☆「ニュー・シネマ・パラダイス」メモ

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製作年度/ 1989年
製作国・地域/ イタリア&フランス
上映時間/ 124分(175分)
監督/ ジュゼッペ・トルナトーレ
製作総指揮/ - 原作/ -
脚本/ ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽/ エンニオ・モリコーネ 、アンドレア・モリコーネ
出演/ フィリップ・ノワレ 、ジャック・ペラン 、サルヴァトーレ・カシオ 、マルコ・レオナルディ 、アニェーゼ・ナーノ
【DVD,ビデオ】
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この映画は,以前にも見たもので,再度,見直しました.
本当に映画が好きな人のために作られた,という印象を受ける映画です.

トトはサルヴァトーレと名前を変え映画監督として有名になった.そんなトトにパラダイス座の映写技師アルフレードの訃報が入る.アルフレードはトトを生まれ故郷から都会へ送り出した人物である.
トトは,少年・青年時代を,終戦直後の貧しいシチリア島の唯一の娯楽”「映画”とともに育った.そして,トトとアルフレードは映画を通して年齢を超えた友情を育んだ.また,シチリア島には素敵な女性との恋,育ててくれた母親,村の人々との交流などのたくさんの思い出が詰まっている.映画ではその思い出が回想される.
最後にトトはアルフレードの葬式に参列するため故郷に戻り,そして,アルフレードの奥さんからトトにとって思い出のいっぱい詰まった形見を受け取った.

この映画は,映像と音楽が融合してノスタルジーな雰囲気を醸し出しています.エンリオ・モリコーネの音楽は素晴らしく,私にはその音楽を聴いただけで映画のシーンが思い出されます.

映画の構成が非常に良く出来ていて,現在のトトが過去を回想している状態に,私も一緒に入り込んで行きました.過去の回想にも無駄がなく,トトの思い出を一緒に味わうことができました.トトとアルフレードが友情を深めていく過程,トトが素敵な女性に初恋をして,失恋をするシーンは本当にすばらしいと思います.
個人的には,映画館から広場の壁に映画を映像が映し出されるすシーンが,なんとも言えず優雅な感じがして,印象に残りました.

アルフレードを演じているフィリップ・ノワレの主演映画に「追想」という映画があります.この映画も過去を回想するシーンが頻繁に出てきた映画で,フィリップ・ノワレと言うと回想シーンを連想します.フィリップ・ノワレは「追想」当時では考えられないくらいこの映画ではいい味を出していました.

「ニュー・シネマ・パラダイス」という映画は,124分のバージョンと175分の完全オリジナル版の2種類のバージョンがあります(今まで知りませんでした).今回,はじめ「完全オリジナル版」を借りて鑑賞しました.124分バージョンと全く異なる映画という印象を受けました.124分バージョンではトトとアルフレードとの友情が中心に物語は語られています.それに対して完全オリジナル版では,それ以上にトトとエレナとの恋が強調されているように思います.完全オリジナル版を見た後,もう一度,124分バーションのビデオを借りて鑑賞しました.

私の印象としては,「完全オリジナル版」よりも124分バーションの方が,映画自体に余韻があり,上品な感じがして好きです.贅肉を一切排除し,全く無駄のない,完成された映画という印象を持っています.
私としては,124分バーションをお奨めしたいと思います.【dshu echo】

ニュー・シネマ・パラダイス@映画生活

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