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zoom RSS ☆「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」メモ

<<   作成日時 : 2010/01/25 09:36   >>

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製作年度/ 2009年
製作国/ 日本
上映時間/ 121分
監督/ 武内英樹
製作総指揮/
原作/ 二ノ宮知子
脚本/ 衛藤凛
音楽/
出演/上野樹里,玉木宏,瑛太,水川あさみ,小出恵介,ウエンツ瑛士,ベッキー,山口紗弥加,山田優,谷原章介,なだぎ武,チャド・マレーン,福士誠治,伊武雅刀,竹中直人
【映画館】
++++++++++
今年,最初の劇場鑑賞は,ちょっと緩めの邦画「のだめカンタービレ,最終楽章」.
まあ漫画からのファンで,TV版もすべて観てしまったので,やはり劇場版も観ておきたい,って感じで観た作品です.

通称“のだめ”こと野田恵は,顔に似合わず,人の視線を気にしないタイプで,たまに髪の毛の搔き毟りながら奇声を発する変人.仕送りを漫画やキャラクターグッズにつぎ込み,ガスを止められると何日も風呂に入らないこともしばしば.部屋は男性顔負けの汚さで,食べ残しに生えたカビやゴキブリもへっちゃら.しかし,非凡な音楽の才能の持ち主で,難しい曲でも一度聞いただけで覚えてしまうほど.そして,意外にも,同じ桃ヶ丘音楽大学出身のイケメン先輩,千秋に夢中.

変人“のだめ”にまで好かれてしまう“千秋先輩”こと千秋真一は, 長身で格好良く,桃ヶ丘音楽大学の女学生たちの憧れの的だった.ただし,プライドが高く,頑固で強引なのが玉に瑕.何事にも完璧主義で,自分にも他人にも厳しい.大学ではピアノ科に在籍しつつ,プロの指揮者を目指して独学で指揮者の勉強をしていた.世界的に有名な指揮者シュトレーゼマンの眼にとまり,在学中に指揮者としての道が開かれる.

そんな二人が一緒に渡仏.千秋はもちろんプロの指揮者になるためだが,のだめは彼の傍にいたいがためにパリにある音楽学校に留学.映画は,千秋が国際コンクールで見事優勝し,プロの指揮者としての第一歩を踏み出そうとしているところから始まった.ほどなく,シュトレーゼマンも若かりし頃に修業を積んだ名門「ルー・マルレ・オーケストラ」(マルレオケ)の常任指揮者の話が舞い込んでくる.彼はその願ってもない話に喜んで飛び付いた.

しかし,最近のマルレオケの実態は,資金繰りが上手くいかず,優秀な団員が大挙して辞めた状態.優秀な演奏者が去れば,オーケストラの演奏レベルも下がり,レベルが下がれば観客も集まらなくなる.そんな悪循環を繰り返していた.残ったメンバーの多くは,やる気を失いまさに崩壊寸前.おまけにオケを仕切るコンサートマスターはうるさ型で千秋には非協力的.千秋はマルレオケを立て直すために悪戦苦闘.
一方,のだめは,音楽院の進級試験に合格するために,そして千秋の指揮で自分がピアノ演奏することを夢見て,ピアノのレッスンに励んでいた.部屋の汚さは日本にいた頃と変わらなかったが,千秋がオーケストラを立て直す姿を見ながら,自分と千秋との距離がだんだん広がっていくことに寂しさを覚え始めるのですが・・・

実在するとても個性的な“リアルのだめ”をモチーフにした二ノ宮知子の同名人気コミックを映画化したもの.2年ほど前にTVドラマ化され高視聴率を記録し,その後,2夜連続のSPドラマも制作されている.劇場版「のだめカンタービレ 最終楽章」は,そのSPドラマを受けて製作された.前編&後編の2部作で,今回の上映はそのうちの前編.

TVドラマ化が発表された当時,主人公のだめを上野樹里が,また彼女が夢中の千秋先輩役を玉木宏が演じると知ったとき,この二人ならば原作の雰囲気を損なわないに違いないと思った.特に,のだめ役の上野樹里は,個人的には彼女以外考えられないほどベストな配役.脇を固めるキャスティングのセンスも良かったし,緩いギャグとしっかりした演奏シーンがとても魅力的で,人気が出たのも頷けるTVドラマだった.

映画版でも,上野樹里と玉木宏のコンビはもちろんのこと,TVドラマの面々が続投している.ただし,本作で息の合った二人を支える面々は,SPドラマで活躍したターニャを演じたベッキー,フランクを演じたウエンツ瑛士,それから新たに加わったテオを演じるなだぎ武ら.TVドラマを引っ張ってきた真澄ちゃん役の小出恵介他,瑛太,水川あさみ,伊武雅刀は後半に向けての顔見せ程度だった.また,シュトレーゼマンを演じた竹中直人も,じゅうぶんにエンジンがかかっていない.

作品全体の雰囲気もTVドラマを概ね踏襲している.しかし,ふんだんに海外ロケを行い,演奏シーンにはこれまでのドラマ以上に力が入っていた.ベートーベンの交響曲7番,ラベル「ボレロ」(とてもぼろぼろで痛々しい),お馴染みのガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」などの曲が耳に残る.そして,圧巻はラストの千秋が指揮するチャイコフスキー「序曲:1812年」.これはフル演奏で,玉木宏は天才指揮者千秋になりきっていた.そのかわり,コメディ的な要素はTVより弱く,突き抜けるまでには至っていない.玉木演じる千秋を中心に話が進行するため,本来主役のはずの“のだめ”こと上野樹里は脇役のように感じられた.

最近,ときおり見かける前編&後編の二部構成の作品スタイルは,前編では出し惜しみ感があるため,あまり好きになれません.本作の場合にも,悪い出来ではないものの,のだめの活躍は後編のために残された感が否めませんでした.そういう意味では,少し不満が残る作品だったかなっ・・・

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のだめカンタービレ 最終楽章 前編 [映画]
公開:2009/12/19製作国:日本上映時間:121分監督:武内英樹出演:上野樹里、玉木宏、ウエンツ瑛士、ベッキー、山田優、谷原章介、なだぎ武、吉瀬美智子、伊武雅刀、竹中直人Story:プラティニ国際音楽コンクールでみごと優勝に輝いた千秋は、かつてシュトレーゼマンも指揮.... ...続きを見る
映画鑑賞★日記・・・
2010/02/21 22:57

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
しゅーさん〜〜b(@^0^@)d オハヨー♪

オヒサ(ノ ̄∇ ̄)乂( ̄ー ̄ )ノオヒサ だわ〜〜♪
この映画・見たい!!!!
のだめ・・好きなのよ〜〜あのひょうきんなところ大好き!
自分を確立してる役だと思うし配役もバッチリ!

まあ・時間が無いけど・・
いつか行くわよ===!p( `o´ )q オッス!
スー
2010/01/25 10:22
スーさん,オッス♪
自分も”のだめ”に2年ほど前に嵌りました.
自分の中では,「ピアノの森」と双璧をなす作品です.
そういえば”おなら体操”って,リアルのだめさんの作曲のようですね.

>いつか行くわよ===
後編は4月頃に上映されるようです.
もしかしたら,そのころこの前編も再上映されるかもっ!!
しゅー
2010/01/25 13:02

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