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zoom RSS ☆「鴨川ホルモー」メモ

<<   作成日時 : 2009/05/26 02:38   >>

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製作年度/ 2009年
製作国/ 日本
上映時間/ 113分
監督/ 本木克英
製作総指揮/ −
原作/ 万城目学
脚本/ 経塚丸雄
音楽/ 周防義和
出演/ 山田孝之,栗山千明,濱田岳,石田卓也,芦名星,斉藤祥太,斉藤慶太,渡部豪太,藤間宇宙,梅林亮太,和田正人,佐藤めぐみ,パパイヤ鈴木,笑福亭鶴光,石橋蓮司,荒川良々
【映画館】
++++++++++
“桃まつり presents Kiss! ”なるイベントで短編映画は観ているものの,長編映画では今年初めて劇場鑑賞した邦画です.昨年はよく邦画を鑑賞した年でしたが,今年はあまり邦画に食指が動きません.邦画の巻き返しを期待したいところです.

晴れて京大生となった安倍明と高村光一は,京都三大祭りのひとつ葵祭“路頭の儀”のアルバイトをした帰りに,“京大青竜会”なるサークルの勧誘を受ける.
彼らを誘ったのは菅原真という上回生.保津川下りなどのレクリエーションもする普通のサークルです,と強調するのだが,どうも胡散臭い.

それでも,二人は居酒屋“べろべろばあ”で開催されたコンパに参加.
阿部は,そこで彼の理想とする美しい鼻筋を持った女性,早良京子に一目惚れする.コンパでもサークルの内容は一向に判らなかったが,早良が入会することを知り,阿部は高村を強引に誘って京大青竜会に入会.そこにはコンパに参加していた芦屋満,三好兄弟,それから大木凡人の髪形をしたメガネっ子の楠木ふみの姿があった.楠木は阿部の姿を見てニンマリする.
祇園祭の宵山の夜,普通のサークルです,と言い続けてきた菅原の口から,京都で千年続く伝統行事“ホルモー”のサークルであることが明らかにされる.
ホルモー・・・それはオニと呼ばれる式神を操り戦う行事.京都の東西南北に位置する京大,立命館,竜谷大そして京都産業大学の四校で対抗戦形式で催されていた.京都を守護する神々を喜ばせるためのものらしい.
オニを操るには,オニ語と指令ポーズを覚える必要があった.阿部らはそれを覚えるべくサークル活動に明け暮れるのですが・・・ 

若手作家,万城目学の同名小説を映画化した青春コメディ.
一人百匹のオニを引き連れて“ホルモン”じゃなくて“ホルモー”なる競技をする,とてもヘンテコなサークル活動に纏わるお話.大学生活を送る若者たちの七転八倒する様子と摩訶不思議な世界を上手くドッキングさせ,緩いユーモアを交えたおバカな映画だった.

出てくる伝統行事が何ともバカバカしい.この作品のメイン行事のホルモーもさることながら,祇園祭宵山での四条烏丸交差点の会や,吉田神社の代替わりの儀もかなりヘンテコな行事.
代替わりの儀は,吉田神社で青竜会伝統の舞を神々に奉納する儀式.と言えば聞こえが良いが,その実態はレナウンのCMソング“ワンサカ娘”を歌いながら素っ裸で踊るというもの.実に重みのある儀式である.

この作品の見どころは,やっぱり百匹のオニが動き回るCGを駆使したホルモーのシーン.
まず,オニのキャラクターがユニーク.身長はおよそ30cmで,尖った耳と垂れ下がった耳たぶ,顔の中心に茶巾絞りのような突起がある猫顔なのが特徴.キッチュさとプニュッとした造形がなかなか良い.ダメージを受けると顔の茶巾絞りが凹み,完全に顔の中に埋没すると消滅する.しかし,ダメージ途中でレーズンを補給すると回復する.えっ,オニにレーズンですか.
そのオニたちを操る意味不明のオニ語とその指令ポーズがとりわけおバカ.
攻撃の命令は“ゲロンチョリー(ぶっつぶせ)”.撤退の命令は“ピッピキピー(退却せよ)”.“ゲロンチョリー”と叫びながら体を仰け反らせる姿も面白いが,“ピッピキピー”と言いながら逃げ回る姿もまた愉快.指令ポーズを振り付けをしたのは,作品にも登場しているパパイヤ鈴木だとか.何となく納得.

物語的には,主人公の阿部が,もう少し,大木凡人の髪型をしたメガネっ子,楠木の気持ちに意気を感じて,男らしさを見せてほしかった.そんな阿部を「電車男」の山田孝之が演じていたのだが,それ以上に目に付いたのは青竜会499代目会長の菅原を演じた荒川良々の存在.この作品の魅力の一つである緩さは彼によるところが大きい.メガネっ子楠木役を演じた栗山千明と中盤以降,信長のちょん髷姿で頑張る高村役の濱田岳も良い味を出していた.

登場人物たちは七転八倒しているのだけど,それが爽やかに感じられるのは監督のセンスによるものでしょうね.緩くておバカな青春コメディに,キッチュなCGがとても良く似合う作品だったかな・・・

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
これ、何かのDVDで予告編を見ました。
ぞろぞろと出てくるホルモーのCGが安っぽくて良い感じ。
バカバカしそうで面白いかも…と思っていましたが、タイトルを忘れてしまって (^^;;
そうか、レンタルの予告編じゃなく近日上映の予告編だったんですね。
レンタルで探しても見つからないわけです (+_+)
劇場で見ることはないと思いますが、レンタルになったらしっかりと見たいと思います。
タラララ
2009/05/26 15:46
ところで、ブログの写真のシーンは「アビーロード」のパロディなんでしょうか (・_・?)
タラララ
2009/05/26 15:47
タラララさん
>バカバカしそうで面白いかも…と思っていましたが・・・
突き抜けたバカバカしさではなく,まったりと緩いバカバカしい作品でした!!
本広克行監督の「サマータイムマシン・ブルース」にちょっと似た感じがしました.

>ブログの写真のシーンは「アビーロード」のパロディ・・・
まさしく「アビーロード」です.原作の表紙もこれです.パロディというよりは,オマージュの方が適切かもしれません・・・(^o^)
しゅー
2009/05/27 02:21
お久しぶりでございます
鴨川ホルモーは随分前に本で読みまして、
子鬼ちゃんたちの戦いっぷりを想像して楽しみました。
ちょっと奇天烈なお話だったので
どんな映像になってるのか、物凄く気にはなってたのですが
映画はまだ観れてません(-_-;)
でもしゅーさんが見てくれたのでなんかうれしい♪

レンタルでみます(〃∇〃) てれっ☆
タ〜コ
2009/06/04 21:50
タ〜コさん,お久しぶりです!!
ことのさんちで,この小説のタイトルをみたとき,ホルモーがわからず,イメージしたのはホルモンでした.

>どんな映像になってるのか、物凄く気にはなってたのですが・・・
とてもキッチュな鬼たちでした.妖怪大戦争の”すねこすり”と似た雰囲気をもった鬼たちです♪

>レンタルでみます(〃∇〃) てれっ☆
とてもゆるいおバカな映画であることを覚悟してご観賞ください(^o^)


しゅー
2009/06/05 12:19

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