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zoom RSS ☆「キック・アス」メモ

<<   作成日時 : 2011/01/22 01:48   >>

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KICK-ASS
製作年度/ 2010年
製作国/ イギリス,アメリカ
上映時間/ 117分
監督/ マシュー・ヴォーン
製作総指揮/ ピエール・ラグランジェ,スティーヴン・マークス,マーク・ミラー[コミック] 、ジョン・S・ロミタ・Jr,ジェレミー・クライナー  
原作/ マーク・ミラー[コミック],ジョン・S・ロミタ・Jr
脚本/ ジェーン・ゴールドマン,マシュー・ヴォーン
音楽/ ジョン・マーフィ,ヘンリー・ジャックマン,マリウス・デ・ヴリーズ,アイラン・エシュケリ
出演/ アーロン・ジョンソン,クリストファー・ミンツ=プラッセ,マーク・ストロング,クロエ・グレース・モレッツ,ニコラス・ケイジ,クラーク・デューク,エヴァン・ピーターズ,リンジー・フォンセカ,ソフィー・ウー,マイケル・リスポリ,オマリ・ハードウィック
【映画館】
++++++++++
今年,2回目のアップは洋画「キック・アス」.「スター・ダスト」で知られるマシュー・ヴォーンの最新作.前作「スター・ダスト」はCMなどでも大々的に宣伝された作品でしたが,今作はほとんど宣伝もされず細々とミニ・シアター系の劇場で公開されていた作品です.

デイヴはニューヨークに住むアメコミ・オタクの冴えない高校生.勉強も運動もあまり得意でなく苛められてコミックに逃避するタイプ.異性に対してはとてもシャイで,もちろんガールフレンドはいない.放課後は男友達とオタク話に花を咲かせるか,自宅で妄想に耽る毎日.

最近,彼の中で芽生えているのは,“どうして誰もスーパー・ヒーローになろうとしないか.本当はみんなヒーローになりたいはずなのに・・・”という想い.それならば,自分がなろうと思い立ち,ネットで緑に黄色いラインの入ったチープ感漂うコスチュームを購入.そして,自ら”キック・アス“と名乗り,巷の悪党退治に乗り出した.
コスチュームを身に付けただけで,とたんに平凡な高校生がスーパー・ヒーローになれるはずもなく,街で出くわした二人の車泥棒にあっけなく撃退される.さらに,車に轢かれて瀕死の重体に.それでも大手術の末,命は取りとめた.

身体が回復すると,デイヴは懲りもせず,早速,悪党退治のパトロールを開始.ある日,数人の男たちから逃げていた男が目の前で捕まり,袋だたきにされるところに遭遇.彼は身を呈してその男を助ける.たまたま居合わせた人がその様子を撮影し,それをYouTubeにアップ・ロード.彼の活躍はたちまちインターネット上で大評判になり,キック・アスは時の人となった.

一方,マフィアのボス,タミコに恨みを持つビック・ダディ&ヒット・ガールもコスチューム姿で密かに活動していた.ビック・ダディはかつて警官だったが,タミコの罠に嵌められ,その結果,妻も亡くした過去を持つ.タミコ打倒の執念は尋常ではなく,彼はかわいい自分の娘,ミンディを“ヒット・ガール”という殺人マシーンに育て上げた.着々とビック・ダディ&ヒット・ガール親子によるタミコへの復讐が進められていた.

そんな親子による復讐を,マフィアのボス,タミコは,キック・アスによるものと勘違い.彼は部下たちにキック・アスを抹殺するように命令.街で見つけたチンピラたちを懲らしめるだけで十分満足なキック・アスだったのに,ビック・ダディ&ヒット・ガール親子の復讐に巻き込まれ・・・

「スター・ダスト」の監督マシュー・ボーンが,コミック作家マーク・ミラーが作り出したニュー・ヒーロー?「キック・アス」を映画化したもの.原作は残酷な上にかなり汚い言葉が飛び交う作品らしく,映画化に当たり大手配給会社の支援はなく,彼が自腹覚悟で製作した作品.よほど“キック・アス”のキャラクターおよびコンセプトが気に入ったのでしょう.映画でもヒット・ガールはかなり汚い言葉を吐くものの,マシュー・ボーンのセンスの良さやユーモアを交えたコミカルさが際立っているため,嫌な印象は受けなかった.結局,アメリカではブラット・ピットのプランBエンターテインメントが興味を示し,劇場公開に漕ぎつけると,批判を浴びつつも成功を収めた.そんな経緯があるため,日本では未公開寸前の作品だったようですね.

さて,肝心な作品はどうかというと,はじめのうちはお間抜けな“キック・アス”を軸にして,緩い青春コメディが展開する.中盤以降になると,“ビック・ダディ&ヒット・ガール”親子が加わって,今度はバイオレンス・アクション・コメディに大変身.前半の青春映画もなかなか味があって良かったが,後半のアクション・シーンは素晴らしい出来.“ヒット・ガール”がキュートなコスチュームを身に纏い,バタフライ・ナイフ,なぎなた,拳銃などの様々な武器を駆使するとともに,壁を駆け上ってのキックや宙返りで敵を翻弄する姿は圧巻.昨年観た「エクスペンタブルズ」が霞んでしまうほど.物語自体は単純ながら,エピソードはパンチが効いているし,背景の音楽の選曲も申し分なし.また,緩急の付け方も上手く,いつの間にか終わってしまった2時間だった.

主役のキック・アスことデイヴを演じたのはアーロン・ジョンソン.ルックスはそれなりなのだが,野暮ったい髪形とメガネ姿で情けない主人公をとても上手く演じていた.目と口の部分が開いているキック・アスの覆面を被ったときの彼のタラコ唇がちょっと色っぽかった.
アクション・シーンで大活躍したのは,ヒット・ガールことミンディを演じたクロエ・グレース・モレッツ.1997年生まれだからまだ13歳.かわいらしいルックスとは対照的に彼女のアクションは素晴らしかった.もちろんワイヤーを駆使した上でCG処理もしているのだろうが,彼女の身体能力の高さがこのアクション・シーンの素晴らしさに繋がっているに違いない.ゾロのような覆面をしたときの目元が,覆面をつけていないとき以上に愛くるしい.
ヒット・ガールの父親,ビッグ・ダディことデーモンを演じたのは,なんとニコラス・ケイジ.彼の楽しそうな演技は本作の魅力の一つ.久しぶりに格好良いニコラス・ケイジにお目にかかることができた.

「キック・アス」はとても楽しめるB級バイオレンス・アクション・コメディ.確かに万人向きの作品ではないけれど,ミニ・シアターで細々と上映するにはもったいない作品でした.けれども,DVD化されたとき,きっと一部の層を中心に人気が出ることでしょう・・・

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キック・アス
【KICK-ASS】 2010/12/18公開 アメリカ R15+ 117分監督:マシュー・ヴォーン出演:アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、マーク・ストロング、クロエ・グレース・モレ ... ...続きを見る
映画鑑賞★日記・・・
2011/01/23 23:04

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
これってミニシアター系の公開だったんですね。
アメリカでヒットしたので、ロードショー公開だと思っていました。
でも日本でアメコミ映画はイマイチ受けないので仕方ないのかも知れませんね。
かく言う自分もDVDレンタルなら見てみようか…という感じです (^^;;
ところで禁煙はまだ続いているのでしょうか。
タラララ
2011/01/22 13:51
タラララさん
>日本でアメコミ映画はイマイチ受けないので・・・
この作品は,アメコミものでも,ちょっと今までのものとは毛色の違った作品です.
教育委員会は難色を示す作品ですが,日本でも受ける要素を十分持っている作品だと思います!!

>ところで禁煙はまだ続いているのでしょうか。
うんにゃ,禁煙ではありません・・・吸煙じゃなかった・・・休煙です♪
いつ吸っても良いというスタンスなのですが・・・いまだに続いています.ストレスがかなり溜まってきているので,とても意外です.ただし,“吸う”が“食べる”に置き換わっているだけのような気もするので,このまま続けていくと,“だるま”になるかもしれません・・・(^^);
しゅー
2011/01/22 22:53

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