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zoom RSS ☆「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」メモ

<<   作成日時 : 2011/07/18 21:27   >>

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X-MEN: FIRST CLASS
製作年度/ 2011年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 131分
監督/ マシュー・ボーン
製作総指揮/ スタン・リー,タルキン・パック
原作/ −
脚本/ マシュー・ヴォーン,ジェーン・ゴールドマン
音楽/ ヘンリー・ジャックマン
出演/ ジェームズ・マカヴォイ,マイケル・ファスベンダー,ケヴィン・ベーコン,ローズ・バーン,ジャニュアリー・ジョーンズ,オリヴァー・プラット,ジェニファー・ローレンス,ニコラス・ホルト,ゾーイ・クラヴィッツ,ルーカス・ティル,ジェイソン・フレミング,ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ,エディ・ガテギ,アレックス・ゴンサレス
【映画館】
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なかなか終わらない“X-MEN”シリーズ.個人的には,3作目の“ファイナル・デシジョン”が気に入っていることもあり,このシリーズはもういいかな,と思っていました.ところが,今作の監督は自分が贔屓のマシュー・ボーン.一転,観ることにした作品です.

第二次世界大戦中の出来事.ナチスの高官らしき人物シュミットは,ナチス兵がある親子を引き離そうとした際,泣き叫ぶ少年が無意識に念力でモノを動かしている光景に出くわした.
親子はシュミットの部屋に連れてこられた.シュミットは,少年に向かって,母親を殺されたくなければコインを念力で動かすように命じた.少年は必死に動かそうとしたが一向にコインは動かない.部屋いっぱいに一発の銃声が鳴り響き少年の母親が倒れた.と,するとコインのみならず,部屋中の金属が勢い良く動き出した.少年の悲しみと怒りが彼の超能力を開花させた瞬間だった.少年の名はエリック・レーンシャー.後のミュータント・テロリスト集団ブラザー・フットの首領“マグニートー”である.

裕福な家に生まれたチャールズ・エグゼビアは強力なテレパシー能力を持つミュータント.エリックが辛い思いをしていた同じ頃,彼は自宅への青い身体の侵入者レイブンと遭遇する.彼は,彼女が身寄りがなく,行く宛てもないことを知ると,自分の家に住ませ,彼女を妹として扱った.レイブン,後のミスティーク.チャールズは自分たちだけでなく,多くのミュータントが世界中に存在すると思うようになる.彼は大学を卒業後,ミュータントに関する研究を精力的に始めた.彼こそ,後のX-MENの創始者“プロフェッサーX”である.

1962年.CIAの女性エージェント,モイラ・マクタガートは米国の重要人物を調査するうちに,ミュータントのセバスチャン・ショウと彼の軍団ヘルファイヤー・クラブの存在を知る.彼らはキューバ危機を利用して第三次世界大戦を勃発させ,人類滅亡を企てていた.モイラは調査内容を上司に報告するが,誰も彼女の話を信じない.そこで,彼女はミュータントの研究者であるチャールズに白羽の矢を立てた.依頼されたチャールズは自分たちの能力を示すことでCIAの高官たちにミュータントの存在を納得させる.そしてCIAとともにショウらの追跡を開始.彼らがショウらを発見したときエリック・レーンシャーと遭遇する.エリックは,一人,ショウとヘルファイヤー・クラブの面々に戦いを挑んでいた.もちろん,エリックに勝ち目はない.見かねたチャールズはそんなエリックを救出する.セバスチャン・ショウ,彼こそ,かつてエリックの母親を殺害したナチスの高官シュミットだった.

生い立ちはかなり異なるものの,二人は同じミュータント.また,彼らにはセバスチャン・ショウという共通の敵もいたので手を組むことに.さらに,彼らは世界中からミュータントの若者を集め,ショウらヘルファイヤー・クラブの陰謀に立ち向かうのですが・・・

遺伝子の突然変異により特殊能力が覚醒したミュータントたちの活躍を描いた人気アメコミを映画化した“X-MEN”シリーズの最新作.後に“プロフェッサーX”ことチャールズ・エグゼビアと“マグニートー”ことエリック・レーンシャー,若き日の二人の運命的な出会い,互いに協力する日々,そして別れを綴った物語.

アメコミ映画ながら脚本が良く練られており,後に対立することになるマグニートーとプロフェッサーXの関係が実に上手く組み立てられている.さらに,後日談となるX-MENシリーズのシチュエーションとの整合性もバッチリ.
これまでのマシュー・ボーン監督作品に比べてかなりスケールの大きな作品になったが,大味な感じはせず,テンポの良さも顕在.本作に登場するエピソードの数々には,ハラハラ感,ワクワク感,そして軽いユーモアが至る所に散りばめられていた.ストーリーの面白さ,ドラマの面白さそしてアクションの面白さが満喫できる見応えのある娯楽作品だった.

アメコミ映画と言えばやはりVFXが見どころの一つ.本作では,マグニートーが念力でショウらの客船を破壊したり,潜水艦を空中に持ち上げたり,さらには,潜水艦と戦闘機がキリモミ状態になりながら無人島に墜落,炎上するシーンなど,迫力のあるVFXが作品の面白さをアップさせている.また,テレパシーと身体を金属質に変化させる能力を持つエマ・フロストの造詣,ミュータントでCIAの研究員でもあるハンクこと“ビースト”の造形や変身する様子もなかなか楽しめた.ただし,ミサイルのキッチュな動きはご愛嬌.

若きプロフェッサーXを演じたのは,「ナルニア物語」でフォーンのタムナスさんを演じ優しいイメージが印象に残るジェームズ・マカヴォイ.本作ではそんなイメージにちょっと気取った雰囲気も加味して,パトリック・スチュワートの重厚なプロフェッサーXに対して軽薄なところもある若きプロフェッサーXを好演していた.一方,エリックことマグニートーを演じたのはマイケル・ファスベンダー.これまで気にしたことはなかったものの,本作ではとても存在感があり,ヒュー・ジャックマンが本シリーズでブレイクしたように,彼も今後ブレイクしていくのでしょうね.けれども,本作で,彼等以上に目立ったのは,セバスチャン・ショウを演じたケヴィン・ベーコン.エリックの幼少時代のエピソードではナチスの高官として登場し,胡散臭い初老の役を演じ,マグニートーとプロフェッサーXの前に登場したときには,妙にオシャレで異常なミュータント,ショウを怪演していた.この作品が楽しいのは異彩を放つ悪役を演じた彼の存在が大きい.

監督のマシュー・ボーンは,本作だけでも十分楽しめるように仕上げています.しかし,以前の作品とどのように繋がるかを追うのも本作の魅力の一つであることを考えると,やはり以前の作品を観た上で本作を観た方が格段に楽しめるでしょうね.
アクションもドラマもどっちも十分堪能出来る娯楽作品でした.シリーズ最高傑作との評判にも納得.けれども,“X-MEN:ファイナル・ディシジョン”に登場してきたアメコミ・キャラクターたちへの愛着が強いため,“ファイナル・ディシジョン”と“ファースト・ジェネレーション”は甲乙付け難い,というのが個人的な感想かなっ・・・

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この映画の予告編を劇場で見ました。
自分も『もう、このシリーズはいいや』って思っていたのですが、そうですか「ファイナル・ディシジョン」と甲乙付け難いのですか…。
それならDVDかBDになったら見てみることにします。
でも、誰がキャラクターがどんなだったか、その頃にはスッカリ忘れてるだろうなぁ (^^;;
タラララ
2011/07/20 12:37
タラララさん
>このシリーズはいいや・・・
X-MENはどうでも良くて,マシュー・ボーン作品だから見た作品です.
「スター・ダスト」,「キック・アス」に嵌りまして,当分,彼の作品は見て行こうと思っています!!
現在,気に入っている監督の作品ゆえ評価はかなり甘々かもしれないので,鑑賞するときは,くれぐれも期待しすぎないように・・・

なお,VFXのスーパーバイザーはジョン・ダイクストラでした.彼が絡んでいるという目で観ると,いにしえの作品の面影を感じたような気がしました.
しゅー
2011/07/20 23:02

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