気ままに映画メモ

アクセスカウンタ

zoom RSS ☆「マダム・イン・ニューヨーク」メモ

<<   作成日時 : 2014/11/09 12:52   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

画像
NGLISH VINGLISH
製作年度/ 2012年
製作国/ インド
上映時間/ 134分
監督/ ガウリ・シンデー
製作総指揮/ −
原作/ −
脚本/ ガウリ・シンデー
音楽/ アミット・トリヴェディ
出演/ シュリデヴィ,アディル・フセイン,アミターブ・バッチャン,メーディ・ネブー,プリヤ・アーナンド
【映画館】
++++++++++
これまでインド関連の作品では,「スラムドック$ミリオネア」と「ダージリン急行」を記事としてアップしていますが,前者の監督はダニー・ボイルだし,後者はウェス・アンダーソンで,いずれもアメリカあるいはイギリス映画でした.「マダム・イン・ニューヨーク」は初めてアップするボリウッド映画です.

あるインドの地方都市に,二人の子供,会社員の夫そして母親とともに幸せな日々を送るシャシという女性が暮らしていた.彼女は家庭的で料理が得意な上に美人なのだが,子供や夫が英語を話せるのに自分は出来ないことに引け目を感じていた.家族から英語が出来ないことをネタにからかわれたり,年頃の娘に学校の三者面談に来るのを嫌がられたりして,とても惨めな気持ちになることがときどきあった.夫の自分への見下した態度も,自分が英語を出来ないことが一因になっていると感じていた.もっとも,みんな悪気はないし,彼女がそんなに悩んでいるとはまったく知らない.

ある日,シャシはニューヨークに暮らす姉のマヌから,姪ラーダの結婚式に手伝いを頼まれ,家族より一足先に一人でニューヨークに行くことになった.英語が出来ない彼女は一人ではカフェでコーヒーすら飲むことが出来ない始末.途方に暮れる彼女の目に飛び込んできたのは,“4週間で英語が話せる”という英会話学校の広告.彼女は,インドにいる家族にはもちろんのこと,ニューヨークの姉妹たちにも秘密にして学校に通い始めるのですが・・・

はじめに,本作はボリウッド映画と書いたが,「スラムドック$ミリオネア」と「ダージリン急行」の舞台がインドであるのに対して,「マダム・イン・ニューヨーク」はニューヨークを舞台にして話が展開する.映像の大半はニューヨーク・ロケによるものらしい.

物語は監督であるガウリ・シンデーの母親と彼女との関係を題材にしたものらしい.しかし,気張らない親近感を覚えるような身近なエピソードを重ねた上に,ちょっとだけ,映画らしいフィクションを織り交ぜて,とても元気の出る作品だった.また,ボリウッド映画ならではと思えるお決まりは残しつつも,さわやかで,どの国の人が見ても違和感のないコメディ作品に仕上げられていた.シャシの揺れ動く心象風景とその背後に流れる音楽が心地よく,特にニューヨークの街角のスナップ・ショットとその背後に流れるポップな音楽のバランスはとても楽しい気分にさせられた.

主人公のシャシを演じたのはシュリデヴィ.1980〜1990年代にはインドで絶大な人気を誇り,ボリウッド映画史上,最も美しく活躍した女優,といわれているようである.その後,結婚して女優業を休業し,実に15年ぶりの映画出演らしい.本作が製作されたときは50歳近いものの,とても美しく華があった.彼女の表情は実に豊かで,観ていてとても楽しい.

本作には,「スラムドック$ミリオネア」でもインドの大スターとして実名で登場するアミターブ・バッチャンが,飛行機でシャシと隣の席になる乗客役で特別出演していた.顔を出しているのはほんの僅かだが,作品の魅力に貢献していた.

シャシの夫,サティシュを演じたのはアディル・フセイン.これまでに彼の出演する作品は観たことがないが,「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」という作品の予告を劇場で何回か観ており,彼の情けない様子が印象に残っている.また,シャシの良きサポート役となる姪ラーダを演じたプリヤ・アーナンドの存在がこの作品にフレッシュさを吹き込んでいた.

監督と脚本を手掛けた監督のガウリ・シンデーは,これまでCM製作や短編映画を作ってきたものの本作が初長編作品.初監督とは思えない仕上がりであるけれど,それ以上に,無名の監督作品にボリウッドを代表する俳優たちの出演は幸運だったし,彼らの存在がやはり映画を魅力的なものにしていた.

英語が苦手な自分にとってはとても感情移入しやすい題材の作品.外人とたまに接すると話題に付いていけず惨めな気持ちになることがあります.談笑の際には,面白いか否か解らないくせに一緒に笑ってしまう情けなさ.シャシが隠れて英会話を習う気持ちも良くわかります.ただし,自分の場合は“喉元過ぎれば熱さ忘れる”状態ですけど.

ま,そんなことはさておき,いわゆるボリウッド映画とはちょっと異なる作品ですが,程よい音楽と俳優たちの演技が魅力的な良作だったかなっ・・・

画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
面白そうな映画ですね。
上映時間が134分というのもインド映画としては短めですし。
何となくインド映画には「2時間半超えは当たり前、だいたい3時間は覚悟しないと…」という勝手なイメージがあります (^^;;
邦画っぽい雰囲気もありますし、これはちょっと見てみたいかも。
レンタルになるのかなぁ…。

ところで、インド映画の俗称は「ボリウッド」ですよ (^^;;
タラララ
2014/11/09 14:27
タラララさん
ボリウッド・・・はははっ,了解!!直します.
この作品はミュージカルではないし,時間も短めですから,王道のボリウッド映画とは違う作品ということです.でも,観て損はない映画だと思います.

>レンタルになるのかなぁ…。
きっとなるのではないでしょうか(・・)?
しゅー
2014/11/09 19:43

コメントする help

ニックネーム
本 文
☆「マダム・イン・ニューヨーク」メモ 気ままに映画メモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる