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zoom RSS ☆「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」メモ

<<   作成日時 : 2010/06/24 01:31   >>

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製作年度/ 2010年
製作国/ 日本
上映時間/ 119分
監督/ 堤幸彦
製作総指揮/ −
原作/ −
脚本/ 蒔田光治
音楽/ 辻陽
出演/ 仲間由紀恵,阿部寛,生瀬勝久,野際陽子,松平健,佐藤健,夏帆,片瀬那奈,戸田恵子,きたろう,森山周一郎,平泉成
【映画館】
++++++++++
最近流行のTV局主導の“お祭り映画”.番組開始から10周年を記念して製作されたもの.
TVでも,時期を併せて新作のスペシャル・ドラマとスピンオフ・ドラマが放送されました.自分の性格がミーハーな上に,巷の評判もなかなか良いので,とりあえず鑑賞しておこう,というノリで鑑賞した作品です.

自称,売れっ子美人マジシャンの山田奈緒子は,またしても,客の入りの悪さから出演を打ち切られた.その際,興行主に,田舎の村で“最強の霊能力者を選ぶ大会”が行われ,優勝すると村の財宝がもらえるから出てみたら,と言われる.特に予定のない奈緒子は,霊能力者のフリをして興行主の怪しげな情報に乗っかることに.そこに,日本科学技術大学教授で,自称,天才物理学者の上田次郎から電話がかかってきた.一緒に温泉旅行に行こうというもの.しかし,大会と重なるため,彼女は上田の誘いをキッパリと断った.

上田が奈緒子に電話をかける前,彼のもとに“マンネリ村”という田舎の村から一人の青年が訪ねてきた.青年の名は中森翔平.彼は,霊能力者“カミハエーリ”としてマンネリ村を治めてきた祖母が亡くなったこと,100日以内に次のカミハエーリを決めないと村に災いが起こる言い伝えがあること,そして,カミハエーリを決めるために全国から霊能力者を集め“霊能力者バトルロイヤル”が開催されることを上田に語った.さらに,青年は祖母に叩き込まれたトリックを使い,霊能力者のフリをしてきたため,村の代表として“霊能力者バトルロイヤル”に参加することも.その上で,数々の超常現象がトリックであることを暴いてきた上田に,霊能力者など存在しないことを証明してほしいと依頼する.

奈緒子に断られた上田は,一人,マンネリ村を訪れた.そこには,神と心を通わす霊能力を持つ相沢天海,未来を予知する杉尾蘭子,不死身のからだを持つ伏見達郎,呪いで人を殺す鈴木玲一郎,そして村代表の翔平,さらに,な,なんと奈緒子も霊能力者として上田の前に現れた.さて,上田と村人たちの立会いのもと,6人のバトルが開始されるのですが・・・

自称,天才物理学者の上田次郎と売れない手品師の山田奈緒子が,右往左往しながらも難事件を解決するとても緩いミステリー風コメディ.
上田次郎はいつも人を上から目線で観ている割に,墓穴を掘ることも多く,虚勢を張るタイプ.奈緒子は,いつもひもじい生活をしているものの,肩書きに捉われることなく,上田のことを見透かし,いつも威張っている矢部刑事の前でもズケズケものを言う女性.
そんな二人を演じたのは,阿部寛と仲間由紀恵.二人の絡みは予想外に面白く長寿番組につながった.そして,二人の俳優人生においても,ただ美男美女というだけの役者からの転機であったに違いない.もっとも,その面白さは二人だけによって作られたものではなく,独特な世界観と癖のある登場人物,さらに生瀬勝久と野際陽子のサポート抜きには語れない.

本作においても,ストーリーはミステリー形式になっているものの,仲間と上田の掛け合いのエピソードと,緩いギャグを売りにしており,親父ギャグのような小ネタがてんこ盛りだった.またTVドラマを引きずって,このシリーズのお約束がメチャクチャ多い.まさに舞台となる“マンネリ村”そのもの.TVドラマとしては面白くても劇場映画としてはとても安っぽい.そんな作品でも劇場映画としてそれなりに見られるのは,職人監督,堤幸彦の手腕によるところが大きい.

野際陽子出演の「キイハンター」のくだらない子ネタからはじまり,上田が最近出版した本の名前が“IQ200”で,彼が客に出す茶の銘柄は“小林一茶”と“加藤茶”.途中で,お約束の山田の貧乳ネタと上田の大根ネタ,そして矢部刑事のヅラネタも登場する.仲間由紀恵が「リング」の貞子のような雰囲気で登場するシーンもあった.ゲスト出演している松平健にあやかって,「暴れん坊将軍」ネタや彼のヒット曲「マツケンサンバ」ネタも.ちなみに,“マツケン”ネタは,彼が演じた呪いで人を殺す鈴木の呪文が“バンサンケツマ”といった具合.こういったトホホなネタが延々続く.そして,締めくくりは,これもお約束のガッツ石松虫だった.

映画化第1弾「TRICK劇場版」の頃の仲間由紀恵は,TVサイズではコミカルでなかなかのコメディアンヌぶりを発揮していたが,映画で主役を張るには物足りなさを感じた.しかし,あれから8年.「ごくせん」などの作品で場数も踏み,本作での彼女は,劇場の大画面にも耐えうるようになった.阿部寛との息もとても良く合っていた.

この作品を観て感じたのは,やはり堤幸彦監督の力量.三池崇史監督と並び,現在,コメディからシリアスものまでどんなジャンルでもそれなりの作品が作れる数少ない監督の一人でしょうね.そんなわけで,本作はわざわざ劇場まで足を運ぶほどではないものの,劇場でもそれなりに観られる作品だったかなっ・・・

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映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」を観た感想
★★★踊る教祖様の出番もっと増やして欲しかった。候補者はこの人と松平健の2人で良かったような気がする。肝心のトリックの種明かしがあんまりおもしろくなかった。悲しい話を散りばめてるのが、マッチしてない感じ。全部が全部面白い方が好きだなー。 ...続きを見る
映画初日鑑賞妻
2010/07/04 19:03

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
もう10周年ですか。
たまたま深夜のテレビで何気なく見つけ、やみつきになったドラマです。
今作のイントロ部分もいつもと似たり寄ったりですし、シリーズならではの“お約束”はシッカリと押さえられているようなので、ファンなら楽しめそうですね。
でも、シーズンを重ねるごとにお笑いに走りすぎて、肝心の「トリック」の部分がお座なりになってきたような…。
劇場版も含めて全作見ているはずですが、やっぱり1シーズン目が一番面白かった気がします。
自分はDVDレンタルまで待つことになりそうです (^^;;
タラララ
2010/06/24 14:37
タラララさん
>“お約束”はシッカリと押さえられているようなので・・・
生瀬の出番が少なかったことと,山田の”まるっとお見通し”というフレーズがなかった(聞き逃したのかもしれません)以外は,しっかりと押さえられていました!!

>笑いに走りすぎて、肝心の「トリック」の部分がお座なりに・・・
シリーズが長くなり,ネタがだんだん枯渇してしまったのでしょう.
笑いもかなり”マンネリ村”なので,この映画でこのシリーズは完結かもしれませんね!!
しゅー
2010/06/25 04:33
(○゜▽゜○)/ ヨッ!!

トリック いいですねぇ
あの オープニングが好きでしたが
一緒なんでしょうねぇ・・・

ε=( ̄。 ̄;)フゥ
無性に観たくて 『ベンジャミン・バトン』買ってきたけど
二回ほど観てから 病気に突入してしまいました…

今までをリセットするつもりだったけど
なんとなく 後悔しています

とり合えず お散歩でした・・・
≡≡ヾ( ̄〇 ̄)┌ο足跡♪
黒一
2010/07/06 22:40
黒一さん,久しぶり!!
>トリック いいですねぇ
オープニングも内容も独特な雰囲気があって,なかなか味のあるドラマですよね.

>『ベンジャミン・バトン』買ってきたけど・・・
(未見ですけど)だんだん若返っていくお話ですね.

残念ながら,我々は若返りも無理だし,リセットもできません(^^);
過去を,あるいはこれまでの経験を引きずります.
どうしようもありません.
なるようにしかなりません・・・ケ・セラ・セラです.
でも,立ち止まらずに,新しいことをどんどんやれば,過去は薄くなるかもしれませんね!!

気が向いたら,またブログを立ち上げて・・・ね♪
しゅー
2010/07/07 12:45
たちあがってるよ・・・

ベンジャミンバトン ずーっと観たかったの
シックスセンス以来の 内容が予測できた
映画のひとつです 予測どおりの内容でした
良い映画だと思います…
黒一
2010/07/07 20:34
黒一さん
>たちあがってるよ・・・
なぬっ,たちあがってる・・・
どこに・・・教えて,ちょ!!

ベンジャミンいとう・・・じゃなかった・・・バトン
評判は良いですよねー.機会があれば観ようと思っています♪
しゅー
2010/07/07 23:40

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