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zoom RSS ☆「虹を渡る男たち」メモ

<<   作成日時 : 2015/11/20 21:23   >>

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劇団スーパー・エキセントリック・シアター第53回本公演
2015/11/7−2015/11/23,サンシャイン劇場
上演時間/ およそ120分
制作/ 鈴木康子,堤崇明,藤村夏穂,西山温子,寺地友子
原作/ −
脚本/ 金沢知樹(劇団K助)
舞台監督/ 津田光正
技斗/ 野添義弘
出演/ 三宅裕司,小倉久寛,野添義弘他劇団スーパー・エキセントリック・シアター
++++++++++
新橋演舞場で,夏に観た大地真央主演の「プリティウーマンの勝手にボディーガード」での三宅裕司と小倉久寛の掛け合いがあまりに面白かったので観ることにしたSET(スーパー・エキセントリック・シアター)の舞台です.

舞台は,某TV局の本番前の慌ただしい風景から始まった.
そこにかつてアイドル・グループを育てるヒット・メーカーだった長本という男が登場する.
しかし,番組を切り回す若いディレクターたちは,彼のことを知らない.
長本が建物の中の行き先を尋ねるが,忙しいこともあって,彼のことを邪魔者扱いする.
そこに,若いディレクターたちを指揮する立場の人物が現れる.彼は長本を見たとたん,態度を変え,長本を役員室に案内させる.

彼を出迎えたTV局の役員は,彼に新しいアイドル・グループを企画してほしいという話を持ち掛ける.長本がその話を辞退しようとすると,そこにはもう一人の男が呼ばれていた.その男の名前は熊崎.長本が活躍していた当時,彼が猛烈に競い合っていた男.

しかし,熊崎が新たに育てたアイドル・グループのセンターの女の子,庄司佳奈が失踪した途端,彼もまた芸能界から忽然と姿を消した.新たな企画は,その熊崎とコンビを組んで,まったく新しいアイドル・グループを生み出して,世間をアッと言わせてほしいというものだった.

なぜ庄司佳奈が突然失踪したのか,その理由は熊崎にも全くまったくわかっていない.そんな当時の出来事を話し合う二人の前に,変な老人が現れた.彼はタイムマシンを発明したという.それを使えば,過去も未来もどこにでも行ける.長本と熊崎はまったく彼の言葉を信じていなかったが,老人に誘われるまま,庄司佳奈の失踪したあの日,あの時間にタイムスリップするのですが・・・

ミュージカル・アクション・コメディと名のるだけあって,歌とダンス,アクションそれからコメディが随所の散りばめられた舞台だった.セリフの途中から歌いだすスタイルではなく,芝居の進行があって,あるところでショーが始まる構成のため,いわゆるミュージカルがあまり好きでない人にも楽しめる舞台である.

内容的には,今となっては過去の人となった二人の男が,二人の人生の分岐点になったあの場所,あの時間にタイムスリップして,若いころの自分たちと協力して問題解決しようと珍騒動を繰り広げる物語.

序盤では,長本と熊崎がどんなアイドル・グループを世に排出したかを,長本の回想として紹介される.ジョナガールからはじまり,デニッシュ,スカートまくり隊,キレキレガールズ,そして最後のももいろシニアZふけ組まで,次々に歌い踊るショーが展開される.キレキレガールズまでの歌と踊りは,日々の練習の積み重ねを伺わせるもので,本物の人気アイドル・グループよりも上を行くかもしれない.最後のももいろは,SET設立当時からの古参女優のユニットで,これには笑わせてもらった.

前回観た「プリティ・ガールの勝手にボディーガード」に比べると,三宅裕司と小倉久寛との掛け合いが少ないのは,SETの本公演の性格上,止む得ないところ.それでも,三宅のマシンガンのツッコミと小倉の何とも言えないボケぶりはやはり面白い.それに,タイムマシンを発明した変な老人役を演じたSETの中核メンバー,野添義弘が,二人の掛け合いに加わって,なかなか良い味を出していた.

演出的には,タイムマシンで同じ時間,同じ場所に何回も戻り,自殺しようとしている庄司佳奈の恋人を説得するシーンと,過去に戻った長本が騒動に巻き込まれて射殺されるのを逆モーションで生き返らせるシーン,映画でなく,これらを演劇でやってのけるのが見どころに一つになっていた.

演劇をあまり観ていない自分にとって,SETの本公演を観るのも,もちろん初めて.これまで,三宅&小倉は贔屓にしていても,SETについては名前しか知らなかった.
第53回本公演の舞台に登場した出演者はおよそ50名.これまでの本公演では外部からゲストを呼んでいたようだが,今回はオールSET劇団員で構成されているらしい.スケジュール的に都合のつかない劇団員もいるようなので,かなりの大所帯であることを知った.劇団創設時のメンバーから,最近のメンバーまで,年齢層は幅広い.その中核メンバーは,中堅俳優や声優として活躍しているようである.

途中で落とし処が見えなくなりラストに不安を覚えたものの,観劇後はすっきりとした気分になれる舞台でした.上演後の出演者全員の舞台挨拶に対して,観客が気持ちよく,惜しみない拍手を送る雰囲気はとても良いですね.やはり,そこが映画にはない生の魅力なのでしょう・・・

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
今年もあと僅かですが、つつがなくお過ごしでしょうか。
よいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。
タラララ
2015/12/31 16:00
タラララさん,お久しぶりです!!
11月中旬より,これまで経験したことがないようなバタバタ状態の日々を送っていたため,記事のアップまで手が回りませんでした(+_+);
来年は,もう少し記事のアップを充実させたいと思います.
来年も引き続き,お付き合いのほどよろしくお願いします♪
しゅー
2015/12/31 17:07
SETとは昭和が平成に変わる頃に一度生放送でご一緒したことがあります。ということはもう27年前ですねw

僕にとってはわけがわからないまま過ぎていった、という印象の一年でした。年相応に落ち着きたいのですが。

良いお年をお迎えください。来年もどうぞよろしく。
HOSHIO
2015/12/31 21:04
HOSHIOさん,明けましておめでとうございます!

>年相応に落ち着きたいのですが。
きっとリタイヤするまで,落ち着くことはできないのではないでしょうか(・・?)
HOSHIOさんにしても,自分にしてもそういう星の下に生まれたのでしょう.
緩やかにフェード・アウトの夢が遠のいていく・・・ジタバタ,ジタバタ(+_+);

それはさておき・・・
昨年に引き続き,今年もお付き合いのほどよろしくお願いします(^^♪
しゅー
2016/01/01 01:42

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