のサマエルを生み出す.倒されるたびに増殖するサマエル.さらに,ラスプーチンは殺戮人形クロエネンを“BPRD”内部に進入させるのですが・・・

2作目の“ゴールデン・アーミー”に見られた迫力のある弾けた演出もなく,映像や音楽のつけ方にもあまり魅力が感じられなかった.同じ,アメコミ・ヒーローものアクション映画「ファンタスティック・フォー/宇宙の危機」に抱いた感想と重なる出来栄え.前半はそつなく作られているものの,デル・トロ監督のまだ無名時代のB級ホラー映画「ミミック」の方が魅力的にさえ感じられた.カルト集団のようなナチスが登場する冒頭から,ヘルボーイが成長し超常現象捜査防衛局で魔物退治をするようになってもそんな状態が続いた.

2作目では,超常現象捜査防衛局のメンバーとして登場するのは主にヘルボーイ,半魚人エイブと念動発火の超能力を持つリズ・シャーマンの3人だったが,1作目では,さらにブレーム教授,新任捜査官マイヤース,それに便りにならないマニング部長が絡んで話が進行する.
リズを好きなヘルボーイが,マイヤースにやきもちをやく展開は,ちょっと微笑ましく,面白かった.そのあたりから映画の雰囲気は少しずつ2作目の片鱗を見せ始める.ただし,ストーリーはかなり陳腐で,その上,話を端折りながら進行するため,必ずしも前半よりも良くなっているとは言い難い.ラストのボス・キャラとの戦いは映像的には立体感があり構図の面白さを感じたものの,あっけない展開で物足りない.スケール感や重厚さを出そうとする音楽は,むしろ作品全体のテンポを悪くしているように感じられた.

クリーチャーは2作目と1作目は対照的.2作目は,かなりコミカルさを感じさせるクリーチャーが多かったが,こちらはドラゴン&エイリアン系.それに登場する種類もとても少ない.エイリアン系の“死の天使”サマエルが設定上,再三登場するのだが,これには閉口した.怖さよりも汚らしさが印象に残る造形で,自分の好みとかけ離れていた.殺戮人形クロエネンは,自分でゼンマイをまいて動くちょっとキッチュで面白いキャラクターだった.両腕の剣をまるでトンファーのように振り回しながら攻撃するシーンはなかなか格好良かった.

リズは,2作目ではかなり華やかな存在なのだが,1作目ではラストで2作目の彼女のイメージとつながるものの,かなり根暗な設定.半魚人エイブに至ってはさほど活躍する機会もなくちょっと寂しい.逆に,1作目のキーマンとなるマイヤースが2作目には顔出しすらしていないのも不満に感じた.

1作目より,2作目の方が,詰まらなくなる作品が多い中,この“ヘルボーイ”シリーズは確実に2作目の方が,出来も良く,楽しい作品に仕上がっていました.まだ,1作目はギレルモ・カラーの開発途上だったのかもしれませんねっ・・・

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
僕はこの映画の「自虐ギャグ」がとても気に入りました。
セリフと字幕に☆4つです。(って、ブログではつけてないけど)
HOSHIO
2009/02/17 13:52
1作目は敵味方ともにキャラクターは楽しめた記憶があります。
特にトンファーを持っていたクロエネン(ですか?)はお気に入り。
でも、ストーリーは全く覚えていません (^^;;
タラララ
2009/02/17 15:36
HOSHIOさん
>僕はこの映画の「自虐ギャグ」・・・
中盤あたりから楽しさは感じたのですが・・・はじめの頃はギャグもすべってました.

>☆4つです。
おおっ,高得点ですね.自分はだんぜん2の方が好きです!!
しゅー
2009/02/17 19:38
タラララさん
>クロエネンはお気に入り。
はい,このキャラはなかなか面白い存在でした!!
でも,繰り返し出てくるサマエルは好みではありませんでした.ボスキャラにも魅力を感じませんでした.
あっ,それから,ラスプーチンにもっと凄みが欲しかったです(^^);
しゅー
2009/02/17 19:51
キッチュって なあに(・_・?)

・・・あれが キッチュなの(・_・?)
o( ̄ー ̄;)ゞううむ
ジジ黒一
2009/02/21 13:50
黒一さん
>キッチュって なあに(・_・?)
キッチンでチュー・・・なぜ信じてもらえないのだろう・・・(^^);

前記事のコメントにPS.にも付けといたんですけど・・・再掲しときますねっ!!
安っぽいさが売りの“のせもの”・・・遊び心のある美しさ・・・かな〜

きちんとした定義だと・・・
「けばけばしさ」や「古臭さ」や「安っぽさ」などを意識しながら、それらの性質や状態を、あえて積極的に利用しようという美意識のあり方。
しゅー
2009/02/21 21:43

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