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zoom RSS ☆「オデッセイ」メモ

<<   作成日時 : 2016/03/01 22:10  

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THE MARTIAN
製作年度/ 2015年
製作国/ アメリカ
上映時間/ 142分
監督/ リドリー・スコット
製作総指揮/ ドリュー・ゴダード
原作/ アンディ・ウィアー
脚本/ ドリュー・ゴダード
撮影/ ダリウス・ウォルスキー
音楽/ ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演/ マット・デイモン,ジェシカ・チャステイン,クリステン・ウィグ,ジェフ・ダニエルズ,マイケル・ペーニャ,ショーン・ビーン,ケイト・マーラ,セバスチャン・スタン,アクセル・ヘニー,キウェテル・イジョフォー,ベネディクト・ウォン,マッケンジー・デイヴィス,ドナルド・グローバー
【映画館】
++++++++++
あれよあれよという間に3月になってしまいましたが,まだ記事のアップはこれが2つ目.とりあえず2月下旬に観た「オデッセイ」です.
実は,是非観たいと思っていた「パディントン」の上映が終わっていて,その代わりに観ることにした作品.それにしても「パディントン」は評判が良かったのに,上映の打ち切りが早かったですね.

場所は火星.
人類による三度目の火星探査が,宇宙船ヘルメスの船長メリッサ・ルイスの指揮のもとクルーたちによって行われていた.
探査中,猛烈な嵐に見舞われ,探査を中止して撤収することに.
しかし,全6名のクルーのうち植物学者のマーク・ワトニーが通信アンテナとともに突風で飛ばされてしまう.必死の探索にも関わらず,ワトニーは見つからない.船長のメリッサは彼の探索を打ち切り,5名で地球への帰途に就く.

ところが,ワトニーは奇跡的に生きていた.火星に一人取り残されたワトニー.
火星の居住施設には地球との通信手段がなく,食料も1年分のみ.しかも,次の火星探査は4年後だった.
そんな状況でも,ワトニーは持ち前の陽気さと前向きさで,生き延びるための方策を考え,着実に行動しながら,充実した一人ぼっちの生活を続けるのですが・・・

“70億人が,彼の還りを待っている。”というキャッチ・フレーズが印象的な火星を舞台にしたSF大作.
監督は「エイリアン」(1979),「ブレードランナー」(1982),「グラディエーター」(2000)のリドリー・スコット.とくれば否が応でも,壮大なSFドラマをイメージする.
ただし,主演がマット・デイモンで,助演がジェシカ・チャスティンという配役には,ちょっと違和感あり.
そんなイメージを持って鑑賞した本作は,スリリングなストーリーではあるものの,壮大なドラマというよりは,ちょっと変わった生物学者が繰り広げる火星での孤軍奮闘をユーモラスに描いたものだった.

マット・デイモン演じる主人公マーク・ワトニーが宇宙に一人取り残されるのは,サンドラ・ブロック主演のSF映画「ゼロ・グラビティ」(2013)と同じ設定.
しかし,後者が音のない空間に一人置かれた主人公の不安な心理を上手く描いていたのに対し,マーク・ワトニーはひたすら前向きで,一人ぼっちの寂しさはあまりない.
自分の置かれた状況をクールに分析し,その状況を最大限に楽しむ方法に夢中になっていた.

彼が乗艦していたヘルメス号の船長メルッサが置き残した最低の音楽(ディスコ・ミュージック)たちのリズムに身をゆすりながら,奮闘する姿は実に微笑ましい.
マークを演じたマット・デイモンの持つキャラクターによるところが大きいのは間違いない.表情も動きもとても若々しい.火星のシークエンスは,彼の一人芝居ながら,まったく飽きさせない演技は見事.また,一人になったワトニーが記録用のハンディ・カメラに語りかけるというアイディアも良かったと思う.
「キャスト・アウェイ」(2001)とその主人公を演じたトム・ハンクスを想い,SF映画と冒険映画の違いはあるものの,両者が何となく重なった.

今回観たのは3D版の「オデッセイ」
宇宙船や火星の風景,そしてNASAの中央操作室の様子など,どのシーンを見てもとてもリアルに映し出されていた.しかし,中央に配置された立体像が,とても小さく観えて映像に締まりがなくなるのは,現在の3Dの限界なのだろう.

主人公マークを演じたマット・デイモンの脇を固めたのは,船長メリッサ役のジェシカ・チャスティンとTVシリーズ「ニュース・ルーム」のウィル・マカヴォイ役が印象深いジェフ・ダニエルズ.ジェシカ・チャスティンは,「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」(2011),「インターステラー」(2014)と本作で,一気にお気に入りの女優さんになった.

背後に流れる船長メリッサの最低の音楽,『スターマン』(デビットボーイ),『ホット・スタッフ』(ドナ・サマー),『ラブ・トレイン』(ザ・オージェイズ),『アイ・ウィル・サバイバル』(グロリア・ゲイナー)等の楽曲の数々がとても本作の雰囲気を盛り上げていた.

意外にもリドリー・スコット監督の柔軟さを垣間見る作品.しかし,リアルで重厚な描写には彼らしさが出ています.スケール感を前面に押し出したSF作品でありながら,ユーモア溢れる作品というのはなかなか新鮮でした.軽妙さと重厚さが上手く融合したなかなか楽しい作品だったかなっ・・・

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
これ、ずいぶん前にコメントしたはずなのに送信ボタンをポチってなかったか。

たどり着けなかった所へ向かう飛行機で見ました。リドリー翁がどれだけディレクションしたのかわかりませんが、主人公のキャラが青春コメディでしょ、これww 「プロメテウス」とはまた違ったテイストの笑いでしたけど。(こっちの方が好き)

それにしてもマット・デイモンは何回一人で取り残されるのか。「前のと被るから」とか、台本読んだ段階で言わないんですかね?

でも最近の宇宙服着てる映画は皆「異工同曲」に見えてしまいます。強いて言えばペーソス感で「月に囚われた男」が好きかな。火星がブラッドベリの世界と違いすぎてもう…
HOSHIO
2016/03/25 23:09
HOSHIOさん,こんにちは(^^♪
本作に,「インターステラー」からジェシカ・チャスティンとマッド・デイモンが横滑り.
でも,「インターステラー」のマッド・デイモンは,あれっ,この俳優,マッド・デイモンに似てるけど,
まさか,こんなちょい役,マッド・デイモンがやるはずないよねー,という役柄.
本作に向けての”遊び”だった,ということはないでしょうか(・・)?

リドリー翁・・・あの歳になっても,それなりのレベルを維持しつつ,精力的に作品を撮り続けるエネルギーに憧れます.

確かに「月に囚われた男」は,面白かったです!・・・あのレトロ感も好きです.

現在,ジタバタしている真っ最中.もう心が折れそう・・・(+_+);
4月になったら,じっくりとお邪魔します(^^)v
しゅー
2016/03/26 12:01

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