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zoom RSS ☆「エクスペンダブルズ」メモ

<<   作成日時 : 2010/11/23 22:04   >>

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THE EXPENDABLES
製作年度/ 2010年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 103分
監督/ シルベスター・スタローン
製作総指揮/ ダニー・ディムボート,ボアズ・デヴィッドソン,トレヴァー・ショート,レス・ウェルドン
原作/ −
脚本/ シルベスター・スタローン,デヴィッド・キャラハム
音楽/ マリリン・マンソン 、マルコ・ベルトラミ
出演/ シルベスター・スタローン,ジェイソン・ステイサム,ジェット・リー,ミッキー・ローク,ドルフ・ラングレン,エリック・ロバーツ,ランディ・クートゥア,スティーヴ・オースティン,デヴィッド・ザヤス,ジゼル・イティエ,カリスマ・カーペンター,ゲイリー・ダニエルズ,テリー・クルーズ,ブルース・ウィリス,アーノルド・シュワルツェネッガー
【映画館】
++++++++++
シルベスタ・スタローンの最新作.監督,脚本および主演はもちろんスタローン.A・シュワルツネッガー,B・ウィリス,M・ローク,J・リーそれにJ・ステイサムなどなど共演者の顔ぶれが凄い.だからと言ってスケールの大きい作品というよりも,B級映画の香りがぷんぷんする娯楽アクションというイメージに惹かれて観く行くことにした作品です.

ソマリア.月明かりに照らされた停泊中の大型タンカーに忍び寄る一艘の攻撃用ボート.タンカー内では,船をジャックした海賊たちが,身代金が届かないことに業を煮やし,ビデオを廻して人質の公開処刑を開始しようとしていた.海賊のリーダーが人質の腕を掴み,鉈を振り上げた瞬間,数本のレーザー照準が一斉にリーダーを狙った.海賊たちの前に現れたのはエクスぺンダブルズと名乗る傭兵軍団.彼らは瞬く間に海賊たちを抹殺し,人質たちを鮮やかに救出.

エクスペンダブルズ(“消耗品”の意).この傭兵軍団は,これまでも危険な仕事を見事なチームワークで上手く処理してきたプロフェッショナル集団.銃器の専門家バーニー・ロスがこの軍団を束ねている.SAS出身の傭兵でナイフの使い手リー・クリスマス,ベトナム系アメリカ人でマーシャル・アーツの達人イン・ヤン,巨体を有する空手家ガンナー・ヤンセンなど個性的な6人のメンバーで構成されていた.

そんな彼らの元に,チャーチと名乗る男からの依頼が飛び込んできて,リーダーのバーニーは教会に呼び出される.その内容は南米にあるヴィレーナという小国に君臨する独裁者ガルザ将軍を暗殺し,その軍事政権を壊滅させるというもの.バーニー・ロスは,リー・クリスマスとともにまず下調べのために鳥類研究家を装ってヴィレーナ島へ.
彼らはそこでガルザ将軍の娘でありながら反政府活動を続けるサンドラと接触し,彼女の案内で島の状況を偵察.ところが,ガルザ将軍の兵士たちに不審に思われ捉えられそうになった.仕方なく二人は兵士たちと一戦を交えた後,島から脱出を図ることに.その際,バーニーはサンドラに一緒に島からの脱出を提案するものの,彼女は民衆のために島に残ることを選択する.結局,島にサンドラを置き去りにして戻ってきた二人だったのですが・・・

CG全盛の時代にリアルさに拘り,鍛え抜かれた肉体によるアクションを売りにした娯楽アクション大作.とても男臭さを感じるとともに,時代遅れの男たち(還暦前後の男たち)の哀愁が背景に感じられる作品だった.

が,しかし,作品としてはなかなか微妙.
確かにアクションがてんこ盛りで,火薬を惜しみなく使った爆破シーンや銃撃戦はかなりの迫力.偵察のために島に訪れた際,敵に追われ飛行機で脱出するシークエンスは,アイディア,スピード感,迫力ともに素晴らしい.しかし,バトル・アクションは細かなカット割が多く,酔いしれるようなシーンは少ない.スタローンのバトル・シーンは仕方ないとしても,せめて,マーシャルアーツの達人イン・ヤン役のジェット・リーのバトルはじっくり見せてほしかった.

勧善懲悪の単純な物語であるにも拘らず,設定に妙な捻りを加え,それが上手く活かされていないため,作品全体がだいぶ歪んでしまった.将軍と彼の部下は本当に退治すべき存在なのか疑問が残るとともに,悪の根源であるはずの元CIAは強さも残忍さも今一歩.さらに,エクスペンタブルズが彼らと闘う引き金になったのが一人の若い娘の救出と言うのも線が弱い.そもそも,彼女は自分の意志で島に残ったのだし,そのために,存在が曖昧な将軍の数百人にも及ぶ親衛隊が虫けらのようにエクスペンタブルズの面々に殺されていく様子に,残念ながら爽快感は覚えなかった.

A・シュワルツネッガーとB・ウィリスは,顔出し程度で,アクション・シーンにはまったく絡んでいない.現役カルフォルニア州知事のシュワちゃんは止むを得ないとしても,B・ウィリスとM・ロークの二人もアクションに絡んでいないとはとても残念.とは言え,たとえ数分でも,スタローン,B・ウィリスそしてシュワちゃんの三人の顔合わせが実現したことは,記念すべき快挙でしょうね.

作品の内容はともあれ,スタローンは老体に鞭打って,とても頑張りを見せていた.また,刺青師兼バー経営者として登場するM・ロークは,「レスラー」以降確立した,独特な雰囲気で楽しませてくれた.J・ステイサムは,スタローンの相棒役リー・クリスマスとして,頭の寂しさをネタにされながらも,現役アクション俳優らしく,切れのあるアクションを見せていた.

観終わってみると,迫力あるアクション・シーンよりも,スタローンが必死になって全力疾走するシーンとか,丸太のような腕の太さを強調したシーンの方が印象に残った.あるいは,アクションの合間に挿入される,エクスペンタブルズのメンバーたちが,酒を飲み交わしながらボーイズ・トークに華を咲かせているシーンなどの方が,男臭さが自然に伝わってきて,とても魅力的に感じられた.

A・シュワルツネッガーとB・ウィリスは出演者として名前を連ねているものの,友情出演であり,豪華アクション映画スターたちの夢の共演というよりも,スタローン,J・リーそしてJ・ステイサムの異なる時代の3大アクション・スターの共演作品というのが実情でした.それでも,CGを頼らない肉体アクションへの拘りには好感が持てたし,スタローンの頑張りを見ると,まだまだ中年オヤジとして頑張らねば,と勇気が貰える作品だったかなっ・・・

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
これと「マチェーテ」は劇場で見る気満々でしたが、行きそびれました (+_+)
どちらもDVDで見ると思いますが、劇場で見ておきたかったです。

シュワちゃんはゲスト出演だと思っていましたが、ブルース・ウィリスとミッキー・ロークもアクションなしですか。
これはガッカリですね。
アクション・シーンの細かいカット割りも個人的には好みじゃないですが、やっぱり見ておきたい1本です。
ところで、ランディ・クートゥアとスティーヴ・オースティンの元・格闘技系は頑張っていたのでしょうか。
タラララ
2010/11/24 13:28
タラララさん
たとえアクションには加わらなくても,シュワちゃんとB・ウィリスとM・ロークが出演者として名前を連ねているだけでも,スタローンにとっては感謝,感謝だったのではないでしょうか(・・?)

>ランディ・クートゥアとスティーヴ・オースティン
ランディはエクスペンダブルズ軍団のメンバーでした.
オースティンは適役.オースティンは所謂悪役でそれなりの感じでしたが,ランディの方は独特の雰囲気を持っていて,これからも役者として上手くやっていけるように思いました!!
しゅー
2010/11/25 01:30
 こちらではご無沙汰しています。そして、あけましておめでとうございます。
 この映画、昨年の秋に同僚と見に行ったのですが、爆破シーンや人が死ぬシーンが多くて、個人的には、「異性と見に行く映画としてはちょっと…」な感じでした(汗)。ちなみに、例の店員の女性とも、3回ほど見に行く機会がありましたが、その時は、「ハナミズキ」・「THE LAST MESSAGE 海猿」・「SP 野望編」を見ました。
スーパーT部長
2011/01/03 20:05
スーパーT部長さん
明けましておめでとうございます.

>異性と見に行く映画としてはちょっと…
この作品を観ながら↑のように考えてしまうとは・・・コテコテのおじさん向けアクション映画ですからまったく対象外でしょう!!

>「ハナミズキ」・「THE LAST MESSAGE 海猿」・「SP 野望編」
妥当なところでしょうね.個人的には,デート・ムービーならばラブ・コメをお薦めします.
けれども,スーパーT部長さんは,ドライブ主体がもっと良いように思います!!
しゅー
2011/01/03 20:48

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