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zoom RSS ☆「キングズマン」メモ

<<   作成日時 : 2015/10/04 00:22   >>

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Kingsman:THE SECRET SERVICE
製作年度/ 2014年
製作国/ イギリス
上映時間/ 129分
監督/ マシュー・ヴォーン
製作/ マシュー・ヴォーン,マーク・ミラー,デイブ・ギボンズ,デヴィッド・リード,アダム・ボーリング
原作/ マーク・ミラー
脚本/ ジェーン・ゴールドマン,マシュー・ヴォーン
音楽/ ヘンリー・ジャックマン,マシュー・マージェソン
出演/ コリン・ファース,マイケル・ケイン,サミュエル・L・ジャクソン,タロン・エガートン,マーク・ストロング,ソフィア・ブテラ,ソフィー・クックソン
【映画館】
++++++++++
マシュー・ヴォーン監督の最新作.
自分はこの監督のセンスに嵌っているのですが,なぜか国内ではいまいち人気がでませんね.
大画面向きの作品なのに,結構,小さい箱で上映されていました.

1997年,中東.ひとりの男がチームを救うために命を落とした.
男は,ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店の地下に拠点を置き,どの国にも属さない世界最強のスパイ機関“キングスマン”のメンバー.
男により死を免れたメンバーの一人,ハリー・ハートは,ロンドンに戻ると,男の家を訪問した.そして,男の妻と息子エグジーに,メダルを手渡しながら,何か困ったときにはメダルに刻まれた番号に電話するように言い残した.

それから17年後の現在.
優秀な学者や科学者が次々と疾走を遂げる事件が発生する.
首謀者として浮上してきたのは,天才的エンジニアでIT富豪のリッチモンド・バレンタイン.
彼は環境保護を訴える活動家だったが,地球を守るためには人類を減らすのが最善の策と考え,大量殺戮計画を立てる.バレンタインの計画を調査中だったメンバーが惨殺された.“キングズマン”のエース・エージェントになったハリー・ハートに白羽の矢が立てられる.

そのころ,青年に成長したエグジーは,大学を中退し,定職も持たずにくすぶっていた.彼の母親の再婚相手は町のごろつきのボス.義父といがみ合うエグジーは,ある日,義父の子分たちの車を盗み,パトカーとカーチェイスをした挙句,事故を起こしてしまう.
窮地に立たされた彼は,幼い頃に貰ったメダルに刻まれた番号に電話するのですが・・・

本作は,かつてマシュー・ヴォーンが監督したユーモアとアクション,それから少し下品さを加味したヒーローもの風アクション・コメディ「キックアス」(2010)のテイストを保持しつつパワー・アップが図られたスパイものアクション・コメディ.
世界最強のスパイ機関“キングスマン”と大量殺戮を目論むアメリカ合衆国のIT富豪との戦いを,ユーモアとアクション・シーンをふんだんに盛り込みながら,軽快なタッチでしかもスタイリッシュに描いている.

最近のシリアスなスパイ映画に対抗して,荒唐無稽な設定のもとコメディ・タッチに味付けしたスパイ映画であるところに,マシュー・ヴォーン監督の強い拘りが感じられる.
さらに,ケンタッキーの教会とラスト間際のシークエンスでは,シリアスな作品では到底描写出来ない残酷なシーンを,コメディならではの突き抜けた演出で,悪趣味感は否めないものの,驚きと苦笑を誘うシークエンスに仕上げているセンスは見事.特に,ラスト間際のシークエンスは,良くも悪くも映画史に残るシーンになるに違いない.

物語の骨格は勧善懲悪ものだが,物語の設定と展開には,ブラックジョークが散りばめられている.現在のアメリカ文化の強さの源となっているIT企業を悪玉に仕立て,英国貴族により運営されるスパイ機関“キングスマン”が悪玉の野望を打ち砕くという図式.ところが,中盤あたりから正義のスパイ組織“キングスマン”さえもがブラックジョークの対象にされていた.

ハリー・ハート役は「英国王のスピーチ」(2010)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース.ブリティッシュ・スタイルのスーツを纏い,切れのあるアクション・シーンを演じている.一方,リッチモンド・バレンタインを演じたのはサミュエル・L・ジャクソン.下品で性格が悪く,観ているだけで嫌な気分になるIT富豪を怪演していた.最近,彼はこの手の役が嵌り役になってきた.
“キングスマン”側では,贔屓のマイケル・ケインとマーク・ストロングが脇を固める.また,エグジーを演じた,新人タロン・エガートが大活躍.彼の愛犬,パグの”JB“も本作のユーモアに貢献していた.
悪玉側では,バレンタインの側近ガゼルを演じたソフィア・プテラが光っていた.タランティーノ監督の「キル・ビル」(2003)に出てくるGOGO夕張の栗山千明を彷彿させる存在だった.
あと,エンドロールにマーク・ハミルの名前を観てビックリ.あの役がマークハミルだったとは.スカイウォーカーの面影が微塵もない.人のことは言えないが,時の流れはかくも人の姿を変えてしまうのね.

“007”や“ミッション・イン・ポッシブル”シリーズのようなシリアスな映画ではなく,ユーモア満載のスパイ映画を観たい人にお薦めの作品.ただし,結構,ブラックジョークがきついので,道徳心が強い方や家族で楽しむにはちょっと辛い作品だったかなっ・・・

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どっちかというとブラックな人間性ですが、殺し方を楽しむ教会のシーンとか、ガゼルのギミックとか、生理的に受け付けないようです。エンドクレジットで映画館を出たのは初めてかも。道徳心は高くない自信はあるのですがww

コリン・ファースは「リピーテッド」に続いて残念でした。(アクションもイマイチ)

HOSHIO
2015/10/06 16:48
HOSHIOさん,こんばんは.
>殺し方を楽しむ教会のシーンとか,ガゼルのギミック・・・
血しぶきとかリアルな音がついていないため,殺戮シーンというよりも,ドタバタ・シーンの印象が強かったです.あるいは,昔のチャンバラ映画のように感じました.

>道徳心は高くない自信はあるのですがww
そこで自慢ですか・・・(++);

もう,HOSHIOさんがマシュー・ヴォーンの作品を観ることはなさそうですね.


しゅー
2015/10/07 01:19

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