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zoom RSS ☆「マイ・インターン」メモ

<<   作成日時 : 2015/11/14 11:52   >>

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THE INTERN
製作年度/ 2015年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 121分
監督/ ナンシー・マイヤーズ
製作/ セリア・コスタス,ナンシー・マイヤーズ,スザンヌ・フォーウェル
原作/ −
脚本/ ナンシー・マイヤーズ
音楽/ セイドア・シャビロ
出演/
ロバート・デ・ニーロ,アン・ハサウェイ,レネ・ルッソ,アダム・ディヴァイン,アンダーズ・ホーム,ジョジョ・クシュナー,リンダ・ラビン,ジェイソン・オーリー,ザック・パールマン,アンドリュー・ラネルズ,クリスティーナ・シェラー
【映画館】
++++++++++
ついこの間まで,暑い日々が続いていると思っていたら,いつの間にか秋になり,昼間は暖かいものの,朝晩は寒さを感じる今日この頃.メモの方は,「ホリディ」以来,久しぶりに観るナンシー・マイヤーズ監督の作品です.

広いオフィスの中を,自転車で移動してテキパキと仕事を指示する30代前半の女性が登場する.彼女の名はジュールズ.1年半ほど前に立ちあげたファッションショッピングサイトが人気となり,彼女の会社は急成長.そして,今では200人以上のスタッフを抱えている.

会社が大きくなってくると社会福祉にも気を払わねばならない.彼女の会社ではシニア・インターンを雇用して社会に貢献することに.シニア・インターン募集の広告を見て,7,8人のシニア達が集まってきた.
トラッドなスーツにネクタイを締め,頑丈そうな革製のビジネスバックを下げて会社に訪れた70歳になるベンもその一人.しかし,その姿はカジュアル・スタイルで日々の仕事をこなすジュールズ達の中では明らかに浮いていた.

ベンは面接を受け,とりあえずジュールズの会社に採用された.ベンを面接したスタッフは彼をジュールズのアシスタントに据える.ジュールズにとって,70歳の見習い社員は扱いづらいお荷物でしかない.彼女は内心不満だったが,しぶしぶ承諾し,彼を完全に無視することに決め込むのですが・・・

ナンシー・マイヤーズは,2012年に他界したノーラ・エフロンとともに,自分が好きな女性監督.特に彼女の「恋愛適齢期」(2003)でのダイアン・キートンとジャック・ニコルソンンはとても良かった.ただし,ナンシー・マイヤーズ監督は女性の演出はすこぶる上手いが,男性の表現はありきたりになる面がある.そのため,作品の出来は,共演の男優の魅力と演技力にかかっている.

そんな彼女が,本作で起用したのはアン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロの二人.
アン・ハサウェイは「プリティ・プリンセス」(2001)のときから気にしていた女優で,「プラダを着た悪魔」(2006)でメリル・ストリープと共演してブレークしたときには,とてもうれしい気分になった.“プラダ”では新人OLを熱演していたが,本作では,家庭と仕事の両立を目指す華やかな若手女性社長ジュールズ役を演じている.

一方のロバート・デ・ニーロは70歳を超え,さすがに歳をとったという印象は拭えない.彼はシリアスものだけでなく,コメディにも数多く出演しているが,いずれも男臭さが滲み出てくる役柄だった.しかし,本作ではジュールズを含め,若い人たちを暖かい目線で見つめ,それでいてお茶目なところのある紳士.これまでに演じたことのない役柄だったが,アン・ハサウェイを引き立てつつ,それでいて十分に自身の存在感も示し,作品に重みと味わいを生み出していた.

内容的には働く女性の応援讃歌を軽いコメディ・タッチで描いているが,脚本が良くできているのと,監督自身の思いが散りばめられているので最後まで飽きることなく楽しめた.
また,作品本来のターゲットとは別に,ロバート・デ・ニーロを起用したことにより,ベンの物語にもなっており,男性目線(おじさん目線)でも楽しむことが可能な作品に仕上がっている.自分はと言うと,もちろんおじさん目線で,今後,確実に訪れるであろう若い人との関わり合い方を,自問自答しながら鑑賞していた.

本来の見どころであるはずの,家庭を持ちつつも第一線で働く女性の課題に対して,アン・ハサウェイに監督自身の思いを託している割には,あまり深堀りはない.程よい落とし所を準備せず,家庭と仕事の両立の困難さを,女性目線でもう少し掘り下げても良かったように思う.

一方,ベンに目を向けると,70歳の新人として若い人に囲まれながら悪戦苦闘しつつも,経験に裏打ちされた気配りで周囲の人たちをアシストする.その積み重ねで,次第にジュールズを含め若い人たちからの信頼だけでなく,友情のようなものが芽生える様子がユーモアたっぷりに描かれていた.まさに理想的な歳の取り方である.しかし,この理想形は,これまで歩んできた人生に充実感と誇りを要求する.自分のような凡人には困難な理想形だが,せめて,誇りと慢心を履き違えて迷惑爺さんにはならないようにしたいものである.

アン・ハサウェイの華やかさとロバート・デ・ニーロの円熟した演技力が楽しい作品.ベンの恋人役として登場するレナ・ルッソにはちょっと違和感がありました.インパクトには欠けるものの,ナンシー・マイヤーズらしさは出ていて,それなりに楽しめる良品だったかなっ・・・

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
これはちょっと面白そうですね。
レンタルになったら見てみたいと思います。
しかし、デ・ニーロも太りましたね。
この写真だと誰だか分かりませんでした (^^;;
タラララ
2015/11/15 11:56
タラララさん,こんにちは!
デ・ニーロはカメレオンですから,次の作品では,目をギラつかせた痩せた老人役かもしれません.
アン・ハサウェイはこの作品のような役があっているように思います.インター・ステラーのときにはあまり魅力を感じませんでした.
彼女は,サンドラ・ブロックのようになれるのでしょうか(可能性は秘めているような気もするのですが・・・)(・・?)
しゅー
2015/11/15 17:35
こんばんは〜 この映画見ましたよん
デニーロのスーツ姿を見て やはり年老いてもオシャレにしないといけないと思いましたよ
ジャージ姿の老人にはなるまいと思ってただけに(笑)

私もちょっと違いますが 若い子たちに囲まれてグループ活動しており
年齢を感じることもりますが やはり映画のように 
>若い人たちからの信頼だけでなく,友情のようなものが芽生える

ほんとに大事なことと思いましたね 
テス(nosaman)
2015/12/31 21:28
テスさん!
新年,明けましておめでとうございます.

>デニーロのスーツ姿を見て やはり年老いてもオシャレにしないといけないと思いましたよ
男くさいデ・ニーロも良いですが,お洒落なデ・ニーロもダンディで良かったです(^^♪
自分はダンディにはなれませんが,迷惑じいさんにはなりたくないと思っています.

今年もお付き合いのほど,よろしくお願いします!!
しゅー
2016/01/01 01:47

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