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zoom RSS ☆「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」メモ

<<   作成日時 : 2010/12/30 08:15   >>

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HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART I
製作年度/ 2010年
製作国/ アメリカ(イギリス)
上映時間/ 146分
監督/ デヴィッド・イェーツ
製作総指揮/ ライオネル・ウィグラム
原作/ J・K・ローリング
脚本/ スティーヴ・クローヴス
音楽/ アレクサンドル・デスプラ
出演/ ダニエル・ラドクリフ,ルパート・グリント,エマ・ワトソン,ヘレナ・ボナム=カーター,ブレンダン・グリーソン,レイフ・ファインズ,ジョン・ハート,ビル・ナイ,アラン・リックマン,マギー・スミス,イメルダ・スタウントン,ロビー・コルトレーン,トム・フェルトン,リチャード・グリフィス,ジェイソン・アイザックス,ヘレン・マックロリー
【映画館】
++++++++++
早いもので,今年ももう今日と明日を残すのみ.今年の豊富として,月2本の劇場鑑賞を考えていましたが,実際には本作も含めて劇場鑑賞は18本.月2本とはいかないものの,それなりに映画館に足を運べたように思います.何かと世知辛い中,細やかながらも,こうした楽しみに時間を割けることにもっと幸せを感じるべきかもしれませんね.

復活した闇の帝王ヴォルデモート卿と死喰い人たちが魔法界を掻きまわし,彼らに抵抗する者たちには安全な場所の確保が困難になってきた.そんな中,ハリー・ポッターは,ヴォルデモートの命により死喰い人が彼を生け捕りにしようと探し回っていたため,一層の窮地に追い込まれていた. そのハリーと供に行動する決意をしたハーマイオニーが呪文で両親の記憶を消して家を出る,とても切ないシーンから物語は始まった.

ボグワーツ魔法学校の校長ダンブルドアの加護がなくなった今,不死鳥の騎士団の助けはあるものの,ダンブルドアが残してくれた手がかりを頼りに,ハリー,ロンそしてハーマイオニーは力を併せて,強大な力を持つヴォルデモートに立ち向かわなければならない.ハリーたちは,ダンブルドアの教えに従い,ヴォルデモートの弱点である分霊箱を探し出し,それを破壊するための旅に出た.そして,何とか分霊箱を見つけ出したものの,それは闇の力を持ち,簡単に壊すことができない代物だった.その間にも,ヴォルデモートと彼が率いる死喰い人たちは着々と魔法界の支配を進め,魔法省は乗っ取られ,魔法大臣スクリムジョールが殺されてしまう.ヴォルデモートたちの目を避けながらのハリーたちの旅はとても厳しいもので,その上,分霊箱の持つ不思議な力により,3人の固い絆も解れだしてしまうのですが・・・

J・K・ローリング原作による世界的ベストセラー“ハリー・ポッター”シリーズの最終章を映画化したもの.最終章の出版からはかなり遅れたものの,ようやく映画も最終章に突入.映画は前・後編の二部構成になっており,第7作目に当たる本作はその前編.監督は前作に続きデヴィッド・イェーツ.

演出,音楽,映像および俳優陣の顔ぶれ,さらにはセットやエキストラの衣装の隅々まで気が配られ,魔法界の雰囲気はこれまで以上に贅沢で豪華.ハリウッド映画ながらイギリス映画界が総力を挙げて製作した作品に感じられた.

監督のデヴィッド・イェーツは,シリーズ3作目ということで手馴れたせいか,本シリーズの楽しみの一つである魔法の見せ方が実に上手い.単に人気シリーズとして定着したファンタジーの世界を作り込むだけでなく,ダークな雰囲気の中にも不死鳥の騎士団が全員ハリーに変身したり,魔法省でのハリー,ロン,ハーマイオニーの変身シーンなど,ユーモアとスリルを盛り込み,その上,緩急の付け方も申し分ない作品に仕上げている.

また,ハリー・ポッターと言えば,自然と思い浮かぶジョン・ウィリアムズ作曲のテーマ曲に対し,本作のアレクサンドル・デスプラが提供した楽曲もなかなか良い出来で,本作の雰囲気をとても良く盛り上げていた.

難を言えば,主役の3人,ダニエル・ラドクリフ,ルパート・グリント,エマ・ワトソンの魅力がイマイチなこと.特に,ハリー役のダニエル・ラドクリフとロン役のルパート・グリントは,精一杯頑張っているのはよく伝わってくるし,とても好意は持てるものの,主役としての華が乏しい.子役が周囲の思惑通りに成長し,俳優として大成するのは,つくづく難しいものだと感じた.

“ハリー・ポッター”シリーズは基本的にはファミリー映画であり,そのジャンルで本作はとても完成度の高い作品だった.しかし,俳優陣,舞台および映像の豪華さに比べると,話の展開がかなり単調で物足りなさを覚えた.ターゲットが,小学生の頃に“ハリー・ポッター”を観て育った現在20歳前後の若者と子供達である以上,仕方ないですね.

本作の注目すべきは,ハリーたちが旅をするエピソードのロケ地がとても美しいこと.映像にCGでは創り出せない深みが感じられた.そして,もちろんVFX満載の作品ながら,何でもかんでもVFXで処理するのではなく,俳優のリアルな演技や動きを重視している点も見逃せない.それが作品全体の躍動感と瑞々しさを生み出していた.さらに,影絵のようなアニメで語られる三兄弟の逸話が,幻想的な美しさを持ち,その雰囲気が作品全体を一層魅力的なものにしていた.

これまでの“シリーズ”を観ていることを前提としており,話の展開は単調ながらも本作を初めて観る人にはついていくのが精一杯の作品でしょうね.けれども,約10年にも及び作品を見続けてきた者にとっては,見終わった後に,来年の夏ごろに公開される後編を早く観たいと感じさせる作品だったかなっ・・・

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
>これまでの“シリーズ”を観ていることを前提
一応、全作DVDで見ているのですが、ほぼストーリーを覚えていないので「ついていくのが精一杯」になりそうな気がします。
今、前編を見ても半年後に後編を見る時には、すでに前編の内容すら忘れている自信があります (+_+)
これはDVDになった時に前後編を一気に見るのが、自分に向いてると判断しました。
なので自分がこの映画を見るのは約1年後になりそうです (^^;;
タラララ
2010/12/30 15:25
お仕事は無事終了しての年末ですか?僕は年明けにまたややこしい仕事(しかも儲からない!)からの始まりになりそうですが、とりあえず抱えているものは何もありません。

今年もいろいろありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
HOSHIO
2010/12/31 11:32
タラララさん
>これはDVDになった時に前後編を一気に見るのが、自分に向いてると判断しました。
その方がストレスが残らずに良いかもしれませんね.
ただし,後編はただ今流行の3Dになるようです.後編の前に,前編の3Dが劇場公開されるのでは,と言う噂もあり,来年まとめて劇場鑑賞という選択もあるかもしれませんよ.

今年一年,お世話になりました.また,来年も遊んでくださいね.来年がタラララさんにとって良い年になりますように!!
しゅー
2010/12/31 12:21
HOSHIOさん
>お仕事は無事終了しての年末ですか?
いえいえ,とんでもございません♪
年末,最後の最後に,まことに遺憾ながら,不具合に気付いてしまって(気付かなくてもよいのに)・・・来年そうそう仕切り直しして対処しようと思っています・・・(><)

>今年もいろいろありがとうございました。
こちらこそ,今年一年,ありがとうございました.来年も遊んでください.来年がHOSHIOさんにとって充実した?????一年になりますようにっ♪
しゅー
2010/12/31 12:30
>後編はただ今流行の3Dになるよう
そう言えば「トロン:レガシー」へ行った時に『ハリー・ポッターは3Dではありません』という注意書きがあちこちにあったような気が…。
なるほど、前編も3Dの予定だったんですね。
個人的には中途半端な3Dなら、2Dで充分だと思います。

>まとめて劇場鑑賞という選択
これは良さそうですね。
それはそれで、時間のやり繰りが大変だと思いますけど (^^;;

こちらこそ今年は色々とお世話になりました。
よいお年をお迎えください。
タラララ
2010/12/31 18:53
しゅーさん毎度です。
すっかりご無沙汰しております。
ネットから遠ざかっております。今年は、大規模改修工事とかが、猛暑にあって、すっかり、ブログを更新する、やる気が、失せてしまいましたよ。
今年観た映画は6本です。
「ソルト」「バイオハザードW」「ウルフマン」「告白」「13人の刺客」「ヤマト」でした。

私は、大みそかだというのに、今から仕事です。とほほです・・・

来年も、よろしくお願いします。
mick
2010/12/31 20:00
タラララさん
>『ハリー・ポッターは3Dではありません』という注意書きがあちこちにあったような気が…。
本当は3D上映の予定だったという噂もありますね.
結局,公開に間に合わなかったということでしょうか.
確かに3Dを意識したシーンが結構あったようにも思います.

改めて,来年もよろしくお願いします!!
しゅー
2010/12/31 21:45
mickさん
本当のご無沙汰です.
久しぶりにブログ界復帰ですね.待ってました♪

mickさんが観た作品で自分が被るのは,残念ながら「バイオハザードW」のみですね.ジョヴォヴィッチは相変わらず綺麗でしたね.あ,「13人の刺客」は観たかったなぁー(^^);

>大みそかだというのに、今から仕事です。
お仕事お疲れ様です.後で遊びに伺います.来年もよろしくです!!
しゅー
2010/12/31 22:19
しゅーさん、あけましておめでとうございます!

自宅で映画を観ることが多くなってしまいました。
DVDのハードディスクが一杯になってしまうほど
撮りためてしまっています(^^;

今年もよろしくお願いいたします!
ときドキッ!
2011/01/03 11:35
ときドキッ!
明けましておめでとうございます.
今年もよろしくです!!

>自宅で映画を観ることが多くなってしまいました。
映画館が近くにないとやはり億劫になりますよね.
やっぱり,自分のスタイルに応じた鑑賞が良いと思います♪
しゅー
2011/01/03 19:43
明けまして おめでとう御座います<(_ _)>

ハリーポッター、主人公の子達が大人になると、なんだか・・・・・
それはそれで面白さがあるのでしょうけど、シリーズ物はやはり
最初の作品がインパクトが強くて、だんだんと面白みに欠けて
いくように感じます。。 動物と子役には勝てないって意味が
判るような気がします ( ̄m ̄〃)

『相棒 劇場版2』を観に行く予定です。
新しい相棒に、『・・大丈夫かぁ〜?・・・』と思ってテレビを
見ていましたが、なかなかどうしていいんじゃない〜(^_-)-☆
って感じです。 ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

ではでは、今年も宜しくお付き合いお願いいたしますです(*^_^*)

一輪花
2011/01/04 23:29
一輪花さん
明けましておめでとうございます.
今年もよろしくです.

>ハリーポッター、主人公の子達が大人になると、なんだか・・・・・
この原作を読み始めた子供たちの年齢と一緒に成長していく物語.
なので俳優もそのまま起用され続けたわけですが・・・ハリー役のダニエル・ラドクリフは子供の頃,本当にかわいらしくて,賢そうで,とても光っていたからなおさらかもしれませんね!!

>『相棒 劇場版2』を観に行く予定です。
正月のスペシャルを観ました.なかなか面白かったです!!
しゅー
2011/01/05 09:34

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