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zoom RSS ★「ロボコップ」メモ

<<   作成日時 : 2014/10/25 02:02   >>

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ROBOCOP
製作年度/ 2014年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 117分
監督/ ジョゼ・パヂーリャ
製作総指揮/ ビル・カラーロ,ロジャー・バーンバウム
原作/ −
脚本/ ジョシュア・ゼトゥマー
音楽/ ペドロ・ブロンフマン
出演/ ジョエル・キナマン,ゲイリー・オールドマン,マイケル・キートン,アビー・コーニッシュ,ジャッキー・アール・ヘイリー,ジェニファー・イーリー,サミュエル・L・ジャクソン
【映画館】
++++++++++
アメコミ・ヒーローものが続いたので,ついでに,ヒーローものということで「ロボコップ」を取り上げることにしました.「ダークナイト ライジング」や「アベンジャーズ」と違い,今年の3月に観たので,まだ比較的最近観た作品です.

2028年,アメリカのデトロイト.
世界各国が軍備のロボット化を進める中,アメリカ国内ではロボットの配備を禁止する「ドレファス法」が支持されていた.そんな中,巨大企業オムニコープ社やジャーナリストのパット・ノヴァックはメディアを利用して国内配備の必要性を訴えていたが,彼らの主張は世論から支持されることはなかった.そこで,オムニコープ社は人間の心を宿したロボットを製造することで,世論のロボットに対する不安を一掃し,世論を味方にすることを画策する.

デトロイト警察のアレックス・マーフィは最愛の妻と息子とともに平穏な日々を過ごしていた.正義感の強い刑事アレックスは彼の捜査を邪魔しようとする何者かにより車に爆弾を仕掛けられ,その爆発によって瀕死の重傷を追ってしまう.

オムニコープはアレックスの妻クララに,最先端技術を駆使してロボコップとして蘇らすことを提案する.彼女の承諾によって,3か月後,人間と機械との合体型ロボット,ロボコップが誕生した.
アレックスことロボコップは,自身の変わり果てた姿を受け入れられずパニック状態となる.彼を蘇らせたオムニコープの科学者デネット・ノートンは彼を説得するだけでなく,彼の人間としての意識を低下させてしまう.

その結果,マシンと化したロボコップは,圧倒的な解析力と戦闘能力で次々と凶悪犯を検挙し,オムニコープの目論みどおり,世論は国内のロボット配置支持に傾いていくのですが・・・

オリジナルは,オランダの鬼才ポール・ヴァーホーヴェンが1987年に撮った,現在でもカルト的人気を誇るSFアクション.その後,2本の続編も作られた.本作は,あれから27年を経て,ブラジルのジョゼ・バチーリャ監督が新たに甦らせたリメイク版である.

最新のVFX技術を駆使して「ロボコップ」を蘇らせたいという想いがこのリブート版を製作させるきっかけになったことは間違いない.しかし,オリジナルが持っていた毒を抜かないと,ファミリーの動員を期待できず,ヒットにはつながらない.また,27年前とは観る側の価値観もかなり変わったことを踏まえて,物語も視点も大幅に変更されている.

今回のロボコップはブラック・コスチュームでバイクに跨り,とてもスタイリッシュで格好良い.VFXを駆使しつつ細部までリアルさを追求している.映像もスピード感があって今風の作品に仕上がっている.しかし,オリジナルが放っていた個性的な魅力は薄れ,小さくまとまってしまった感は否めない.ちょうど出来のあまり良くないサイボーグ版バットマンのように感じられた.

出演している俳優は結構豪華.オムニコープ社の社長はマイケル・キートンだし,ロボコップを生み出した科学者はゲーリー・オールドマン,さらに,ジャーナリスト役でサミュエル・L・ジャクソンも出演していた.しかし,肝心のロボコップ役を演じたジョエル・キナマンは感情移入できるタイプでなかったのは痛かった.

オリジナルでは舞台となるデトロイトが犯罪多発地帯であることをアピールしたのち,ロボコップが次々と犯人逮捕することで治安が良くなっていくという爽快感で物語全体を引っ張っていた.そこに,自己のアイデンティティに対する葛藤による哀愁,ブラック・ユーモアや残酷描写がとても上手く散りばめられていた.本作でも自己のアイデンティティは踏襲し,さらに訪れるはずのロボット社会に対する人々の不安がとても上手く物語に取り入れていた.ところが,作品の多くを占める家族の絆のエピソードが陳腐で薄っぺらなため,結果的にはちょっと豪華なTVの特撮ヒーローものにしか映らなかった.

オリジナルテーマ曲が使われていたのは嬉しかった.また,作品の中でフォーカスの“HOCUS POCUS(悪魔の呪文)”が流れたのにはビックリ.けれども,昔を懐かしんで観に行ったものの,時間の無駄遣いだったかなっ・・・

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
オリジナルからヴァーホーヴェン節を抜いたら、確かにサイボーグ版バットマンになっちゃいますね。
娯楽作品に“家族の絆”を絡めたがるのはハリウッド映画の悪いクセだと思います。
このリメイクも見てみようかと思っていましたが止めておきます (^^;;
「悪魔の呪文」とは懐かしい!
タラララ
2014/10/25 13:53
タラララさん
>確かにサイボーグ版バットマンになっちゃいますね。
はい.それにマイケル・キートンとゲイリー・オールドマンが出演していますから,なおさらです!

>止めておきます (^^;;
その方がよろしいかと・・・(--);
しゅー
2014/10/25 19:43

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