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zoom RSS ☆「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」メモ

<<   作成日時 : 2010/05/28 12:46   >>

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製作年度/ 2010年
製作国/ 日本
上映時間/ 123分
監督/ 川村泰祐
製作総指揮/
原作/ 二ノ宮知子
脚本/ 衛藤凛
音楽/
出演/上野樹里,玉木宏,瑛太,水川あさみ,小出恵介,ウエンツ瑛士,吉瀬美智子,ベッキー,山田優,なだぎ武,福士誠治,伊武雅刀,竹中直人
【映画館】
++++++++++
今年,最初に劇場鑑賞した“のだめカンタービレ 最終楽章”の後編.
コミックから始まってTV版,劇場版と鑑賞してきた“のだめカンタービレ”も,とうとうフィナーレとなりました.

指揮者を目指す“千秋先輩”こと千秋真一は長身のイケメン.抜きん出た才能はあるものの,俺様キャラでプライドが高い上にかなり強引.そんな彼が,ある日,とある事情で泥酔し眠り込んで隣に住むピアノ科の“のだめ”こと野田恵に拾われた.それがきっかけとなり,のだめは千秋に恋をし,まとわりつくようになる.千秋は面倒な奴と思いつつも,彼女の埋もれた才能に興味を持ち世話を焼くという奇妙な関係が始まった.

最終楽章の前編は,そんな二人が一緒に渡仏したところから始まった.千秋はプロの指揮者を目指し,のだめはパリの音楽院に留学.千秋は,国際コンクールで結果を残し,パリの老舗ルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者に就任.ところが,そのオケは資金不足な上,多くの団員が辞め演奏レベルは最低.公演には観客が集まらず存亡の危機に瀕していた.千秋らの再建努力の甲斐あって,定期公演の成功により何とか危機から脱出したところで終わる.

後編は,そんな千秋が音楽に専念する理由で,のだめと離れて暮らす引越シーンから始まる.はじめはとてもショックを受けたのだめだったが,いつか千秋とピアノコンチェルトを共演することを夢見て,また新たな気分でピアノの練習に励む決意をする.

そんなとき,国際コンクールに出場する清良を応援するために峰と真澄がパリにやってきた.彼らとともにバイオリン部門に出場した清良を応援した後,のだめはピアノ部門のコンクールも聞くことに.そこで,ラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」を耳にし,この曲で千秋とコンチェルトしようと心に決める.一方,千秋のもとに天才ピアニスト,孫Ruiとの共演話が持ち込まれた.曲目はラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」.完璧な彼らの演奏を聴いたのだめは再び失意のどん底に.

担当教官のクレール先生からコンクール出場は許可されず,千秋とは離れ離れの生活,そして孫Ruiの存在に脅威を感じるのだめ.千秋と自分の間の距離がどんどん拡がっていくことに対する不安から,衝動的に千秋に結婚を迫る.しかし,千秋はそれを軽く受け流した.
翌日,のだめは,千秋の師匠であり世界的に有名な指揮者シュトレーゼマンに再会する.彼女が現在の気持ちを打ち明けると,彼はのだめに自分と共演しようと誘うのですが・・・

実在する個性的な“リアルのだめ”をモチーフにした二ノ宮知子の同名人気コミックを映画化したもの.本作は,二部構成で製作された“のだめカンタービレ最終楽章”のうちの後編.

後編は,待ちに待った“のだめ”のためのストーリーになっていた.
けれども,のだめと千秋の恋愛物語に重点を置き,シリアスなのだめを前面に打ち出したため,のだめの持つ本来の弾けたキャラが影を潜めてしまった.TVドラマのようなコメディ的な要素も少なく,残念ながら突き抜けた笑いはほとんどなかった.

脚本の作り込みが不足気味で,前編とは違い,ストーリーが散漫で,観ている間中,何となく落ち着かなかった.全体をとおしてバタバタした感じが否めない.それでも,シュトレーゼマンとのだめが共演する,クライマックスの前後はなかなか.ここの部分をもっと突っ込んで描き込んでいれば,もっと楽しい作品になったと思う.特にのだめのターニングポイントとなる音大生ヤドヴィとのエピソードの描き方が中途半端で,原作を知らない人は違和感を感じたに違いない.

前編では,玉木が指揮者になりきっていたチャイコフスキー「序曲:1812年」がハイライトだったが,後編では,ショパンの「ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11」とモーツアルトの「2台のピアノのためのソナタニ長調」の演奏が見どころになっている.

のだめが幼稚園の先生となり楽しそうにピアノを弾く姿を思い浮かべつつ,それでも,ピアノと真剣に向き合いピアニストとして成功を期待する千秋.しかし,それが本当にのだめの幸せなのか,ピアノの前でもがき苦しむのだめの姿を観て千秋が自問自答するところは,ちょっと他の恋愛映画では観られない,この映画ならではのシチュエーションだった.

千秋先輩を演じた玉木宏とのだめを演じた上野樹里は,本作でもとても頑張っている.
演出的には好みでなかったものの,二人の演技にはかなり楽しませてもらった.のだめの変てこな表情と,へんてこな会話や動作,一方でのとてもかわいらしさとのギャップは相変わらず面白い.玉木のオレ様キャラも健在だったし,千秋のモノローグはとても効果的で,この作品を魅力的に,そして見やすいものにしていた.

演奏シーンはしっかりしているけれど,他の部分はこたつの良く似合ったTV版“のだめ”.それにくらべると劇場版はちょっとお澄ましした作品でした.千秋は良いとしても,恋に悩むシリアスなのだめより,もっと弾けたのだめであってほしかったです.けれどもラストは原作以上に鮮やかで,映画を観終わった後味はとても良かったかなっ・・・

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです(*^_^*)

私、のだめ。。は観てないのです。。このキャラの上野樹里は
あんまり好きではないので・・・(^^ゞ
スイングガールズのキャラが一番好きなんですよね〜(^^)v

話は変わりますが、デニス・ホッパーが亡くなりましたね。
イージーライダーは観てませんが、スピードの犯人役が印象に
残っています。
一輪花
2010/06/02 21:24
一輪花さん,お久しぶりです.
>スイングガールズのキャラが一番好きなんですよね〜(^^)v
自分もスイングガールズで注目するようになった女優さんです.
天然の部分と真面目さが感じられる女優さんなので,コミカルな役の彼女が好きです.

>デニス・ホッパーが亡くなりましたね。
反骨精神旺盛な俳優さんでしたね.
一輪花さんが未見のイージーライダーの彼が一番印象に残っています.
晩年はちょっとなりふり構わずいろんな役を演じたなーという印象です.
ご冥福を祈ります・・・

しゅー
2010/06/03 20:09
(◎_◎) ン??

「イージーライダー」??
見たような気がします・・・
ピーターフォンダ・・・じゃなかったかな?
記憶がいまいちです・・(T▽T)アハハ!

此れは見てないな〜〜
前作のはこの前見た♪と思う・・・たぶん・・・・
あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*)

彼女の動作・私はファンなので〜〜
何時も笑い転げながら見てます♪

スー
2010/06/09 13:07
スーさん
>「イージーライダー」・・・ピーターフォンダ・・・じゃなかったかな?
もち,ピーター・フォンダ&デニス・ポッパー共演の映画でした.
そして,ポッパーさんは,↑の作品の監督でもありました!!

>彼女の動作・私はファンなので〜〜
>何時も笑い転げながら見てます♪
後編はちょっと笑いの足りない作品でした.
でも,玉木&上野は良かったですよー♪
しゅー
2010/06/10 19:16

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