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zoom RSS ☆「Disney'sクリスマス・キャロル」メモ

<<   作成日時 : 2009/12/07 01:28   >>

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A CHRISTMAS CAROL
製作年度/ 2009年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 97分
監督/ ロバート・ゼメキス
製作総指揮/ −
原作/ チャールズ・ディケンズ
脚本/ ロバート・ゼメキス
音楽/ アラン・シルヴェストリ
出演/ ジム・キャリー,ゲイリー・オールドマン,ロビン・ライト・ペン,コリン・ファース,ボブ・ホスキンス,マイケル・J・フォックス
【映画館】
++++++++++
ロバート・ゼメキス監督が「ローラー・エクスプレス」,「ベオウルフ/呪われし勇者」で活用し始めた“パフォーマンス・キャプチャー”による作品「Disney'sクリスマス・キャロル」を劇場鑑賞しました.また劇場で初めて観た3D映画です.

19世紀半ばのロンドン.
長年,一緒に商売をしてきた友人マーレイの死をみとったスクルージ.しかし,彼の表情には友人の死を悲しむ様子はこれっぽっちも感じられない.彼の人生は金がすべて.家族を持たず,人との関わりも避け,ひたすら金のために生きてきた.
もちろん,そんな彼に寄りつく者などほとんどいない.ずっと彼のもとで働いてきた事務員クラチットと甥のフレッドぐらい.けれどもスクルージは彼らにも嫌味しか言わない.

それから7年後のクリスマス・イヴ.
暖炉のないスクルージの事務所には,凍えながら金庫の金を数えるスクルージと事務員クラチットの姿があった.甥のフレッドが店にやってきてクリスマス・パーティーに誘うものの,スクルージは一向に取り合わない.仕事を終え,彼はいつものように帰宅した.彼の家は荒れ果てて冷え冷えとしている.部屋に置かれた古びた家具がそれを助長していた.

スクルージが鍋に残っていた冷めたシチューで夕食を済ませると,突然,ベルがけたたましく鳴り始めた.しばらくしてべルは鳴りやみ静寂が訪れると,彼のいる部屋に向かって大きな足音が近づいてきた.そして,寝室のドアをすり抜けて現れたのはマーレイの幽霊.マーレイは自分の人生を嘆いた後,最後に,スクルージのもとに3人の精霊が訪れることを告げて消え去った.それは,彼の身に起こる世にも不思議な出来事の序章だったのですが・・・

世界中で読み継がれてきたチャールズ・ディケンズの有名なクリスマス・ストーリー“クリスマス・キャロル”を映画化したもの.監督はロバート・ゼメキス.ディズニーランドのアトラクションのような面持ちの作品.

映像は,俳優の実際の演技をデジタル的に取り込む“パフォーマンス・キャプチャー”と呼ばれる技術が用いられ,かなり実写に近いちょっと不思議感覚のCG.初めは,これまでのアニメでもなく,実写でもない映像にかなり戸惑い,出演者に名を連ねるゲーリー・オールドマンの姿を映像の中に探してしまった.

このゼメキス版“クリスマス・キャロル”は,“バック・トゥ・ザ・フューチャー”シリーズのように,過去と現在と未来を主人公がタイム・スリップすることに力点を置き,かなりコミカルに仕上げられている.
しかし,ストーリーを追うよりも,ゼメキス監督が,“クリスマス・キャロル”を最新の技術でどのように表現するかが,やはり興味の中心となった.

“パフォーマンス・キャプチャー”は,キャラクターの表情をかなり実写に近づけているものの,役者の演技を楽しむまでには至っていない.それでも,これまでのCGアニメでは味わえない人間の表情と,実写では描けないファンタジックな映像がブレンドされ,不思議なファンタジーの世界を作り出していた.特に,現在のクリスマスの精霊が見せる俯瞰の映像は秀逸.

“3D”の方は,3D用の眼鏡をかけると画面が暗くなるのが難点.見づらい箇所が散見され,かなり目が疲れた.色彩はもう一工夫必要.構図は3次元的な効果を活かそうと気が配られているものの,まだ十分にこなれているとは言い難い.3D効果が,さりげなく作品に反映されるには,まだちょっと時間がかかりそう.

主演はジム・キャリー.主役のスクルージをはじめ,過去,現在そして未来のクリスマスの精霊など,7つのキャラクターを演じているらしい.しかし,ジム・キャリーを感じたのはスクルージのキャラクターのみだった.忠実な雇い人ボブ・クラチットとその息子ティム,そして共同経営者だったマーレイの幽霊を演じたのはゲイリー・オールドマン.こちらは,どのキャラクターにもゲイリー・オールドマンらしさはなかった.

本作は,最新の視覚効果の実験的な要素が多い.それらからは,“パフォーマンス・キャプチャー”にはCGアニメを低費用で制作できる可能性を,また“3D”には劇場鑑賞の醍醐味を生み出すツールとしての可能性を感じた.ただし,これらを定着させるためには,まだまだ改良の余地があることも事実.さて,どうなるのでしょうね.

“クリスマス・キャロル”は小さいころに読んでいるし,映画でもアルバート・フィニー主演のミュージカル版「クリスマス・キャロル」を鑑賞しています.また,ビル・マーレイ主演の現代版“クリスマス・キャロル”,「三人のゴースト」は気に入っている作品の一つ.このゼメキス版「クリスマス・キャロル」は,前2作品の魅力にはちょっと及ばないものの,それなりにクリスマスの雰囲気が楽しめるファミリー向けの娯楽ファンタジーだったかなっ・・・

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コメント(21件)

内 容 ニックネーム/日時
おお、今年流行りの3D映画ですね。
3D映画は“飛び出す”ことを前提に作られていますから、あとで普通の2Dで見ると意味不明なアクションやシーンが多いんですよね (^^;;
HOSHIOさんも3Dの「カールじいさんの空飛ぶ家」をご覧になったようですし、自分も1本ぐらい見ておきましょうかね。
そうなるとやっぱり「アバター」になるのかなぁ…。
ちなみに自分はガキの頃に「赤影」でパート3Dを体験しました (^_^)v
タラララ
2009/12/07 15:03
タラララさん
>そうなるとやっぱり「アバター」になるのかなぁ…。
あれっ,ジェームズ・キャメロンとは相性が悪いのでは・・・(・・?)

ちょっと,先になりますが・・・ティム・バートンの「アリス・イン・ザ・ワンダーランド」も・・・たぶん3Dのはず・・・控えているようですよ!!


しゅー
2009/12/07 22:11
あぁこれって3D映像だったんですね.なんかこの先TVも3D化が進んでいくようですが、3Dってそんなに必要なのかな、と思います.CGもそうだけど、映像技術で見せる映画よりも、ストーリーや演技などで感動できる映画が見たいですよね.
ゼメキス作品は「コンタクト(これ好きです)」以来見ていません.
「アバター」と「アリス〜」は見ておきたいですね〜.
赤影のパート3D! なんじゃそりゃ〜!?
トースケ
2009/12/07 23:30
トースケさん
>映像技術で見せる映画よりも、ストーリーや演技などで感動できる映画
映像技術も,ストーリーも,演技も素晴らしい作品が良いですね・・・欲張りかな〜♪
CG・・・今後どうなるかはわかりませんが・・・今のところ,まだ,まがい物の粋を出ていないのではないでしょうか・・・どこか平面的で奥行きがなく,また本物が持つ重厚さとか,躍動感とか,瑞々しさとかは,十分に表現できていないと思います.
さらに,本物が持つ意外性・・・コンピューターが計算して描いたものには欠けている要素です.「スラムドッグ&ミリオネア」を観ると痛切に感じますよっ(^o^)

>ゼメキス作品は「コンタクト(これ好きです)」以来見ていません.
ゼメキス作品は「キャスト・アウェイ」以来でした.「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「フォレスト・ガンプ」が好きです.

>アバター&アリス・・・
アバターは微妙ですが,アリスは是非観たいと思っています.
しゅー
2009/12/08 01:19
>あれっ,ジェームズ・キャメロンとは相性が悪いのでは
まあ、そうなんですけどね (^^;;
でも「相性が悪い(自分には面白くないだろうと予想できる)と分かっていても見たくなる」と「相性が悪いと分かっているのでハナから無視する」の2種類があると思うのですよ。
キャメロン監督、ジム・キャリー、ニコラス・ケイジは前者ですね。
後者はブラッカイマー作品や一連の黒澤監督作品のリメイクです (^^;;

>トースケさん
「仮面の忍者・赤影」の劇場版が部分的に3Dになっていたのです。
青影が画面の向こうから「さあ、ここでメガネを掛けよう!」と客席に呼びかけると、観客がおもむろに配布されていた赤と青のセロファンを貼ったメガネを取り出すという…。
本当に飛び出してきて不思議だったのでメガネを外してみると、何が何か分からない映像になっていてビックリした記憶があります (^^;;
タラララ
2009/12/08 14:04
タラララさん
>相性が悪いと分かっていても見たくなる・・・
キャメロンの場合は,とりあえず押さえておきたい作品,と言ったところでしょうか.
自分は,ジム・キャリーもニコラス・ケイジも特に見なくても後悔しない存在です・・・薄情なのかもっ(・・?)

>ブラッカイマー作品や一連の黒澤監督作品のリメイク・・・無視する
タラララさんにとっては,”虫”するというより,”虫”唾が走る作品でしょうね!!
しゅー
2009/12/08 21:22
こんにちは(^^)

この映画(過去のですけど)を見ると、
いい人にならないと!って思います(^^;
ときドキッ!
2009/12/13 11:23
ときドキッ!さん
できればよい人になりたいという願望はあるのですが,ついつい周りの環境に染まってあまりよい人とは言えない場合も多々あります.
せめて,クリスマスのときだけでも,清らかな気持ちで一日を過ごしたいものです.そんなとき,クリスマス映画は,とってもやさしい気持ちにしてくれますねっ!!
しゅー
2009/12/13 18:47
毎度、ロバート・ゼメキスの作品は好きですね。
ケーブルテレビで、バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作一挙公開してて、思わず観てしまいました。年末年始にかけて、ケーブルテレビでも、映画が見逃せませんね。
この前「泣くもんか」観てきました、面白かったですよ。
次回は、「アバター」が見たい。
mick
2009/12/21 17:09
mickさん
>ロバート・ゼメキスの作品は好きですね。
夢があってよいですよね〜♪

>この前「泣くもんか」観てきました、面白かったですよ。
未見ですが,内容より,役者さんたちの演技の評判が良いようです.
監督が,「舞妓 Haaaan!!!」の水田伸生だから,ちょっと似た感じなのかな〜(・・?)

>次回は、「アバター」が見たい。
これも話題作.予告編はこの作品同様3Dでした!!
しゅー
2009/12/22 12:50
しゅーさん メリー☆クリо(●´ス`○)оマス☆

≡≡ヾ(●´ω`)┌ο足跡のこしっ♪
mick
2009/12/24 20:10


(〃 ̄▽ ̄)o-o∠※PAN!"。・:*:・゜☆メリークリスマス・:*:・゜☆〜〜
スー
2009/12/24 21:45
mickさん,スーさん どうもです
Merry Christmas :*:・゜☆〜〜
ここのところ,バタバタしていて,なかなか遊びに行けません(^^);
あと,もうちょっとで,冬休み・・・そうしたら,じっくりお邪魔しますねっ・・・それまで待っててね!!

ps.へぇ〜,こんな絵文字があったんだ・・・知らなんだ・・・
しゅー
2009/12/25 01:43
しゅーさん 毎度
今頃年賀状書いてる、ありさまです。(^_^;)
ドラマ「JIN 仁」は、最終回、ガックリでしたね。
あの終わり方だと、続編があるんでしょうかね?
それとも、映画化・・・って、期待をしてるんですが、どうやろか?
原作が、終わってないので、原作に気をつかったっていう意見もありましたが。
来年も、引き続きよろしくお願いします。
mick
2009/12/29 12:00
こんにちは。

今年も映画館に行かずじまいでした。。。
DVDもあまりみませんでしたぁ〜トホホです(^^;

今年もお付き合いいただいて
ありがとうございました!
良いお年をお迎えください。
ときドキッ!
2009/12/30 16:14
mickさん
>原作が、終わってないので、原作に気をつかったっていう意見もありましたが。
このドラマ,決してオリジナルに忠実ではありませんでした.TV独自の解釈も結構ありました.なので,結末もTVドラマなりに結んでほしかったですね.
現在のところはTV局は,続編も,映画かも否定していますが・・・ほとぼりが冷めたら次の一手を宣言するのではないでしょうか・・・(・・?)

>来年も、引き続きよろしくお願いします。
こちらこそ,来年も引き続きよろしくお願いします.
来年は,もうちょっと,皆さんのところにお邪魔できたら・・・と思っています!!
しゅー
2009/12/30 22:49
ときドキッさん
>DVDもあまりみませんでしたぁ〜トホホです(^^;
自分も,ここ数年のうちで,映画&DVDをあまり観ない年でした・・・ブログの記事もだいぶ減りました(^^);
来年は,もう少し,精神的に余裕のある年になるとよいのですが・・・無理かな〜.

>今年もお付き合いいただいてありがとうございました!
こちらこそ,お付き合いいただきありがとうございました.
来年も引き続き宜しくお願いします.
良いお年をお迎えください,ませませ(^^)v
しゅー
2009/12/30 22:56
ちわー。
JINは残念でしたが、テレビも商売ですからね。みすみす稼げるネタを放置するわけにもいかないでしょう。ただ言えるのは第一話がベストで最後までそれをこえられなかったということです。龍馬も失速してしまいましたが内野さんはよかった。脚本の森下さんは次回作に期待します。

というわけで本年もありがとうございました。ご家族で良いお年をお迎えください。iPHoneからお届けしました!)
HOSHIO
2009/12/31 12:43
年末で色々とバタバタしていて…。
なんか普段の方が落ち着いているような気がします (^^;;
「JIN 仁」は面白いと評判だったのでレンタルが出たから借りようかと思っていたのですが、何か尻つぼみのようですね。

本年もお世話になりました。
しゅーさんもよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。
タラララ
2009/12/31 15:21
HOSHIOさん
>内野さんはよかった。
うちの彼女がわざわざ芝居を観にいってしまうほど贔屓にしている俳優さんです(^^);
個人的には,中谷美紀の新たな側面が発見できて面白かったです.目力がこんなにあるとは思いませんでした.なかなか今後も楽しみな女優さんの一人になりました!!

>というわけで・・・
どういうわけで・・・(・・?)

などと,ちゃちゃを入れつつ,今年ももうすぐ終わりです.
今年も遊んでいただきありがとうございました.
来年も,よろしくお願いいたします.(ご家族様にも,よろしくとお伝えください・・・なんちゃって・・・)
しゅー
2009/12/31 22:05
タラララさん
>年末で色々とバタバタしていて…。
自分は,一年中,七転八倒しています.
だいぶ体力が落ちてきたので,来年は転げ落ちないように努めたいと思います.

今年も遊んでいただきありがとうございました.
タラララさんも良いお年をお迎えください.
来年もよろしくお願いいたします!!
しゅー
2009/12/31 22:09

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☆「Disney'sクリスマス・キャロル」メモ 気ままに映画メモ/BIGLOBEウェブリブログ
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