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zoom RSS ☆「パルプ・フィクション」メモ

<<   作成日時 : 2011/02/01 00:59   >>

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PULP FICTION
製作年度/ 1994年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 154分
監督/ クエンティン・タランティーノ
製作総指揮/ ダニー・デヴィート,マイケル・シャンバーグ,ステイシー・シェア
原作/ −
脚本/ クエンティン・タランティーノ
音楽/ −
出演/ ジョン・トラボルタ,サミュエル・L・ジャクソン,ユマ・サーマン,ハーヴェイ・カイテル,ティム・ロス,アマンダ・プラマー,マリア・デ・メディロス,ヴィング・レイムス,クリストファー・ウォーケン,クエンティン・タランティーノ,スティーヴ・ブシェミ,ブルース・ウィリス
【DVD】
++++++++++
久しぶりにDVD鑑賞メモです.自分の中でのQ・タランティーノの歴史はとても浅く,DVDで観た「キル・ビル」が彼の作品で最初のもの.その後,DVDで1作品,劇場で2作品ほど見て現在に至っています.けれども,彼の名前を不動にした作品「レザボアドッグス」(1991)と「パルプ・フィクション」(1994)はずっと未見のまま.今回は,そのうち「パルプ・フィクション」を観ることにしました.

物語は,ファミレスらしきところで,二人の男女の会話する風景から始まる.男の名はパンプキン.女の名はハニー・バニー.
話の内容を聞いていると,銀行強盗はリスクが高いから,ファミレスを襲撃しようと言うもの.店員は抵抗をほとんどしないはずだし,まず間違いなく成功する.
女は聞く側に回っていたが,最後に相槌を打ち,男のことを褒め称える.それから,二人はキスをして,パンプキンは叫んだ.皆,騒ぐな,強盗だ・・・と.

オープニング・タイトルが流れ,出演者等の紹介が終わると,画面は車を映し出していた.車の中には二人の男が乗っている.運転席の男はジュールス.助手席の男はヴィンセント.二人のボーイズ・トークが続く.しばらくすると,車は目的地に到着し,車から降りた二人はトランクの中から,ショット・ガンをとり出した.その間もボーイズ・トークは続く.アパートの一室を訪れると,部屋にいた若いチンピラたちと意味のない会話をした後,結局,彼らを皆殺し.それはジュールスとヴィンセントのボス,マーセルスが盗まれたカバンを回収するためのものだった.

次の章では,ジュールスとヴィンセントのボス,マーセルスと全盛期を過ぎたボクサー,ブッチが登場する.ブッチは八百長の約束をして,マーセルスから金を受け取る.カメラはマーセルスの後ろ姿を捉えるのみで彼の顔は謎のまま.

場面が変わり,今度はマーセルスの妻ミアとヴィンセントの話.ヴィンセントはボスの命令で,一晩,ミアの相手をするというもの.その後も,マーセルスの存在を軸にして,そしてヴィンセントが絡むいくつかの断片的なエピソードが続くのですが・・・

「レザボアドッグス」に続き,Q・タランティーノの長編2作目にあたる.当時の評価はすこぶる高く,映画監督として不動の地位を築いた作品.ちなみに,1994年に,カンヌ国際映画祭(パルム・ドール賞),ゴールデン・グローブ賞(脚本賞)そしてアカデミー賞(脚本賞)を受賞している.また,「サタデー・ナイト・フィーバー」や「グリース」などで脚光を浴びたものの,その後低迷していたジョン・トラボルタを再生させた作品としても有名.

冒頭の映画中の解説によれば,“パルプ・フィクション”とは,質の悪い紙に印刷された扇情的な内容の出版物.ネットによれば1930年〜1940年代に流行った大衆犯罪小説誌の俗称らしい.なるほど,本作は“パルプ・フィクション”と呼ぶにふさわしいB級テイストの作品だった.

ギャングのボス,マーセルスの周辺で起きた出来事がいくつもの章に分けて描かれている.主な登場人物の間で主役が目まぐるしく変わっていく.全ての章で顔を出し,作品全体をとおしての主人公と思しきヴィンセントも,章によっては通行人扱い.登場人物の立場や視点の相違で見えてくるものが異なる様がなかなか面白い.

B級テイストの作品ながら物語の構成は非常に緻密であり,多くの映画賞で脚本賞を受賞したのも納得.とくに伏線の張り方が上手い.各章が単独で存在しているのではなく,作品全体を通してきちんと繋がっている.それぞれの章で完結するオムニバス映画と異なり,謎を残したまま次に章に引き継がれていくところがこの作品の魅力になっている.

マーセルスの部下の二人のギャング,ジュールスとヴィンセントの長いボーイズ・トークはタラちゃん映画ならではのもの.エピソードの時系列の入れ替えは,今ではさほど珍しくないかもしれないが,この作品での効果は素晴らしく,時系列の入れ替えによって運命のいたずら,人生の無常さ,さらに不思議な爽快感を生み出していた.

作品全体をとおしての主人公ヴィンセントを演じたのはジョン・トラボルタ.この作品で復活を果たした彼だが,彼の演技そのものよりも「サタデー・ナイト・フィーバー」(1977)を彷彿させるダンス・コンテストでダンスを披露する姿が印象に残った.
マーセルスの妻,ミア役を演じたのは若きユマ・サーマン.おかっぱの髪形と白いブラウス,パンタロンの出で立ちは,タラちゃんの好みが反映されているように感じた.

とても良く出来た作品ですし,それなりに楽しめた作品でした.
しかし,「レザボアドッグス」&「パルプ・フィクション」を大絶賛して,それ以降の作品をあまり評価していない人もいるのに対し,自分は「パルプ・フィクション」より,最新作「イングロリアス・バスターズ」の方が,物語も緻密だし,面白かったかなっ・・・

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
これ、けっこう好きです.
初めて見たのはまさにこの映画にはうってつけの田舎の場末の二番館で、「インタビューウィズヴァンパイア」と同時上映で確か800円だったかな.
手っ取り早く言うと「チンピラどものドタバタ映画」なんだけど、「これが映画だっ」というおもしろさに溢れていると思います.
J-WAVEのナビゲーターが『カッコ悪いカッコ良さ』と表現していたけど、まさに言い得て妙ですね.
ちなみに本国の発音ではウマ・サーマンみたいですけど、ウマじゃ日本ではダサイということでユマと呼んでいるみたい.
トースケ
2011/02/02 00:07
トースケさん,お久しぶり♪
>田舎の場末の二番館で、「インタビューウィズヴァンパイア」と同時上映で確か800円・・・
二本立てで800円は安いですね.うちの方では15年前だと,すでに二本立て上映はなくなっていました.もっとも,今では二本まとめて観る体力がなくなっているかもしれませんが・・・

>「これが映画だっ」というおもしろさ・・・
場末の二番館というこの作品を鑑賞するには最高の場所でもあり,なおさら嵌れたのではないでしょうか.

「イングロリアス・バスターズ」もお薦めです・・・(^^)v
しゅー
2011/02/02 09:14
自分も大好きです。
もう15年前になるんですねぇ…。
最近はこの手の映画も増えていますが、当時は物凄く新鮮だった気がします。
「レザボア」の発展系ですが、「レザボア」はそんなに面白いと思わなかった自分も、この映画でタラちゃんのファンになりました。
タラララ
2011/02/02 13:46
タラララさん
>当時は物凄く新鮮だった気がします。
15年前は,まったく映画を観ない(観られない)時期でした(^^);

>「レザボア」の発展系ですが、「レザボア」はそんなに面白いと思わなかった
それでは・・・「レザボア」はパスしましょう.
しゅー
2011/02/03 02:21
>「レザボア」はパスしましょう
いやいや、そんなこと言わずに「レザボア」もご覧になって下さい (^^;;
タラララ
2011/02/03 12:01
タラララさん
>そんなこと言わずに「レザボア」もご覧になって下さい (^^;;
タラララさんが面白くないならパスしても良いかなぁーと思ったのですが・・・暇なときに観たいと思う映画が雪だるまのように膨らんでいく自分ですが・・・その中の一本に入れておきたいと思います!!
しゅー
2011/02/03 12:23

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