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zoom RSS ☆「ショーシャンクの空に」メモ

<<   作成日時 : 2010/01/10 18:33   >>

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THE SHAWSHANK REDEMPTION
製作年度/ 1994年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 143分
監督/ フランク・ダラボン
製作総指揮/デヴィッド・レスター,リズ・グロッツァー
原作/ スティーヴン・キング
脚本/ フランク・ダラボン
音楽/ トーマス・ニューマン
出演/ ティム・ロビンス,モーガン・フリーマン,ウィリアム・サドラー,ボブ・ガントン,ジェームズ・ホイットモア,クランシー・ブラウン,ギル・ベローズ,マーク・ロルストン
【DVD】
++++++++++
90年代の映画が語られるとき,よく耳にする,そして名作と誉高い「ショーシャンクの空に」.
しかし,自分はこれまで,ずっと鑑賞しようと思いつつ未見だった作品.そんな「ショーシャンクの空に」を,今年,最初のメモとしてアップすることにしました.

1947年,メイン州.車の中で酒を飲みながら銃を準備する一人の男が映し出される.
男の名前はアンディ.職業は銀行の副頭取.
画面は法廷のシーンに変わり,検事が彼を追及する.事件当日の彼の行動と法廷のシーンが交互に映し出され,彼の罪状が明らかになっていく.それは妻とその愛人を射殺したという容疑.最後に裁判長が彼に下した判決は終身刑だった.

ショーシャンク刑務所で黒人の男が,仮保釈の審査を受けている.男の名前はレッド.彼は終身刑を宣告され,20年にわたり刑務所にいる.彼は自分が改心したことを主張するものの,審査員たちは今回も彼の仮保釈を見送った.

そんな,レッドのいるショーシャンク刑務所に,ある日,アンディが護送されてきた.アンディは自分が無実であると主張し,いつの日かそれが証明され,自由の身になる夢を持ち続ける.古株のレッドは,そんなアンディに“刑務所で夢を持つのは禁物”と忠告をしつつも,どこか浮世離れした所がある彼に興味を覚えるのですが・・・

1994年,当時,脚本家として有名だったフランク・ダラボン監督が,S・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」を映画化したもの.映画は,次第に親しくなっていく古株のレッドが,主人公アンディについて語る形式で綴られている.

脚本がとても良い.前半は伏線を張りながら静かに物語りは進行する.元気の良い新入りのトニーが登場するあたりから,物語は大きく舵が切られ,囚人たちが前に向かって進みだそうとする様子を映し出す.そして,そこからの“転”に次ぐ“転”の展開は目が離せない.

映像も魅力的だった.刑務所とそこに収容されている囚人を映すカメラワークがとても良く,特に,囚人たちを上空から俯瞰する映像が印象に残る.さらに,ラストのちょっと陽が落ちかけた原っぱの茶色い風景と,それに続くアンディとレッドが再会する背景の青い太平洋のコントラストが素晴らしい.

演出面では,本作品の数年後に公開された「グリーン・マイル」がそうであったように,フランク・ダラボンはとても余韻を大切にしており,それが本作の魅力の一つになっている.また,アンディは20年以上もの間,ショーシャンク刑務所にいたのだが,その期間の長さを,原作タイトルにもなっているリタ・ヘイワース,それからマリリン・モンローとそれに続くラクエル・ウェルチの3枚のポスターで実に上手く表現している.
静寂の合間に流れるトーマス・ニューマンの手による音楽も,この作品のさらなる余韻に一役買っていた.

主演のアンディを演じたのはティム・ロビンス,レッドはモーガン・フリーマン.二人に淡々とした演技はこの作品の雰囲気にとてもしっくりしている.また,ショーシャンク刑務所の刑務主任を演じたクランシー・ブラウン,老囚人役を演じたジェームズ・ホイットモアらの演技が作品に厚みを加えていた.

前向きなテーマを中心に据え,シリアスな雰囲気を持つ作品ながら,どこか非現実的でファンタジックな要素が見え隠れする作品.男だけの世界を描いているにもかかわらず,女性にもとても人気があるのはそんなところに所以があるのかもしれない.
また,レッドを演じたモーガン・フリーマンのしみじみとした語り口も,多くの人が“マイベスト”に挙げる要因になっているのでしょうね.当時の彼は50代の半ば.それなりに容姿にも語りにも渋さが感じられるが,現在の彼に比べてしまうとかなり若い.
クリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」も,やはり,モーガン・フリーマンの静かな語りで進行する.今から5年前の作品.その語り口は「ショーシャンクの空に」よりも円熟味を増している.そのため,個人的には彼の語り口への魅力の度合いは小さかった.

劇場公開では興行的に失敗したようですが,その後,口コミやDVD化により,徐々にファンを増やし,今では名作の一つに数えられている作品.あまりにも評判が良いため,自分の天邪鬼の部分が絶賛するのを拒んでいるものの,確かに人気があるのは頷ける秀作だったかなっ・・・

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ついにご覧になりましたね。
名作と呼ばれるだけはある良い映画ですよね。
でも、自分もへそ曲がりなので絶賛はしません (^^;;
タラララ
2010/01/11 16:01
タラララさん
>ついにご覧になりましたね。
はい,やっと観ました!!
もし,巷の評価が高くなければ,もっと,この映画が好きになっていたことでしょう.
そして,「ミリオンダラー・ベイビー」を観ていなければ,モーガン・フリーマンの語りに痺れたに違いありません・・・
しゅー
2010/01/11 22:53
>「ミリオンダラー・ベイビー」を観ていなければ

逆の人の方が多数派でしょう。(^_^)
しかしこの映画のラストは本当に素晴らしい。
(原作じゃなくて、映像演出が素晴らしい)
HOSHIO
2010/01/12 01:41
HOSHIOさん
>しかしこの映画のラストは本当に素晴らしい。
アンディが雨に打たれるシーンも有名なようですが,自分は,やはりラストが気に入りました!!

>逆の人の方が多数派でしょう・・・
自分も多数派になりたかったのですが,なにぶんにも90年代はほとんど映画をみていませんでした・・・(^^);
しゅー
2010/01/12 12:54
ひりごとの方へのコメントです。

発表まで落ち着きませんね。
お察しします。
(^_^;)
ウチの時は、子供本人も親も、結構気持ちが揺れたりしました。
こういう時は、どっしりとした落ち着いた父親の貫禄を見せてあげてくださいね。
ことの
2010/01/16 21:54
ことのさん
>発表まで落ち着きませんね。
いえいえ,彼の本当の試験は2月からです.私立志望で,本命は一般入試.
センター方式も2校ほど願書を出していますが・・・自分の実力では,奇跡がおきない限り,無理だろうと言っています.

ちなみに,彼によると今年は国語&英語の傾向が変わったようです.
国語は難しかった・・・英語はまあまあ・・・世界史は納得できない!!

>どっしりとした落ち着いた父親の貫禄・・・
うーん,それは無理です.二世が大学に合格するより難しいと思います.きゃはっ・・・

しゅー
2010/01/16 22:33

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